長かった緊急事態宣言が開けて、まだまだ予断は許さないながらもやっと少しずつ動き出した秋。 ライブイベントへの出演から約6か月。そして冠ライブとしては去年の7月以来(!)の生ライブは Keyに岩瀬聡志さんを迎えて、長友じょうせいさん(infix)とのツーマンライブ! 今回で3回目となる、木更津のLive&Cafe HappyHappyさんに行ってまいりました♪ ステージにはビニールカーテン、各テーブルに並ぶアクリル板。 それでも、フロアに集う皆さんの表情の楽しそうなこと! 配信などなど、音楽に触れる方法はとっても多彩になりましたが、 やっぱりライブを待ってたのですよー! 楽屋からの突発の配信なども飛び出しつつ、開演定刻に。 まずは岩瀬さんが「前説」と言いつつ1人でステージに登場。 木更津の話題を交えて場が温まったところで長友さんをコール♪ お2人とも、さすがの淀みない話術で話が尽きません(笑) そして岩瀬さんが一度下がって、1st Stageがスタート。 スパロボ魂でのステージは配信で拝見していたものの、 初めましての長友さん。歌声の迫力がすごいー!! 合間の?トークも楽しくて、歌とのギャップにもびっくり。 不勉強ゆえ、セトリや各曲の感想の割愛をご容赦くださいませ>< 途中から岩瀬さんが加わって、2人編成とは思えない厚みと熱量に圧倒!のステージでした。 HappyHappyさん、フロアのどこからでもすごく音が聴きやすいんですよ♪ 柔らかな音も、力強い響きも気持ちよくて、大好きなハコなのです。 換気タイムを兼ねた休憩を挟み、2nd Stageの諸岡さんのライブへ。 ゆっくりと、アコギとピアノで始まったのは"You're in my Heart"。 まさかコレから来るとは…1曲目から意外な選曲ー! 低めの音でしっかり支えながら、どんどん彩りを増すピアノの音色に、 アコギの弦がキュッと鳴るのが聴こえただけでもう感涙(/_<。) 諸岡さんの声の響きが空気を揺らすのがはっきり分かる感じ。 音って、耳で聴こえるものだけじゃないんですよねえ…。 と、1曲目から「やっぱりライブだなー><」と思わせてくれる幕開け。 曲終わりから"体より心が"へと繋いでいく、岩瀬さんのピアノ。 Bluesyな響きに、諸岡さんのアコギが重なってくるのがまた渋い! ゆったりめのテンポも相まって、かなりオトナな1曲に。 少し気怠さを含んで、うん、カウンターでグラス片手に聴きたくなるような…。 もしかしたらこの編成だからこそ、の空気感。これがライブの醍醐味ですねえ♪ 2曲終わって、ここでMC。 岩瀬さんとのライブは意外にも初、とのこと。 「長友さんのトークのテンションには付いて行かないようにしないと…」などと言いつつ(笑) コロナ禍でライブが何度も途切れてきた中、ようやく実現した今日のライブ。 歌にどっぷり浸りたくて…という一言に、言葉以上の想いを感じたような気がします。 そんな想いを込めて…と始まったイントロ。これは…まさかの"Open Arms"ー!! (すみません、Journeyの中でもこの曲が大好きでして) 先日、YouTubeでもこの歌で動画をアップされていた諸岡さんですが、 まさか生のライブで、しかもピアノの弾き語りで聴ける日が来るなんて。 アコースティックならではの時間。しばし、じっくりと聴き入っておりました…。 最後のピアノの音の余韻を引き継ぐように、音色を変えてゆったりと響かせるKeyに 爪弾くアコギを重ねて、"Estrange"のイントロへ。 かなりスローに抑えたテンポ。2色のKeyの音色と、呟くような諸岡さんの歌声。 熱すぎず抑えすぎず…の、静けさの中の絶妙な力強さ。 終盤、諸岡さんのハーモニカのフレーズからピアノが転調して、最後のサビに入るところ。 1トーン上がった諸岡さんの歌声に、ファインダーが霞みました(/_<。) 今日、この場でこれを聴けて、ほんとに幸せです。ありがとう。 歌終わりのMCでも、再び「歌に入り込みたくて」という言葉を使い、 それを叶えてくれた、と岩瀬さんを紹介する諸岡さん。 岩瀬さんが「歌がうまいと、こちらは漂っているだけで最高なんです」と受けて。 歌えることが当たり前、ではなくなった日々。だからこそ気付いたこともあるんですよね。 そして、いきますか!と気合いの一声。 足でリズムを取ってカウント、からのあのイントロー! "Don't Stop!Carry On!"、Keyの奏でる、原曲に忠実な華やかなフレーズ♪ リズム隊なし、Keyとアコギだけで原曲アレンジ、ってライブでは初めて聴いたかも。 1台の鍵盤から、あんなに色とりどりに華やかな音色が飛び出してくるなんてー! 諸岡さんの声の力強さはもちろん、岩瀬さんのコーラスもばっちりハマっておりました♪ 歌終わりには、岩瀬さんによる「ココを決めると!」なフレーズの解説まで(笑) 次回の川口ライブの告知を挟んで、諸岡さんが弾き出したのは"忘れかけた空"。 「今、本当に色んな思いがある。お客さんの前で歌えるのは幸せだー!!」と叫んで イントロへ。この、即興の歌い語りを聴くのも久しぶり。 うまく表現できないけれど、ああ、戻ってきたんだ…って感じたんですよね。 岩瀬さんのソロを挟んでの歌い出しから、音も声もどんどん熱を増して。 その響きに昨年からの色々を思い出し、真っ青な空を横切っていく映像まで脳内再生され。 聴き入る…じゃないな。どっぷりと浸りきっておりました。 そしてここで諸岡さんからのコールに応えて、長友さんがフロアからステージへ。 お2人が話している間、岩瀬さんがずっと"Cocoroの翼"からのフレーズを弾いてらして。 (話されている内容にフロアは爆笑でしたが)その音色が柔らかくて綺麗で、ですねえ…♪ こういう空気感も、やっぱりライブならではの楽しみなんですよねー。 ゆっくりと、ピアノの音色に乗せての"Cocoroの翼"。 アコギを交えて、ひとつひとつの言葉を語るように歌う諸岡さん。 そこに長友さんがハモリを添えて、サビは2人のユニゾンで! 少しずつテンポアップしていくにつれて、表情を変えていく歌声。 そして、何度も繰り返される"明日に向かって〜♪"のフレーズ。 制約がなければ、フロアの皆さんと一緒に…というところでしょうが、 そこは心の中で思いっきり! それでも一緒に歌いたくて、声の代わりに手話を合わせておりました♪ 思えばこの手話も、コロナ禍の繋がりの中で生まれた1つ。 失ったものも多いけれど、失われたものばかりではない、のです。 MCを挟んで、最後の1曲は"見上げてごらん夜の星を"。 長友さんはオカリナ、諸岡さんはハーモニカを手に。 優しい音色と、重なり合うお2人の歌声。 素敵な音で充たされた空間、本当に贅沢でした…。 歌終わりの大きな拍手がそのままアンコールに。 予定していなかったようで、何をやりますかね…という諸岡さんに、 何でも!とすかさず応える岩瀬さん。 そして諸岡さんが弾き出したのは、名曲"Stand By Me"♪ そこに岩瀬さんが音を合わせて、お2人が歌い繋いでいきます。 合間にはそれぞれのソロ回し♪ 岩瀬さんのソロ、どこか可愛らしい音で気持ちよかったー! 続いて長友さんのギター、からの諸岡さんのギターソロまで♪ いつもならフロアとCall&Res、ですが、今日は「心の中で!」と。 「また会いましょう!」の一言で、本日のライブが終了。 配信や動画の良さはたくさんあるけれど、同じ場にいるからこそ感じられるものがある、ということを改めて実感。 他では聴けない、今日だけの音。 そんなライブの醍醐味をたっぷりじっくり堪能した一夜でした。 諸岡さん、長友さん、岩瀬さん。そしてママさん始めHappyHappyの皆さんと、今夜ここでご一緒した音楽を愛する方々♪ きっとまた、この場所で! 素敵な時間をありがとうございました♪ ←Back to Live Report Menu |