6月に続き、2度目の"ヒジケン"@横浜。最近、雨のLive多いですね。 ![]() 後で聞いたらコンタクトデビューされたのだそうで…。 今のレンズって、そこまで色々対応できるんですねー。 …閑話休題。 スローテンポな"Lovin'"でライブがスタート。 強めのエフェクトがかかる声に、土方さんの音が加わって 初手から醸し出される、"ヒジケン"ならではの空気感。 間奏で抑えた低音から上げてくるソロも熱いけれど、 サビの間に細かく入るフレーズがカッコいいのです。 そしてソロ明けの声の艶っぽさ。幕開けからコレですか。 そのままテンポ感をアコギで繋げて、"体より心が"へ。 イントロに乗せて何やら歌い語りを始める諸岡さん。 見事に??オチまでついてました(笑) 滑り込む土方さんの太い音色が何ともいい響き♪ 他の音がない分、1つ1つのフレーズが際立っていて 諸岡さんの声の細かな揺らぎまで聴こえてくるような。 延ばしながら歪ませたかと思うと、ストレートに響いてきたり。いつもながら、ほんと絶品です! ![]() 前日にかなり大雨だった横浜。大丈夫でした?なんて話から いらしていた、小学校時代の同級生さん絡みで話題をひとしきり。 例によってあちこち飛びつつ、それでも「いつか雨は止むから」と 見事に着地を決めて"僕らの毎日"に繋がりました。 一言ひとことを噛みしめるような、深いけれど優しい余韻を残す歌声と 柔らかな土方さんのコーラスと、どこか郷愁を誘うソロに聴き入っておりました。 高く低く重なり合う2本のGtの音色、何とも心地よかったです。 空気の揺らぎをそのまま繋いだ"Mother"は、穏やかなアコギの柔らかい響きに 抑えているようで熱い声、そこにいつの間にか土方さんの音が寄り添っていて。 閑やかな音色が間奏で一転、ぐーっと弾き上げられるトーンに思わず鳥肌でした。 そして、その音がふっと消えると同時に入ってくる諸岡さんの声…! 苦しくなるほどの熱さ、深く迫る音の響き。最近聴いた中では一番、かも。 …でもMCに入ると、きっちり(?)落とすのが諸岡さんLiveのお約束。 今回は、最近オンエアされた軽井沢FMのCM曲の話題から、CD出す!?な話へ。 そこから本日の"土方タイム"がスタート。エフェクターの話etc、たっぷりと♪ 10/21のAH ProjectのLive告知もありましたが、聞けば聞くほど期待大ですー! MC明けは、ゆっくりとカウントを取っての"Heart to Heart"。 原曲と同じフレーズを辿るイントロ、長く伸びて溶け込むように消えていく、土方さんの音色が絶品。 ![]() ラスサビ前のGt、今日も最高にカッコよかったです>< 新しいCDは、これまでリリースしていない曲で作るのだそうですが 版権の問題で難しいのでしょうが、"今"のこの曲、入れて欲しいなー。 最後の音の余韻に乗せて、アコギの爪弾きで"ただひとつの嘘"へ。 ぐっと落としたトーンと、微かに掠れた声の響きが切ないです…。 土方さんが低音で合わせつつ、合間合間に入れる音が印象的でした。 声と音の歪み具合が、重めのテンポにぴったりハマって雰囲気倍増。 間奏のソロで一気に音の熱量や勢いが上がったかと思ったら、 歌前で一転してアコギだけに。一瞬、キュっと鳴った弦がもう>< ラストまで圧巻の音。諸岡さんの声の彩も、たっぷり堪能です。 第一部最後の"忘れかけた空"は、アコギで1フレーズ歌ったところに「土方さん!」のコールでイントロ。 歌の背後で細かく刻まれるリズム、そして絶妙に入れ込む低音が醸し出す疾走感が、詞に何とも合うんですよー! 少し崩してみたり、言葉を区切るように歌ってみたり…と、諸岡さんの声も変幻自在。最近、聴くたびに化ける1曲ですね。 ソロは一見シンプルそうで、でもすごーく手数が多い!最後まで熱を保ったまま走り抜けて、第一部が終了。 ![]() 原曲のフレーズを残しつつ、コーラス(高いー!)も加わって、厚みが増しましたね。 ちょっとラフに語尾を弾ませたところも、何だかすごく詞に合ってて。こういうの好き♪ MCでは、第一部でも話題になっていた同級生さんに因んで昔語りをしつつ、 公式アプリのPRも無事に(?)していただきました(笑) そして場を切り替えるような鋭い一声から、"Lonely Sniper"イントロのアコギ。 …これ、土方さんのGtがさいっこーにカッコよかったー!! もちろん諸岡さんの声も、いつにも増してカッコよかったー!! 走り抜けるバンドの迫力もいいけれど、このくらい重めのテンポだと際立ちますねえ♪ コーラスもばっちり入って、これ音源化するならライブテイクにして欲しいです! で、歌終わり早々に「歌いながら違うこと考えてて…」なんて言い出す諸岡さん。 ニュースでやってたという、スピッツのことを考えていたのだそうで。 "空も飛べるはず"のアレンジとサウンドプロデュースは土方さん、ということで そこから「"ロビンソン"ってどんなだっけ…」と口ずさみ始め…たのはいいけれど "チェリー"とか色々混ざってて、フロアも巻き込んで思い出し大会に(笑) その後のカラオケな話題で、土方さんが諸岡さんに「今度行こっか」って言ってたのが 個人的にツボでしたー!隣の部屋からこっそり聴いてみたいなソレ。 ひとしきり盛り上がったところで、諸岡さんが静かに爪弾き出したフレーズは"Have I Told You Lately"。 ![]() "ヒジケン"でしか聴けない、この2つが重なる響きは本当に綺麗で…嘆息モノです。 続く"抱きしめながら"へと繋ぐタイトルコールの声まで、歌の一部みたい。 イントロを奏でる土方さんの音、何度聴いても聴き入ってしまうんですよねえ…。 心なしか、諸岡さんの歌はいつもより息の抜けが柔らかくて、いつも以上に艶っぽくて。 最後の音色の余韻の中、微かに鳴った弦の掠れた響きまで、惹きこまれておりました。 「ここで、土方さんをfeaturingして…」と来たらコレですよね、"SHOUT"。 少しずつ響いてくるカッティングで入るアレンジ、めっちゃくちゃカッコいいんですよ! その音に乗る、諸岡さんのアクションも声のキレも最高です♪ これはCDになってる曲だけど、音源化されたら聴きまくりますー! (Liveならではのカッコよさだと思うので、ぜひぜひライブテイク&動画で…) 曲終わりの拍手から繋いで"アンジェリーナ"と、後半はアップテンポが続きます。 唸る低音と、高く弾き上げる緩急。そこに崩し気味に加わる熱い声が何ともオトナ感。 土方さん、"ヒジケン"ではバンドの時より低めの音が多い気がするんですよね。 だから2人だけなのに、これだけの音の厚みを感じるのかな。聴いてて気持ちいい♪ ラストは、すっかり定番になりつつある"Don't Stop!Carry On!"でさらに熱く! このアレンジ、"Ver.ヒジケン"と勝手に命名しております(笑) ![]() エフェクトの効いた太い音色と、アコギの音が合わさるとこも。 原曲の華やかさもカッコいいですが、アレンジで印象がすごい変わった1曲です。 うまく言えないけれど、「今」の諸岡さんの歌になっているような気がして。 もちろん最後はフロアも一緒に声&拳を上げて盛り上がりました! そして湧き上がった拍手はそのままアンコールへ。 アンコールは"レクイエム"…ちょっと意外な選曲。 Liveで聴くのも久しぶりだけれど、これ、"ヒジケン"では初じゃないですか? 初手から力強い音でイントロを奏で、でも歌い出しはすっと音を引いてアコギだけに。 そんな音の緩急もさることながら、諸岡さんの声…最後のここで、この声ですか>< 前と少し…かなり違う歌の空気。こんなに優しい強さのある歌だったんですね。 ラストのリフレイン。この1フレーズが大好きです。 この曲を最後に聴けて幸せでした。ありがとうございました! (今回の蛇足) …ライブ終了後、「ほらー!」とコンタクト外して見せた時の笑顔、最高に可愛かったです(笑) ←Back to Live Report Menu |