こちらZOHMが明大前に移転されて、初の「三人衆」ライブが行われるはずだった、2019年2月。 急遽の事態に、「気持ちは3人で…!」と、諸岡さんとTakさん2人でのステージとなった日。 数年の時を経て、"三人衆"ライブが同じZOHMで復活となりました。 他の場所では何度か拝見していたものの、やっぱり発祥の地(?)で堪能しなくては…♪ ![]() すっと一息吸い込んで、アコギをかき鳴らしながら "♪愛しておくれよ…河野啓三〜!"と歌い出した諸岡さん。 "Lovin'"での開幕、ひと声めから、なんて熱い声! そこから、「3人で」いきます!の一言を挟んでイントロへ。 鳴り響く鮮やかな音色、そしてこのタッチ。 聴いた瞬間、ああ、これ啓三さんの音だ…!と感激です>< 少し重めのテンポが逆に熱さを生み出していて、 その熱は「歌って!」と煽る諸岡さんとそれに応えるフロアで加速し、間奏のKeyソロで1つめのピークに。 ![]() そして曲は"風の中のストーリー"へ。 Takさん、心なしか以前より音色が柔らかくなったような…。 そこに、手数こそ少ないけれど存在感のある啓三さんの音と、 伸びやかな諸岡さんの声が合わさって、何とも気持ちのいい響き! MCを挟んでの次曲は"SIGNAL"。 未だに音源化されていないこちら、ライブでも少し久々でしょうか。 これ、メロもですが、詞が大好きな曲の1つなのです…♪ 啓三さんのコーラスも入り、華やかな音色がかえって切なさを醸し出しているような。 3曲が終わって、ほどよく口も温まったのか(?)続くMCはなかなか妙な盛り上がりを見せ(笑) 毎度のことながら本当に見事に空気を戻して、啓三さんのピアノをメインに置いた"Heart to Heart"。 ![]() ゆるり、と重なるベースのライン。 しっかり個性が立っているのに歌が映える、柔らかく、それでいて強く響く音色にうっとり。 そして諸岡さんの声はどこまでも深く、やっぱり何度聴いてもライブでのこの曲は絶品…。 ふわりと残る余韻を繋いで、こちらも久しぶりの1曲、"戻れない夏"。 折しも9月の半ば、この曲にぴったりの季節…とは言え、最近はまだまだ酷暑ですからね>< 諸岡さんの、わずかに掠れる声と、少し細めた視線に夕焼けの情景が重なるようでした…。 それを一閃するベースとKeyで"体より心が"のイントロへ。 Oh Yeah♪のCall&Resも、久しぶりにフロア全体で思い切りよく復活! 啓三さん、ほぼ右だけの運指…と伺っていたけれど、それを感じさせないほどの多彩な音たち。 Takさんのさりげないサポート、そして何より、弾いている時の楽しげな表情が印象的でした。 「あの頃もやっていた曲たち」尽くしで、第一部が終了。 ![]() まずアコギ1本で始まったのは"LADY"。このメンバーで初めて聴く、「秘密基地」からの1曲。 途中から重なるTakさん&啓三さんの音を差し色に、さらに艶やかに伸びる諸岡さんの声と、 ラスサビ前に入ったKeyのグリッサンドが華やかー! 続いて奏でられた"空"は、今日のアコギの音色と、滑らかなベースが一番似合っていたような。 そっと音に乗せた歌い出し、そこから高まっていく声は、また違う色の空を見せてくれました。 しっとりじっくり聴きたい曲ぞろいの「秘密基地」中でも、切なさと甘さが入り混じる"今"は ほんの少しKeyが強い?と感じたのもつかの間、「君となら…」と語りかけるような歌声に、 前段の"空"と相まって、もう涙腺がゆるみっぱなし。気づけばボロボロと涙しておりました…。 これ、2曲続けては反則モノですよ…ほんとに。 ここまで座って歌っていた諸岡さん。おもむろに「立つぞー!」と立ち上がってギターを構え。 ちょっと照れくさそうな表情とこのフレーズは…"Love Me Tender"♪ 諸岡さんのフィンガーハート&フロアからは両手でハートのハンドサイン、もすっかり定番に。 私もこの時ばかりは写真撮るのを放り出して←、一緒にハートを送りまくっているのです(笑) フロアの空気もたっぷり温まったところで、諸岡さんのアコギが繰り出すシャープな音色。 鋭く取ったカウントでベース&Keyが加わり、"アンジェリーナ"のイントロへ。 ![]() 終盤に向けての盛り上がりから、熱気はそのまま続く"忘れかけた空"で最高潮へ。 2コーラス目に入るところの歌い方、一瞬息をのみました!こういうの、大好き。 それにしてもこのギター、柔らかい中にもピシっと芯のある、いい音がしますねえ♪ 歌の熱も冷めやらぬまま終わった第二部は、そのままアンコールへと突入。 MCでは、啓三さんもトークを♪ アルバムの曲がラジオから聞こえてきて…なんて話をしてくださいました。 ![]() ポロリ、と爪弾くアコギの音色と、どこまでも優しい響きの諸岡さんの声。 ラララ…♪のコーラスは、フロアだけではなくTakさんにも振って、何度もリフレイン。 その合間に言葉を挟みつつ、最後はしっとりとした歌声の余韻が残っておりました…。 あの頃、セットリストによく並んでいた歌たち、そしてあれから生まれてきた歌たち。 思い出を顧みるのもいいけれど、いつまでそこに留まってるの?と問いかけるようにも聞こえる、 1つとして同じもののない、ライブの音。 ライブは、聴く側の心も映す鏡。 わずかな揺れも感じられるように、自分のココロも磨いておかねば!と思った一夜となりました。 ![]() 改めて、お帰りなさい啓三さん! 今夜もありがとうございましたー! 今回のお遊び。 ![]() 同じデザインで色々と試作(という名のお遊び)しているうちの1つ。 水で貼って剥がせるインスタントTatoo♪ 今日のライブにお越しになった方々に、プレゼントさせていただきました! ライブ終了後に、諸岡さんが「俺も貼るー」と言ってくださったので遠慮なく(笑) さー、次は何を作ってみましょうか★ ←Back to Live Report Menu |