2000年11月4日
西海パールシーセンター クロスホール
(佐世保)
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ルビコンの橋
ひとりぼっちのFriday Night
忘れないさ
少年
太陽が歌ってた
Spirit Of Love
Desperate Fools
Comes Rain
君にあいたい
Top To The Mountain

(En)
独り
あん日




5年越し?の念願が叶って、今回は諸岡さんの故郷、長崎・佐世保へ。
諸岡さん自身、佐世保でのライブは10数年ぶりとのこと。
しかも、高校時代の同級生の方々が企画・運営・その他全般を仕切ったという手作りのライブ!
会場は、西海国立公園 九十九島を見渡すイベントホール。
折りしも佐世保の町は「おくんち」の真っ最中で、とっても賑やかでした。
17時頃から、お揃いの"Moroken Club"(なんと背番号入り♪)ジャンパーを着こんで
忙しく動く人たちが・・・と思っていたら、入り口には 等身大のパネルやポスターが登場。
チケットも ステージの飾りつけも ほんとに全部が手作りで・・・何か、感激しちゃいました。


19時少し過ぎ、ライブがスタート。会場内は 立ち見も出るほどの大盛況!
地元のテレビの取材なんかも入ったりして、ますます期待感は高まるばかりでした。

一曲めは"ルビコンの橋"。諸岡さん、ちょっと緊張してるのかなぁ・・・??って感じでした。
でも、1コーラスが終わる頃には、いつもよりきらきら☆して見える諸岡さんスマイル♪
ほんとにね、客席を見まわしてる笑顔がすっごく良くって。あんな表情の諸岡さん、もしかしたら初めて見たかも。

MCでは、佐世保を出た時のことや、東京での生活のこと。その中で考えてること
時が経って変わったこと、そして変わらないこと…言葉を選ぶように話してくれました。

そして。
「お袋には"angel"って曲を作ってCDにしたけど、親父には作ってなかったなぁって…」
そんな言葉で始まった "少年"
Toshiyaさんのギターソロから入るアレンジが、何だかすっごくカッコいい!
この歌ができる、もう一つのきっかけになった甥っ子さんは会場に来てたのかなぁ。
聴いてた私の心境としては、今回のライブのメインテーマって感じなんですけどね、この歌。

以前、佐世保に帰った後のライブで初お目見えした曲。
あの時、こんなこと考えてたんだぁ・・・って、今日のMC聞いてて思ったのでした。

続いてはToshiyaさんコーナー♪
まずは、ToshiyaさんのMC。
・・・こんなに普通に話すのって初めて聞いた〜!
すっごく自然でね。
言いたいことがそのまんま伝わってくる感じが"太陽が歌ってた"の歌と同じだなって。

(ここぞとばかりに諸岡さんはToshiyaさんにツッコミを入れまくってましたが(笑))
歌の方も、いつになく声が伸び伸びしてて、聞いててほんとに気持ちよかった♪
で、コーラスやハープ入れながら、諸岡さんがToshiyaさんの方をず〜っと見てるの。
その時、すご〜く優しい目、してたのが印象に残ってます。
"Spirit Of Love"も、いい感じに肩の力が抜けてて絶品!でした。

その後のMCで「歌わすかどうか迷ったんだけど」なんて言ってた人がいたけどね(笑)

"Desperate Fools"は、諸岡さんのアコギだけでスタート。
抑えた感じの歌い方で・・・途中でToshiyaさんのギターがかぶさっていくとことか、じ〜んってしながら聴いてました。
続く"Comes Rain"は、一転してサビのコーラスをSharpに決めまくり♪
やっぱり、二人のハモりで入るアレンジ めっちゃカッコいい!
そして、「次は"君に会いたい"って歌を聞いてください!」なんてタイトルコールしたあと、
二人してギター抱えてうつむいて、そのままポーズ・・・・。
なかなか弾きださないから、どうしたのかなぁ?って思ってたら、なんと予定してた打ち込みの音が出ない(^_^;)
急遽「ギターだけでやります!」って、改めて"君に会いたい"がスタート。
いつもギターだけのアレンジで聴いてたから、「打ち込み??」ってびっくり。
今回、自主制作のテープを作った話とかをしてたので、
きっとテープには、打ち込みアレンジのが入ってるんだろうな♪
・・・なんて、楽しみにしてしまったのでした(笑)

ラストは、やっぱり"Top To The Mountain"
この前に入ったMCは、夏頃にBBSでも聞かせてくれたエピソード。

「8月にこっちに帰ってきた時、同級生たちと飲んでて
その店にあったギターで "Midway"を歌ってって言われて…今は、俺はMidwayじゃないんだ、って。この曲、歌いました。」

"Midway" と "Top To The Mountain"。
考えてみれば、どっちも道の途中なんだけど・・・でも、違うんだよね。
2曲とも大好きな歌だけど、「今」の諸岡さん、そしてToshiyaさんに似合うのは、やっぱりこの歌だと思ってる。

諸岡さんもToshiyaさんも、いい顔して歌ってた。

そして、会場いっぱいのお客さんからのアンコールに応えて、
諸岡さんが一人だけでステージへ。
「どうして歌を歌うようになったのかとか…あんまり話したことってないんだけど…」
この歌を、と始まったのは、アコギ一本の弾き語りでの"独り"

歌い終わったあとの拍手が、何だかとっても暖かく感じられたのは私だけかな。

ここで Toshiyaさんも再登場。
今日のライブ 最後の曲は"あん日"
「佐世保弁で歌います!」って、諸岡さんの一言。何かね、万感・・・って感じだった。
この日、ここでこの歌聴けたのって、すっごく幸せだったと思います。
途中で、今回の佐世保ライブを実現させた"Moroken Club" こと、高校の同級生の方の紹介が入ったりしてね。
"遠くで・・・近くで、みんなの微笑みを感じてます!"って。

満場の拍手の中、すべての曲が終了。
最後の音にかぶさるように、場内には"Top To The Mountain"が流れて・・・
どっぷり余韻に浸りながら、「来てよかったぁ・・・・」って、本心から思った今回のライブでした。


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