今年も実現、"ヒジケンリク"。2月&3月生まれ、お誕生日の近い3人がみたびの集結です。 アコギを手にした諸岡さんを真ん中に、"父子鷹"のお2人が左右に立つ絵はいつ見ても壮観! 満席の熱気の中、まさかの"Have You Ever Seen The Rain"で幕開け。 ![]() この曲はライブで聴くのは初めてな気がします。 何でも、今日は雨が降ってたから…と急遽演ったそうで。 こんなシーンも、こちらでのライブならではですねえ♪ ひと息おいて、新アルバムから"手紙"。 柔らかく抜ける声と、3本のギターの響き合いが気持ちいい。 後半に見せた、ふっと遠くを見る目が印象的でした。 歌終わり…と思いきや、いきなり"手紙"のメロディで 「花粉症がキツイ〜♪」と歌い出す諸岡さん(笑) 目やらノドやら色々とアレルゲン不明な症状が出たそうな。 空気が和んだところで、しっとりと"抱きしめながら"。 アコギに重なる2本のギターの音色がどこまでも優しくて、 まだ少し肌寒い、こんな雨の夜にしっくりと馴染む曲。 MCを挟んで、土方さんがリードを弾き始め…たところに、「ちょっと待って」と諸岡さん。 ForeigerのHead Gamesを思い出して歌い出しそうになっちゃった…と(笑) びっくり笑顔の土方さん、仕切り直しで再びのリード。 あれ?これってもしかして…と思ったら、やっぱり"風の中のストーリー"!アレンジばっちり♪ 2本ののカッティングがコロコロと気持ちよくて、合間に入る諸岡さんのフェイクもハマって。 理久音くんのソロ、そして土方さんのコーラス。曲のこの化けっぷり、ヒジケンリクの醍醐味! ![]() うん、私も新アルバムの中では一番のFavorite。 いつも、タイトル曲を差し置いてラジオへのリクエスト書いてしまうくらい…(笑) 土方さんの手には銀色に光るスライドバー。この音がいいんですよね。 時折、期せずしてアコギの弦がキュッと鳴る音と重なったりするのが、さらにまた…♪ 今日も心の中に、たくさんの"あの日の空"が広がりました。 親子な会話をまじえたMCの後、第一部の最後に…と"秘密基地"をゆっくりと。 これはもう、諸岡さんの声がとにかく絶品ー!のひとことに尽きました。 間奏でのツインギターのフレーズ、そこに重なる声のさらなる力強さ。 バンドとも、弾き語りとも違う迫力は、やっぱりこの"ヒジケンリク"ならでは。 これだから、どのライブも見逃せないのです>< そしてここで、お店からお誕生日プレゼント!というサプライズ。 ZOHM DREAM DINERオリジナルの"DOLCE&BANANA"を3人お揃いで♪ 休憩中にいそいそと着込んだ皆さん。代わる代わるの写真攻めにあっておられました(笑) ![]() まずは理久音くん。 数年前に作ったという、なんとギターでスラップ!な1曲。音も弾く姿もCool♪ 続いて、フロアからの「お父さん!」の声を「お父さんはですねえ…」と受けた土方さん。 1月に逝った巨星、Jeff Beckの"Cause We've Ended as Lovers"…"哀しみの恋人達"。 あまりにも有名なこの曲ですが、目の前で聴く"泣き"の音色は圧巻の一言。 支えるように低音部を合わせる理久音くん、音色はもちろん、目線や表情も素敵でした! そしてお馴染みとなった"STORM RIDE"、今回はオケなしの2人だけでトライ!と。 颯爽と2本のギターが…と思ったら、土方さんが「お父さん、間違えました」(笑) ばっちりとリトライ。オケなしとは思えないほどの迫力、疾走感がカッコいい! たっぷりと"父子鷹"を堪能したところで、フロアで楽しんでいた諸岡さんもステージへ。 諸岡さん、と言えばRod。Jeff BeckとRodが揃えば…あの曲しかないですよね♪ "People Get Ready"、もう、ハマらないわけがない。 何とも楽しそうに、そして気持ちよさそうに歌う諸岡さん、聴いているこちらも最高の気分。 All you need is faith / This time I'm ready.ここで、今日聴けたことに感謝を。 さあ、ともに歌おう!と始まったのは、まさかのCarol King / "You've Got a Friend"。諸岡さんの歌で聴く日が来るとは…! 土方さんもボーカルを取って、ラストは2人でかけ合いのように "You've Got〜"とリフレイン。 そこから、土方さんと理久音くんがアイコンタクトでカウント。そして鳴り響くイントロだけですでに涙目です>< こんなに「まさかの」な選曲が続くライブ、初めてかもしれません。 ![]() 歌いながら、天を指す諸岡さん。1コーラスの後、一拍の間を置いて"今"へと繋がりました。 こう来ましたか…と、もう半ば呆然と、陶然と聴き惚れておりました。 こんなに柔らかくて優しいのに、ココロの深い部分にまで真っ直ぐに響いてくる声。 ラスサビの静けさに、また涙が。新アルバムの曲は、どれも琴線に触れてきますね…。 5月に東名阪のツアーに出ます、とMC。土方さんのスケジュールが合わないとのことで、 その理由でもある、徳永英明さんのナンバーを突然歌い出す諸岡さん。 ん?とKeyの補正して、土方さんまで加わってもう1回(笑) そんなこんなですっかり温まったフロアからのHand Clapを誘って、"Love Me Tender"。 気づけば、ここまできて第二部初のオリジナル1曲目でした! 定番になりつつあるハートのハンドサイン♪も、もちろんフロアのあちらこちらに。 MCを挟み、"Top to the Mountain"の一音に、それまでの空気が一変。 最初にサビの"Top to〜"の一節が何度か歌われる中、2本のギターのユニゾン&ハモリが重なって そこからイントロのあのフレーズへ。アコギの音もエレキに負けずと効いていて、 少し重めのテンポと厚みのある音色が、飲み込まれるような熱さを生み出しておりました。 "ヒジケンリク"、本当にどう化けるか分からないドキドキ感+がっつりじっくりの聴き応えがあるんですよねえ…。 ![]() 熱を冷ますように、そして別の熱を呼び覚ますように"ずっと"。 理久音くんの、ハーモニーの効いた柔らかなイントロの音色がとっても綺麗で…。 そこに諸岡さんのアコギ、そして "お父さん"のギター。 1フレーズだけ挟まれた"嘲笑"…から、ゆったりと、しっとりと、でも芯のある歌声で。 ![]() 歌が終わっても拍手は鳴りやまず、再アンコールの"Estrange"…は予定外だったのか「Cで」なんて一言も。 たっぷりの余韻と皆さんの笑顔を残して、本日のライブが終了。 毎回、予約開始早々にSOLD OUTなこちら。 今夜も満員+α…ということで、私は特等席?と名高い、初のカウンター内から参加させていただきましたー。 盛りだくさんな曲目も含めて、なかなかに新鮮なライブ体験となりました! 素敵な笑顔で、最高に居心地のいい場所と時間を創り出してくれるオーナーの純子さん。いつもありがとうございます♪ ←Back to Live Report Menu |