東名阪ツアーから約半年、同じメンバーで再びの大阪見参です! 今回は初めての企画として、リハーサルの一部を見学できるチケットも登場。 人数限定、そしてメンバー全員の直筆サイン入りのポストカード+諸岡さんからのプレゼント付き。 参加された皆さん、普段は見ることのできない、 音ができていくシーンに見入っていらっしゃいました。 小一時間ほどでしたが、いつもとは一味違うトークに、 今日の本番ではやらないという曲…と盛りだくさん。 そのうちの1曲は、まさかの大好きなRodのバラード。 あれもこれも、の嬉しいサプライズでしたー! "Have I told…?"の問いへの答えは… 今も"愛"を叫ぶ練習…もといリハーサルしたし、 この後も叫ぶから"Yes♪"でいいのかな(笑) そしていよいよライブ本番。こちらにはサインなしの通常版ポストカードが付きました♪ 受け取ってくださった皆さまのお手元で、思い出の1つとなりますように…。 ほどなくして、SEの"Rosanna"に乗ってメンバーの皆さんがステージへ。 流れる音に、絶妙!なタイミングで周ちゃんがカウントを入れて "Lady"のイントロに繋がるというオープニングで、いきなりのインパクト。 諸岡さんはハンドマイクで歌い始め、途中でアコギを手に。 リハーサルでたっぷりあったまったからか(?)初手から声が熱い! 落ちサビで入った長めのブレイクが最高に決まっておりました。 そして、"アンジェリーナ"でさらに勢いを上げた音と声。 アウトロのドラム、麿さんのソロに圧倒! アップテンポで際立ったのが、音の粒立ちと響きのバランスの気持ちよさ♪ 配信ではまた少し違って聴こえますが、こちらの会場、いい音ですねえ。 本編最初のMCでは、今日の晴天と折よく満開となった桜の話題から"空"。 麿さんのスライドギターと、中さんのイロっぽベースのラインにうっとり。 "俺はどこに…"のところで「大阪だー!」とアドリブ入れてましたねー。 「あの日と同じ色の空は、大阪に続いてました」とMCを挟んで、周ちゃんと1990年にレコーディングした曲、"HOLD ON"へ。 歌の前にコーラスの練習!とフロアに"HOLD ON♪"のコールを振る諸岡さん、 いきなりすぎて、最初の1回目に声を出したのは約1名でした(笑) 何度か繰り返して声が大きく出てきたところで、少しスローなテンポでイントロ。 満場の"HOLD ON♪"、あの日のJack Bitesのステージを思い出しました…♪ MCでは、大阪までの車中でのあれこれ、な話にトークが弾みまくり、 何とか(?)「こんな朝もありました」と着地して"手紙"。 泣けるほどに深い恩田さんの音色に、柔らかな笑顔で歌を乗せる諸岡さん。 そこにバンドの音が重なり、終盤にかけて厚みを増して盛り上げた後に ふっとアコギ1本に戻す、でも声の力はそのまま。この緩急の鮮やかさが最高…! アウトロで周ちゃんが手で叩くスネアの、どこか懐かしい響きと、マイクから離れての生声でのフェイクに震えました…。 "お元気ですか"の一節に触れて、今度は中さんを巻き込んでのMC。 この歌詞がここにおさまるまでのアレコレの後は、麿さんのソロライブの情報なども。 そして、リハーサルから参加した方には分かる「次はあの曲ですよー!」の一声からの "Love Me Tender"は、コールもハンドサインも、リハの成果がばっちり♪ 2回コールしたところにサビを1フレーズ歌い、そこから諸岡さんのカウントでイントロへ。 今まで気づかなかったけれど、周ちゃん、叩きながら歌ってるんですねー♪ フロアに笑顔が弾けたところで、空気の色を一転させるアコギの鋭い音で"Lovin'"。 サビから始まる1曲、あれだけ"愛してる!"と叫ばせた後に"愛しておくれよ…"ときますか♪ タイトなドラムに麿さんのギターのうねり、Keyは華やかだし、ベースはイロっぽいし、 諸岡さんの声は熱くて渋くて、目も耳も足りなくて、つまりバンド最高! 最後の音をカウントで繋いで、勢いやまずの"ルビコンの橋"へ。 この時は、目も耳もすっかり中さんに釘付けになっておりました(やっぱりベースが好き★) 麿さんがこれでもかー!と音を重ねるアウトロに、フェイクでばしりと決めて締めたところで チューニングなどしながらのMCで、本日解禁のライブ告知が! 今回は場内にモニターがなくて、会場参加の方には見ていただけなかったのですが、 同時配信されていたツイキャスでは、この時のためだけに用意された(??)告知画像が流れておりました♪ 今日のメンバーに土方さん&理久音さんという、まさかのトリプルギター。今から待ち遠しい! 話しながらギターを置いて上着を脱いだ諸岡さん。 そして「これ、動画OK!拡散してね」と、ここ最近のおなじみ(?)、突然の撮影許可! "今"はイントロなしで始まるのですが、急すぎてみんなスマホ出すのが間に合わず(笑) 麿さんが「ほら、みんな撮る準備できてないから!」と突っ込んでリトライ。 ひと呼吸の間合いと、ふわりと重なったピアノの音色に染まって、一瞬で色を変える空気。 声や音は言わずもがな、表情や仕草、照明の色合いや動きによって落ちる影… そんな、映像には留めきれない「何か」が、ライブに惹きつけられるfactorなんでしょうね。 続く"エール"は、つい先日、九州の企業CMに決まったばかりの1曲。 ラスサビの1フレーズからイントロへ繋ぐアレンジ、テンポ感が最高に気持ちよかったです! そして、麿さんのGtの跳ね加減がとにかく映える! 間奏で恩田さんにソロを振ってタオルをぶん回す諸岡さん、 フロアでもタオルやペンライト回ってましたねー♪ 音終わりからGtで音を繋ぎ、「立ちますかー!」と煽って 総立ち!での"凹んでんじゃねえ"。 スタンディング久々!って、テーブルなしで椅子だけって会場が久しぶりなんですよね。 "Keep On!!"とマイクから離れて前で煽りまくる諸岡さんと、全員のソロ回しで熱気は最高潮。 そこに、さらに畳みかけるように"Oh Yeah♪"のCall&Resをいつも以上にたっぷりと! "忘れかけた空"の、コールからカウントのイントロでバシっとハマるリズムが鳥肌モノ♪ 思い出しただけで拳を振り上げたくなってくるくらいです(笑) フロアいっぱいに高く上がる腕越しに見えたステージの眩さ、ココロに灼きつきました。 歓声と拍手の中、「音楽だけは僕に嘘をつかずに、そばにいてくれた "宝物"」の言葉とともに 本編のラスト曲となる"秘密基地"。 ハンドマイクで語るように歌う声と表情、ゆっくりと揺れるフロアの光景が印象的でした…。 そしてアンコール。 まずは諸岡さん1人が登場し、MCからメンバーを1人ずつ紹介してステージへ。 麿さん→恩田さん→中さん→周ちゃん、の順だったかな。 周ちゃんの登場時のひときわ高い歓声に、「周一!ひとこと!」と振る諸岡さん。 1曲目の"Estrange"は、恩田さんのピアノから。この音色が本当に綺麗で…。 "夢の欠片…"の1フレーズで、手をぐっと握りしめた仕草に揺さぶられました。 2コーラスでバンドが加わって、ラストにまたピアノに戻るアレンジにも感涙です。 音に浸りつつ、前作のアルバムタイトルが決まった時のことを思い返しておりました。 実はこれ、収録曲から取りました、なんて単純なことではなく…あの時のひとこと、機会があればいつかお披露目したいものです。 ここで、「ワガママ言っていいですか!」と本日2回目(リハ入れたら3回目!)の "Love Me Tender"…は完全に予定外だったようで、恩田さんは散らばるスコアを発掘(笑) 満場のハンドサイン&コールがばっちり出たところで「最後ー!!」と"Endless Road"。 波のように寄せ引く音、この最終盤でさらに伸びてくる声、そしてラスサビのフェイクが圧巻! 配信ではカメラと視線の高さが同じでしたが、ここ、実際はステージ位置が高めなんですよね。 アウトロが鳴り響く中、光に浮かび上がる姿に痺れました…。 鳴りやまない拍手に、SEの"エール"が流れ出してライブが終了…と思いきや、 「もう1曲やる!」と諸岡さんがアコギを抱えて歌い出したのは"ずっと"。 弾き語りの柔らかな音色と歌声にゆっくりと揺れるフロア。 そこに静かに加わったバンドの優しい響きと、恩田さんの奏でるフレーズが素敵でした。 そして間奏の麿さんのソロ、初めて聴くトーンがとっても新鮮。 終盤のサビ前のリフレインは、アカペラのようなゆっくりとした間合いが絶品…! 今夜、ここにいられて幸せだなー、としみじみと思いながら聴いておりました。 最後は「みんなで歌いたい」の一言から、メンバー1人ずつに、そしてフロアにも歌を振り、 コロナ禍前の"当たり前"の光景が戻ってきた、そんな実感を抱いたひとときに。 北は札幌から南は九州まで、遠方からの方もいらしていた今日のライブ。 入口は色々でも、同じ音楽に、同じ歌声に同じ場所で浸る"宝物"な時間。 これも1つの"好きな人と、好きな時を"の形かも、ですね。 たっぷり4曲のアンコールで、本日のライブが終了。 改めて流れ出した"エール"に乗せて退場…の途中で再び歌い出す諸岡さん。 最初から最後まで、予想外が続いた最高の一夜となりました。 うん、楽しかったー! 諸岡さん、メンバーの皆さま、そしてお会いできた皆々さま。 今回もありがとうございました! (独り言)初めての対応+直前で色々動きのあった今回。とりあえず全部、間に合ってよかった…! ←Back to Live Report Menu |