2019年7月10日
クロコダイル
(原宿)
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(第一部)
Lonely Sniper
体より心が
風の中のストーリー
SIGNAL
Heart to Heart
Eternity
少年
(第二部)
めぐり逢い
君の愛に
Breezing Blue
Lovin'
アンジェリーナ
忘れかけた空
WITH
(En)
Don't Stop!Carry On!

ライブラッシュ終盤戦、満を持して?帰ってきましたクロコダイル!
多種多彩に繰り広げてきたLive、フルバンドは久々…と言っても3か月ぶり、くらいでしょうか。
いつもの下手側、でも1つステージ寄りな位置だったので、いつも以上のナナメ目線な席でした。
このエリア、音酔いしない&大好きなベースが正面&ここでしか見えない光景がある、のですよ♪

本日のメンバー:蓑輪単志(Key)・Tak斉藤(Ba)・岡本郭男(Dr)・土方隆行(Gt)@立ち位置順。
前回のLiveから数日しか経っていない訳ですが、諸岡さんの髪が黒くなってるー。
アッシュも似合ってたけど、久々の暗色もカッコいいですねえ。赤のジャケットが映えてる。
登場早々、何やらノイズが出てるとのことでしばしの調整タイム。
ほどなくして直り、軽く一言を挟んだ諸岡さんがアコギをかき鳴らし、岡本さんが合わせて
一気に"Lonely Sniper"のイントロへ。
コーラスは土方さん。間奏のアコギから繋がるGtもカッコよかった!
クロコだなー、バンドだなー♪と思わせてくれた1曲目でした。
そのまま土方さんの弾く、あのフレーズに手拍子を誘って、"体より心が"
これだけの爆音、その中を突き抜ける諸岡さんの声が最高に気持ちいい。
このメンバーならではのテンポ感と熱さに、フロアの温度も上昇した感じ。
"風の中のストーリー"は、アコギに乗せて土方さんとのハモりから。
その後に入ってくる蓑輪さんのピアノは、華やかさを含んだ軽やかな音色。
イントロだけじゃなくてね。歌のバックで鳴ってるKeyがすごく綺麗で。
底をきっちり支えるTakさんの深みのある音と、岡本さんのリズム。
諸岡さん、すごーく気持ちよさそうに歌ってて、声も一際伸びてたような。
そのままアコギで繋げた"SIGNAL"…歌い出しがすでに反則的(/_<。)
ふわりと余韻を残す、少し切ないような響きの声。
岡本さんが絶妙なタイミングでカウントを入れ、そこに重なってきたのは
今聴いていた諸岡さんの声に、どこか似た響きの土方さんのGt。
前回(4月)のクロコでもこのメンバーで聴かせてくれた1曲、なのですが
また少し違う印象。何より諸岡さんの声、(いつも以上に)よかったー!
…そう言えば、曲終わりにTakさんと蓑輪さんが「しー!」ってしてたけど何だったんだろ(笑)
テレビ番組のエピソードなど交えつつのMC。しっかり笑いは取りつつ、今日は短め?あんまり飛ばないですねえ(失言)
次の曲は、岡本さんのカウント、そして蓑輪さんの綺麗なピアノから"Heart to Heart"
Takさんのベースが響いたところに重なるGt…と、イントロから鳥肌モノなのですが
ふわっと音が引いて、柔らかなKeyの響きに乗せた歌い出し。その声に絶句、でした。
伸びる声と抜ける声の緩急とか、掠れと歪みの響かせ加減とか、それからそれから。
その歌の力を支えて、もっと際立たせてくるバンドの皆さんの音も最高でした!
(特にラスサビ前のInterlude、畳みかけるリズムとGtに聴き惚れました〜!)
曲間のMCでは、フロアにいらしていた森本英世さんをご紹介。
諸岡さんのリードに思わず全員が歌ってしまった、あのテーマ曲のVocalistだとか♪
ひとしきり盛り上がったところで、「7つの星」な"Eternity"を。
…最初に鳴るベースが沁みるんですよ。それだけで、うるっとなっちゃうくらい><
抑えめに、しっとりと響くバンドの音。ストリングス系?のKeyの音、綺麗でした。
そして諸岡さん、今日(も)何というか、ほんとにもう…いい歌、ですね。
4月にもここで、同じメンバーで聴かせてくれた歌ですが、その時とまた違うんですよ。
1つ1つの音と諸岡さんの歌が馴染んだというか、しっくりとハマっているというか。
続くMCでは、話の流れの中で蓑輪さんがかの名曲を1フレ弾いてみせてくれたり。
そして、アコギで鳴らす"少年"のフレーズに重ねて、言葉を噛みしめるように
「東京に出てくる時の、佐世保駅の親父を思い出します」…と一言、そこからのフェイク。
時に叫ぶような、時に囁くような。熱さと儚さを併せ持つ声の余韻の中、第一部が終了。

そして第二部。…あ、珍しい。諸岡さんがサングラスかけてない。
インターバル中にステージに運び込まれた、もう1台のKey。
名古屋で綺麗なピアノを聴かせてくれた、音大生の"まゆちゃん"。
諸岡さんから紹介されて、ちょっと緊張した表情で登場です♪
まずは"めぐり逢い"を2人で…とっても素直で、綺麗な音。
歌終わりのMCを託されたまゆちゃん、これがまたしっかりしてて(笑)
諸岡さんに促されて?土方さんの紹介&呼び入れまでこなしてました!
少しはにかんだ笑顔がとっても可愛かった〜♪
登場した土方さんもトークに加わって、今度は3人で"君の愛に"を。
ゆっくりとしたトーンで、柔らかな音と優しい歌声。
そして、少しずつ強さを増していく響きに聴き入っておりました。
諸岡さんの掠れつつ伸びてふわりと抜ける声と、間奏から歌に戻る直前に入ったユニゾンが印象に残ってます。
この2曲で、まゆちゃんはステージを下り、入れ替わりに諸岡さんがメンバーを1人ずつ呼び入れて"Breezing Blue"
あれ、イントロの最初のとこ、一瞬だけ音が入るタイミングずれたような。おかげで?珍しい場面&表情が拝めました(笑)
この曲のベースライン、大好きなんですよー♪
ちょうど正面だったのを幸いに、Takさんガン見タイム。
Keyの柔らかな音色と、差し込むGtの響きが曲にとっても似合っていて、
気持ちよさそうに歌う諸岡さんの表情と歌声が心地よくて。
アウトロに向かう土方さんのソロと、ラストに響かせた蓑輪さんの音色、
そして最後の一声の伸びがもう…凄かったー!
軽くMCを挟んで、"あ〜〜〜〜♪"と"Lovin'"へ…と思ったら、
何故かそこで止める諸岡さん。
「自分で声にディストーションがかけられる」と言う諸岡さんですが、
今のはどのくらいかけるかのテスト、だそうで。…そうだったのか(笑)
改めて、加減を定めたディストーションVoiceで熱く"Lovin'"をサビから。
少し重めのテンポ、そしてイントロ入りのずっしり響くドラム。
そして間奏の蓑輪さんのKeyソロ、オトナな熱さで聴きごたえたっぷり。Takさんのアクション&絡みも楽しかったー♪
続いて岡本さんをコール、からのばしっとイントロが決まった"アンジェリーナ"
この入り方、カッコいい!バンドならではのアレンジ、ほんとにカッコいいんですコレ。
蓑輪さんのブラス音で華やかさが倍増。諸岡さんの少し粗めに響かせた声に合うー!
高低を自在に操る土方さんのソロ、底をきっちりと支えながら盛り上げるリズム隊の響き。
途中のフィンガーホイッスル一発も効いて、どうしよ、ってくらいカッコよかったです!
音の余韻と、熱くなったフロアの空気を"忘れかけた空"のアコギで繋ぎ、
歌い語りから蓑輪さんのソロ、そして何とTakさんへ。こういうソロは珍しいかも?
Call&Resを挟んで、今度は土方さん。滑らかで熱いのに強すぎない、流石の音色に
イントロから贅沢すぎる〜、と聴き惚れていたところへ、最後は岡本さんのソロ!
そしてカウント入れる声まで熱い諸岡さん。音と声に圧倒されて、熱気に酔いそう。
(土方さんがソロの後、ギターをくいってしたのがカッコいい、なんてしっかり見つつ)
ほけーっと聴き惚れて、音が止まった時、我に返るという始末でした。
そのまま手拍子を煽って"WITH"、ドラムに少しずつ音が重なって、
諸岡さんがサビを1フレーズ。さらりと「生きて行こう!」の一言、いいですね♪
イントロや合間に入るベースの音、大好きー!ということで、再び目がそっちに(笑)
最後まで熱さを保ったまま、第二部が終了。え、もう?っていうほど早かったー!
程なくしてアンコール。Gtを前面に出したVerで、と"Don't Stop!Carry On!"
…そっか、この"ヒジケン"Verのアレンジで演るの、バンドでは初めてでしたっけ。
一息整えて(?)土方さんをコール、それと同時に流れ出すGt。
このあたり、流石の呼吸でタイミングが絶妙なんですよー♪聴きモノです。
そしてアコギ&Gtだけでも相当な熱さを繰り出すこの曲、バンドでさらにヒートアップ!
諸岡さんが歌の合間に「立ってもいいよ!」と煽って、フロアは総立ちに。
最後は、すっかり定番になりつつある"Oh Yeah!"のコールで拳をあげての盛り上がり。
メンバーが1人ずつ紹介されて、歓声と拍手の中、本日のLiveが終了。んー、熱かったー!
今日もやっぱり「ここだけの音」、たっぷり聴かせていただきました。
終わった途端に、次が楽しみになるのは我儘でしょうか(笑)ありがとうございました!


(余談)
ステージ最後、メンバーで写真撮ろう!なんて流れに。
諸岡さん、カメラのご指名、気づくの遅れてすみませんー><
…おまけに焦って目線もらわず撮っちゃった。重ねてすみません!
(スマホ乱立してたし、誰かがきっといいShotを…)
Liveでいい音聴くとアタマが半分どっか行っちゃうので、いつも以上にボケてました。
今度は油断しないでおきます(笑)


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