TOKYO SANGEN MAGIC
黒澤さんの津軽三味線を主軸にしたLiveに、諸岡さんがゲスト出演…と聞いて行ってきました。黒澤博幸(津軽三味線)/ 山口大祐(Key) and Guest(諸岡ケンジ/小暮"JARI"孝史) 去年の3月、学院の生徒さんも出演された「東北復興魂」でも聴かせていただいた三味線。楽しみにしてたのです。 第一部は、津軽三味線のルーツや造作などのお話をたっぷりと盛り込んだお話と 初めて間近で聴く、頭の中に直接響いてくるような力強い音色に惹きこまれました。 黒澤さんの仰っていた、"三味線は打楽器"という意味がわかったような気がします。 インターバルを挟んだ第二部では、スペインをイメージしたというオリジナル曲や 伊勢神宮の倭姫宮奉祝行事で奉納された1曲など、三味線の音と印象の多彩さに驚き! 思わず神社&古代日本史好きの血が騒ぐお話もたくさん聞けて、楽しかったー♪ そして、諸岡さんと小暮さんが加わっての"忘れかけた空"。 アコギ&EG&Keyにプラス三味線、ってどういう響きになるの?と思ってたのですよ。 三味線ってフレットレスじゃないですか。他の音の中で、どんな揺らぎをするんだろうって。 かなりの音の厚みの中、競り合わず、でも鳴り負けない、「確かにそこに在る」音色。 時に軽やかに、時に鋭い響きが不思議なほど歌にハマっていて…初めての感覚ですコレ。 三者三様のソロも凄かったー! もう1曲、"Cocoroの翼"も黒澤さんと一緒に。1音加わると、雰囲気変わりますね。 最後は、東日本大震災の復興応援曲"雲漢"…五所川原市の立佞武多に書かれている言葉で CDの音源には、東北の皆さんのかけ声が入っているのだとか。 黒澤さんの先導で、同じ「ヤッテマーレ!ヤッテマーレ!」のかけ声をみんなで。 普段はあまり聴くことのない和楽器の音色。 そして滅多に見られないセッション、堪能させていただきました! ←Back to Live Report Menu |