2019年9月21日
ZOHM DREAM DINER
(明大前)
MENU
(第一部)
体より心が
Lovin'
抱きしめながら
Mother
SHOUT
Top to the Mountain
(第二部)
-Solo-
Heart to Heart
アンジェリーナ
Lonely Sniper
忘れかけた空
(En)
Don't Stop!Carry On!

2人では初?の超絶ギタリスト、Kelly SIMONZさんとのライブ。
告知の時から、一体どんなんなるのかなー、と楽しみにしていた夜なのです。
満席の中、初手から全開の掛け合いトークでスタート。そうだ、このお2人だと喋るんだった(笑)
音が鳴り始める前から盛り上がり…からの一転、手数もエフェクトも分厚い音からスタート。
華やかに鋭く響く、いい意味で派手な音色は、いつしか"体より心が"のイントロへ。
迫力というか、圧も凄い。"
同じ2人編成なのに、全然違うものになるんですね。
諸岡さんの声も、Gtの濃さを弾き返すような
いつになく硬質で張った響きに聴こえました。
少しテンポを落とした曲調に似合ってるけど、
やっぱりちょっとGt強くないですかコレ><
…なんて思いつつ、音に圧倒されておりました。
演る側と客席では、聴こえ方が違うんでしょうね。
曲間のMC中にバランス調整しつつ、2曲目へ。
ディストーションボイス炸裂!の"Lovin'"
イントロに入る、粘度の高い音が聴きモノでした。
"君だけさ♪"の所、すっと伸ばした声に鳥肌。何気ないフレーズの響きが艶っぽいのですー♪
そして歪みの効いたKellyさんの音とアコギの音色が絡んで渋さ倍増。
斜に構えた感じ、カッコよかったです!
諸岡さん、歌ってる時も、合間のトークでも何ともいい笑顔。楽しいんだろうなあ(笑)
続いてはバラードを…と、がらりと音色を変えるKellyさん。
優しいけれど柔らかすぎない、芯の通った透明な音で奏でられる"抱きしめながら"
どこか、硬めに調律したピアノのような響き。
Gtってこんな音も出るんだなー、と思いながら聴いておりました。
少し強めにリバーブのかかる諸岡さんの歌は、優しい響きと息の抜け感が絶品><
この曲のアレンジにはピアノがね…と、フロアにいらしていたKbの石黒彰さんにも
話を振りつつ、あちこちに話も移りつつ…の後、曲は"Mother"へ。
イントロなしで歌から入るアレンジ。今日は全体的に声のパワーが高めですね。
力みじゃなくて、声の熱量が高い感じ。これもLiveの相乗効果なんでしょうか。
終盤、ぐっと抑えて響かせた諸岡さんの声と、そこに絡むKellyさんのハイトーンが圧巻!
演奏とMCのギャップも楽しみつつ(笑)、裏拍の取り方をハズしつつ(?)
Hand Clapで"SHOUT"…あの"ヒジケン"アレンジがさらに化けてきました。
オトナな捻りと、あえての粗さを混ぜ合わせたような響き。
Kellyさんの刻む音だけをバックに歌ったところ、カッコよかったです!!
そして、ちょっと意外?に"Top to the Mountain"でラスト。
ちょっとスローで、太い音色が効いてて、原曲よりもかなりオトナな響き。
途中、ふっとアコギだけになったところで鳥肌ぞっくり。このアレンジいいですね!

あっという間の第一部が終わり、少しのインターバルを挟んでの第二部。
まずはKellyさんのソロコーナー、ということで諸岡さんもフロアで鑑賞。
かろうじて知ってたのは、2曲目の"The RONER"だけでした…すみません><
3曲目は、聴きにいらしていた石黒彰さん(Kb)のリクで"Far Beyond The Sun"
繰り出される音にただただ圧倒されつつ、堪能させていただきましたー!
そしてここで諸岡さんがステージに戻り、トークもたっぷり堪能です。
「今度はアコギで…」とKellyさん。ぜひ聴いてみたいので、次回に大期待♪
空気をふわりと整えるように、一呼吸をおいて流れ出した"Heart to Heart"
最初の一声で、文字どおり息をのみました。うわあ、って。
この熱、この響き。前半から感じていた、今日の熱量がここにきてピークを迎えたような。
そして、じんわりと聴き惚れたところを程よく?解すMCが心地よいのです。
話の途中で唐突にコードを鳴らし、Kellyさんに振って…何が始まるのやら、と
思ったら、お馴染みJuJuちゃんのテーマ(笑)。何か企んでる顔してましたねえ。
そこから"アンジェリーナ"に繋がりかけたところでハプニング。
Kellyさん、ここでGtを替える予定だったそうで…リトライとなりました。
そんなこんなを吹っ飛ばす熱い音と、それに負けず劣らずのアコギ!
渋さと勢いが同居する音の感じ、その音に乗る声がまた艶っぽくて、
この曲と詞に何とも似合いますねー♪
MCを挟んでの"Lonely Sniper"は、歌い出しのアコギに
絡ませたKellyさんの音で、勢い強め・テンポ速めで魅せてくれました。
そして、そのままを引き継いで繋いだ"忘れかけた空"は、いつになく
追い立てるような、迫ってくるような…そんな熱と圧をはらんでいて。
諸岡さんの声もさらに強さを増して、ラストは手拍子を煽ってシャウト!
終盤を一気に駆け抜けて、本編が終了。
間髪を入れずのアンコールに、
笑顔で応えてくれたお2人。"Don't Stop!Carry On!"…このイントロは"ヒジケン"Ver♪
Kellyさんの繰り出す音色も、諸岡さんの声も最高潮♪で盛り上げてくれましたー!
でも、弾き手が変わると、こんなに色合いが変わってくるものなんですね。
これもLiveでしか味わえない醍醐味(もしくは中毒要因)、なのかも。
初めての"モロケリー"でしたが、色々な音や空気感、そして楽しいトーク(笑)と
さすがの超絶っぷり。今日も極上の時間を過ごさせていただきました!
いつも居心地のいい空間を提供してくれる、ZOHMのLive。
何やら、石黒さんを交えて早くも次の企みが始動するようで…そちらも楽しみです。
本日もお疲れさまでした!

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