2021年12月24日
くにたち市民芸術小ホール
(国立)
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(第一部)
風の中のストーリー
アンジェリーナ
Eternity
熱き心に
Estrange

(第二部)
Open Arms
HOLD ON
Cocoroの翼
Whire Christmas
体より心が
忘れかけた空
(En)
ずっと

「冬のコンサート」と銘打たれた、クリスマスイブの一夜。
本日のメンバーは、岩瀬聡志さん(Pf)/takaさん(Ba)/小暮'Jari'孝史さん(Gt)。
そう、今日の岩瀬さんは生ピアノなのですよー♪
ライブは、緩やかなピアノの音色からスタート。
そこに、諸岡さんの爪弾くアコギがふわりと重なって"風の中のストーリー"
空間が広いこともあって、とっても柔らかい響きの音と声。
続く"アンジェリーナ"も、しっとりゆったり。
ソロ回し、そしてtakaさんのコーラスも入って、いつもと違う雰囲気!
MCを挟んで、「このへんでギターは置いてピアノで…」とマイクを手に取る諸岡さん。
静かなカウントから"Eternity"へ。
イントロから歌い始めに入るあたりに鳴った、低めのピアノの響きが最高に心地よくて
そこに入ってきた諸岡さんの優しい声がまたまた心地よくて…。
終盤、小暮さんのソロで熱が上がったところを、ふっと抜いてくる声がもう(/_<。)
しばしうっとりと聴き惚れておりました…。

そして長めのMC。製作中の新しいアルバムのことなどもちらりと話してくれました♪
続いて歌われたのは、"熱き心に"…普段のライブではまず出ない、レアな選曲ですねえ。
でもそこはやっぱり、「何を歌っても諸岡ケンジ!」と云われる本領を発揮なのですよ。
ちょっとしたフェイクとか、声の余韻とか。
そして歌い終わった後の、歌詞を見ながらだと歌にならないね!という一言が印象的でした。
ここで小暮さんとtakaさんがステージを下り、第一部最後の1曲へ。
ピアノとアコギだけでしっとりと"Estrange"
たっぷりのイントロ。かすれるアコギの音色がすでに感涙モノでした…。
そして、終盤のハーモニカからの転調、そこからの歌声の深さ。
"夢の欠片…"の最後の捻り、ぎゅっと胸を締め付けられるようでした。
ふわりと残る余韻を残して第一部が終了。

第二部は、まずはメンバー3人がステージへ。
続いて、奏でられるゆったりとした音色に乗せて、中央から諸岡さんが。
このフレーズは…"Open Arms"
今年に入ってからかな?ライブ配信の中で歌われ始めた、Journeyの名曲。
ここ数回のセトリにも入っていて、そのたびに大好きな曲を大好きな声で、そしてそれを生で聴ける幸せを噛みしめております♪
そして諸岡さん、歌の途中で立ち上がり、スタンドにマイクを挿した…と思ったら
そこから離れて、まさかの生声で!
何も通さない、ストレートに響いてくる声は、言葉にできないほど…。

"HOLD ON"は、アコギからピアノが入って、カウントで小暮さんのGtが一気に。
かなりスローなテンポが今日の音に似合う!
何ともいい笑顔で歌いきった諸岡さん、MCで東京自由学院や"Cocoroの翼"のことを。
ここでステージに招き入れられた生徒さん3人、それぞれがしっかりと自己紹介!
長く続くコロナ禍で、今日が初めての人前での演奏になる…という生徒さんも。
ベースにカホン、そしてマイクを握って"Cocoroの翼"を全員で一緒に演奏。
マイクを回しての"明日に向かって〜♪"、そしてカホンソロもばっちり決めてくれました!
今回も声を合わせることはできないので、ココロの声と手話で一緒に歌っておりました♪
続いてはクリスマスイブならではの"White Christmas"
クリスマスソングを1曲入れる…とは聞いていたのですが、これを選ばれましたか!
懐かしいメロディに、会場の空気が柔らかく温まったところに鳴り響くGtの鋭い音色。
一気に場を塗り替える、勢いのある音たちと、諸岡さんのカウント一閃で"体より心が"
このあたりの緩急の呼吸が、やっぱり生ライブの醍醐味!
そして今度はHand Crapを煽って、いつもより少しスローな"忘れかけた空"へ。
歌い語りなしのイントロ、短いフェイクに岩瀬さんのグリッサンドがカッコよかったー!
最初は少し抑えて、そして中盤からは立ち上がって、どんどん熱さを増していく歌声。
このくらいのテンポだと、余計にその力強さと熱さが際立ちますねー♪
大きな拍手の中、1人ずつメンバーが紹介されて第二部が終了。
すかさずのアンコールに応えて、最後は"ずっと"をピアノに乗せて…。
途中、再びマイクを離した生声に、柔らかく重なるベース、そしてギターの弦の鳴る音。
足を運んでくださった皆さまと、主催者の方への感謝の言葉が添えられた
最後の音を拍手が包み込んで、本日のコンサートが終了。
2021年のクリスマスイブ。素敵な一夜をありがとうございました!

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