今夜は少々趣きを変えて、豪華&多彩な出演者が目白押し、なこちらへ。 かわさきFMで毎週金曜日(12:00〜13:00)生放送のラジオ、"金尾よしろうの「音楽魂」"。 メインパーソナリティ、金尾さんの企画による"音楽魂"ライブVol.6に行ってまいりましたー。 一度来てみたかったBLUE MOOD、ホリゾントに掲げられたギターを生で見られて感動です。 受付での説明は「自由席ですが、名札のない席に」と。 はーい、と入って見回せば、大半の席が名札つきでした(笑) 企画からしてそりゃそーか、ということで、何が聴けるか期待↑。 そしてホントに盛りだくさんだったので、セトリとレポは 第二部の諸岡さん部分+αだけですー。ご容赦ください。 まずは今夜の出演メンバーの皆様。 とってもたくさんのMusicianがいらしていて、飛び入りもあって お名前だけでも…と思ったものの、とても網羅しきれないので 告知されていた、メイン出演者の方々だけで…すみません>< 写真の各段左から→ 町田謙介(Vo・Gt)/金尾よしろう(Vo・Gt)/諸岡ケンジ(Vo・Gt) 櫻田 武(Gt)/梅村 仁(Gt)/渡辺健司(Gt) 明井幸次郎(Ba)/松下年見(Vo・Cho)/Goboh鈴木(Dr) まずは金尾さん・松下さん・櫻田さんの3人がジングルと共にステージに登場。 テンポのいい、軽快なトークも相まって、ラジオの公録みたい。 トークを挟んで松下さんが美空ひばりさんの曲を2曲。んー、素敵な声。 "Cry Me a River"、ひばりさんカバーの日本語版なんてあるんですね。 (こっそりElla Fitzgerald好きなもので…聴けてちょっと幸せ。) 続いては町田謙介さんのステージ。 音楽だけでなく、小説もイラストもデザインも…という超多才な町田さん。 学院のロゴをデザインされた方ということで、お名前は存じ上げてたのですが 生で聴くのは初めて。Bluesだー♪そしてすごい声量。パワフルかつ渋い! Gtの音も、人によってこんなに違うんですね。 途中からは、Gobohさん・明井さん・櫻田さんが加わってバンド編成に。 そしてGobohさんのドラムに一目惚れならぬ一聴き惚れ! 特に、最後に演奏された"Save the Last Dance for Me"。感激しましたー! 相当失礼な端折り加減ですが、そんなこんなで第一部が終了。 15分ほどの短いインターバル、その間にセッティングする諸岡さん&梅村さん。 あ、梅村さん今日はEGなんですね。 金尾さんとのトークから、"Everytime You Go Away"で第二部がスタート。 第一部の流れと、この1曲目。まさか今日は全部カバーでいくとか?と思ったり。 梅村さんのコーラスも入って、フロアの空気を少しずつ巻き込んでいく音と 諸岡さんの何とも気持ちよさそうな声と表情が印象的でした。 続いて"Lovin'"…歌い出しの詞、そう来ましたか(笑)の本日スペシャルVer。 それに反応したフロアの、なかなかに普段と違うノリな盛り上がり。 この感じ、久しぶりだなー。うん、こういう企画ならではの醍醐味ですね。 でも贅沢を言うなら、終盤のあたり、余韻も含めてちゃんと聴きたかったー>< MCでは、梅村さんがラジオ「音楽魂」の初期レギュラーだった、という話から 諸岡さんが出演した時の金尾さんのエピソードなどなど。 金尾さん、ステージ袖からのツッコミのタイミングも流石。 そこから「風」繋がりで"風の中のストーリー"。よく着地したなー(笑) 2人でハモるサビからイントロへ。この時もすごくいい表情、されてました♪ アコギがちょっとWetで、声にも梅村さんの音にも気持ちよく合う響きでしたー。 さっきの続き、的なMCが入ったのですが、金尾さんも九州出身ということで 諸岡さんからお国言葉がちょいちょい飛び出します。 和んだ空気の中を流れ出す、柔らかなイントロは"抱きしめながら"。 抑えたアコギに乗せた歌い出しの声と、ふわりと絡ませた梅村さんの音色が何とも優しくて綺麗なトーン。 序盤で、ちょっとだけDissonance。あれ、どっか飛びました? でも、一瞬よぎったそんな違和感を一息で払拭して余りある声!! 特に終盤の抜け感&揺らぎ、重なる梅村さんの間合いと音。絶品でした。 しっとりと余韻を残して…で、お約束ながら壊しますねえ、MCで(笑) 手拍子を誘って"体より心が"へ。少し軽めのテンポだったかな? イントロ弾きながら、口でもフレーズを歌う梅村さんと 即興を交えてCall&Resを煽る諸岡さん。声の捻り加減が渋いー! 時折入るフェイクとか、崩して聴かせるところとか、ライブ感たっぷり。 そしてラストまでの梅村さんのソロ、最高にカッコよかったですー♪ 曲間のMCでは、金尾さん・梅村さん、そして諸岡さんの共通項である 学院のことを話してくれました。 そこから"九州の空が見えてくるばい!"と歌い出した"忘れかけた空"。 歌い語りのメッセージにも織り交ぜられた佐世保弁。詞に入ってくるのって、"あん日"でしか聴いたことがないような。 本音と言いますか、少しだけ素が垣間見えると言いますか…何だか、そんな風に聴こえるんですよね。 今日はCallなしで歌へ。どんどん熱量を増す声と梅村さんの音、そして何よりも諸岡さんの強い目に惹きこまれました。 やっぱりライブって音やノリだけじゃない、と実感。見えるもの、聴こえるもの、感じるもの、その場の空気も全部、ね。 歌終わりの拍手の中、金尾さんを呼び入れてステージ上で"音楽魂"に乾杯!で諸岡さんのステージが終了。 最後のステージは本日の主催者、金尾よしろうさん。再びのジングルからシャウト一声!での幕開け、一気に世界作りますね。 (ラジオ以外)初見だったのですが、気持ちよく緩急のある声と どこか郷愁を感じるようなメロディ。カッコいいですねえ…♪ そしてパワフルな渡辺さんのGt、張りのある松下さんのCho。 柔らかいのに要所でばしっと響かせてくる明井さんのBa。 急遽?菊田俊介さんが飛び入り参加されたBluesも最高でした! 次々に続くナンバーとトークに、フロアの盛り上がりは最高潮。 聴き方って人それぞれなんだなー、などと頑張って耳を傾けつつ、 Gobohさんのシンバル&ハイハット捌きに見惚れておりました。 んー、やっぱりこの音好き。出過ぎず抑えすぎずのバランスが絶妙! 音終わりとほぼ同時に沸き起こるアンコール。 金尾さんのライブは"バリカタ"コールがお約束なんでしょうか(笑) 金尾さんが今日の出演者を紹介しながらステージに呼び上げ、そこに桑田靖子さん、丸山圭子さん、はんだすなおさん…と、 フロアからミュージシャンの皆さまが続々と。すごい人数…というより、フロアにいた方、大半がプロだったんですね今日。 アンコールは全員でのセッション、"STAND BY ME"。 まず1stを諸岡さん、2ndが町田さん、そして3rdに金尾さん、と 3人がメインボーカルを歌い継ぐという豪華版! 思い思いのフェイクやコーラスに、演奏陣もそれぞれ音を重ね合わせて 個性も見えつつ、しっかり調和しちゃってるのがすごい。 ステージ上の皆さんの笑顔も最高でしたー♪ そしてラストはBluesの名曲、"Sweet Home Chicago"。 今度は金尾さん→町田さん→諸岡さん、と歌い継がれたのですが 超実力派の3人、三者三様の熱さを一度に聴けるなんて贅沢すぎ。 それぞれ色の違うカッコよさ。中でも町田さんのVocal、圧巻でした! こんなにたくさんのMusicianが一同に会して…なんてライブ、 そうそう参加する機会はないのですが、ほんとに色んな音に出会えて、贅沢な時間を過ごすことができました。 音楽を創り出す人たちが集まって、繋がって、広がって…そんな場面を少しだけ垣間見させてもらった感じ、です。 主催の金尾さん、そして出演された皆々さま。素敵な音をたくさん、ありがとうございました。お疲れさまでしたー! 蛇足) 町田さんがデザインされた東京自由学院のロゴマーク。 あまりにカッコいいので、ピンバッジ作らせていただいた…のが3年くらい前。 それからずっと、愛機のストラップにくっつけております。 そんなこんなもあって、町田さんにお目にかかれたのがとっても嬉しかったです! ←Back to Live Report Menu |