2024年5月4日
食楽ICHIBA
(千葉中央公園)
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体より心が
Love Me Tender
忘れかけた空
秘密基地
(En)
ずっと

今回で20回目を数える音と飲食のコラボレーションイベント、"食楽ICHIBA"。
昨年に引き続き、諸岡さんがステージゲストで出演されるということで1年ぶりの千葉へ♪
ステージ屋根もテントもスコアも理性も(?)吹っ飛ぶ、
立っていられないほどの強風に見舞われた昨年のステージ。
それはそれで、逆風に燃える諸岡さんとスタッフの全力フォロー、
そして風にも負けずの猛者たちで最高に盛り上がりましたが
今年は暑いくらいの気持ちいい晴天!
少しずつ暮れゆく空のグラデーションを見上げての一杯は格別♪
夜の帳が下りた頃、本日のトリとなるステージが始まりました。
あちこちからあがる「諸岡さーん!!」の声に笑顔で応え、
ひと息を吸い込んでの1曲目は"今"
シチュエーション的に、最初はアップテンポから来るかな?と
思っていたので、少しだけ意外な選曲でした。
ホールともライブハウスとも違う、空気に溶けるように広がる、
でもまっすぐに伝わってくる声。
この、野外ならではの他にはない響きの中だからこそ、
いつも以上に聴こえてくる音もあるもので…。
1曲目から、そんな贅沢な音たちをじっくりたっぷり、堪能させていただきました。
続いては「空を見上げて…この歌を!」と始まった"空"は、語りを交えての歌い出し。
夜空の漆黒は、これもまた1つとして同じもののない「あの日の空」の色。
メンバー紹介を兼ねてのソロ回しは、恩田さんのフレーズと中さんのイロっぽベースがもう…♪

すっかりオーディエンスも温まってきたところで、"Oh Yeah!"のコール♪
何度もレスポンスを煽っての"体より心が"では、待ってました!とばかりの総立ちで送られた
高く上がる声と腕(とタオル)が最高でした!
そして、いくよー!!とばかりにニッコリ笑った諸岡さん。
かき鳴らしたアコギのフレーズは、オーディエンスの参加が定着してきた"Love Me Tender"
湧きおこる手拍子と、わっとステージの真ん前へと集まる観客の皆々さま。
のびのび動ける広い場所ならでは?の、高く両手を掲げた大きなハートがあちこちに咲きました♪
すっかりお馴染みとなった、落ちサビでのハンドサイン&「あいしてる♪」のコールもばっちり。
たくさんの笑顔と、コールの一体感。やっぱりライブだと盛り上がりますねー!
そのまま勢いを止めずに、"Wow Wow…♪"と"忘れかけた空"へ。
風向きによって微妙に変わる響きを感じられるのも、野外の面白いところ。
遠く遠く…と続くサビで一斉に振られる腕は、もちろん最後まで!案の定、翌日は軽く筋肉痛が出現(笑)
途中、手拍子をバックにピアノだけで歌った時の呼吸感、間合いが絶妙でした…!
あっと言う間のラストは"秘密基地"
ここで諸岡さんはギターを下ろし、マイクを手に。
歌いながら中さんに近づいていって、一瞬だけ目を合わせてコーラスに入るところ、
その阿吽の呼吸と、諸岡さんの一挙手一投足の妙が目に焼きついています。
歌って声だけではなくて…。こんな動きの1つ1つも「歌」なんですよね。
全身で響かせるブルースハープの揺らぎも最高でした♪
ここでは星は見えないけれど、地上の星座、街の灯りの瞬く夜の「秘密基地」でした。
そしてしっとりと音が引いて終了…と思いきや、間髪入れずのアンコール!
アンコールは想定外だったようで、一度置いたギターを再び手に。
ゆっくりと広場を見回して歌い出したのは"ずっと"
時に声を合わせながら、時に夜空を見上げながら…
柔らかな音色と、静かな歌声が夜の空気にしっとりと似合っていて、
同じ空の下で同じ時間を過ごした皆さんの笑顔がとっても印象的でした。
今日もまた1つ、かけがえのない宝物を。
20年にわたってこのイベントを盛り立ててきた純子さん、スタッフの皆さま。
これからもずっと、この地で繋がりが続いていきますように。
素敵な時間をありがとうございました…♪




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