2002年4月14日
アルカスSASEBO イベントホール
(佐世保)
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君にあいたい
戻れない夏
From Ny Heart
Cross Road
さよならを消せなくて
太陽が歌ってた
冬空の日だまりにて
レクイエム
忘れかけた空
MARIA
Lovin'
Come's Rain
ずっと

(En)
少年
あん日



1年半ぶりの佐世保。できたばかり?のピカピカ☆のホールでのコンサートでした。

  HEART AIDの活動の一環としても開かれた今回のコンサートですが
  会場の周りは、手作りのポスターetcで飾られてて
  地元のTVのインタビュー&ライブ撮影なんかも入っていたのだそうで
  聴きに来た私たちだけでなく、み〜んなの期待が集まってるなぁ…
  なんてことを感じつつ会場内へ。
  周囲の迷惑を顧みず?最前列をGET〜♪(笑)

 Opening Actとして「ふ〜すけ」の2人が綺麗なハーモニーで
 会場の空気を和らげてくれた後、暗いステージにスクリーンが下りて
 HEART AIDのテーマ曲である「旅の途中」のプロモが流されました。
 スクリーンが上がると、いよいよ諸岡さんとToshiyaさんが登場♪
 期待の一曲めは、"君にあいたい"
 Toshiyaさんが久々にステージでEGを弾いてる!
 最初の音から、「気合だ!」っていう響きの音。
 ちょっと散漫になってた会場内が、一気にステージに集中していくのが感じられたような気がしました。
 "From My Heart""Cross Road"は、2曲続けて 何と初お披露目の新曲!!
すご〜くPOPなのが"From My〜"。
"Stay By Your Side"と ちょっと通じるモノがあるかな?
そして、がらりと雰囲気が変わって "Cross Road"は
Blues Harpと2人の乾いたアコギの音がめっちゃ渋い!!!
で、ここまで聴いて思ったのが
「このホールって音がクリアに聴こえるなぁ♪」ってこと。
ギターの弦をはじく感じとか、BHの音のかすれるところとかが
しっかり客席まで伝わってくるんですよね(^^)

MCでは、ちゃんぽん食べに行った話などで和みつつ(笑)
一転してのバラード"さよならを消せなくて"
そして、さっき諸岡さんに「俺より拍手が多い!」と言われていたToshiyaさんのMC。
やっぱり、ここぞとばかりに突っ込みまくる諸岡さんが何とも(笑)(笑)(笑)で、そのまま"太陽が歌ってた"へ。
Toshiyaさん、かなり緊張してたのかな?何か、力が入った歌い方だったような…。
最後に「ありがとう 長崎〜♪」って1フレーズ付け足して、歌い終わった時の笑顔が
かなり…相当…かわいかったですo(^-^)o(…失礼なやつ(^_^;))
続けて、またまた初披露のインスト"冬空の日だまりにて"
軽い響きの音が、とっても気持ちよく転がっていく1曲でした♪

"レクイエム"では、最後の1コーラスをずっと目を閉じて歌ってたのが印象的でした。
MCでは「長崎に帰ってきたらいつも曲を書いて帰るんですが…」という前置きで
"レクイエム"を作った時のこと、そして"忘れかけた空"を作った時のことを
お兄さんの言った言葉をそのまま使いながら話してくれました。
詞に出てくる『子どもの頃』の時間を過ごしたこの街で、この歌を聴くことができて幸せです。
この街で見るもの、聞くもの、感じること。
きっと全部がこの歌に繋がっていくんでしょうね(^^)

続けて、"MARIA""Come's Rain"へとアップテンポな3曲。
"MARIA"のイントロ、すっごいカッコよかった!!!!
抑えていても『熱い音』ってあるんですね〜(^^)
そして、"Lovin'"の今回のアレンジが絶品〜♪
EGが入ってのこの曲を聴くのって もしかして初めてかな?
聴いてて、本気で鳥肌が立ちました。や、ほんとに。
後半に入って、リラックスしてきたのか(?)音も声もすごく柔らかくって気持ちいい!
諸岡さんの声なんて、かっこいいのを通り越して、色っぽかったもんね〜♪

あっという間の本編のラストは"ずっと"
これはね…これは、不覚にも感涙(T_T)でした。
少しかすれた、かすかな響きのToshiyaさんのEGの音と、語りかけるような諸岡さんの声。
も、他に何にもいらない!っていう感じかな。

そして2人が退場すると同時に、すごいアンコールの声!
それに応えた諸岡さん、ここで何とSpecial Guestとして寺田 農さんの登場!
MCのあと、「"少年"を歌って欲しい」と、20数年前、諸岡さんがお父様に宛てた手紙を朗読してくれました。
途中からToshiyaさんがGで加わり、寺田さんの声が消えるのと同時にイントロがスタート。
今までに何度も聴いてきた"少年"なんだけど、今日は諸岡さんの声に圧倒されました!

どこか、深いところから搾り出してくるような音。
ワケあって客席の後ろの方からステージを見てたんですが、会場内の人たちが惹きこまれていくように感じられたんですよね。

最後のMCの中で、
「これからも1つ1つ証拠を残していけるような
          そういう気持ちで音楽を続けていきたい」
…そんな風なことを言っていたのが印象に残りました。
その言葉の余韻が残る中で、コンサート最後の曲"あん日"
大好きな曲なので、久しぶりに聴けて嬉しかった!

いつまでも続く、あったかい拍手の中でコンサートが終了。
その場の空気にずっと浸っていたいような、そんな気持ちになれた夜でした。

諸岡さん、Toshiyaさん、そして佐世保のMoroken Clubの皆さん、本当にお疲れさま&ありがとうございました!

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