2019年5月18日
Breath
(名古屋)
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(第一部)
Lonely Sniper
風の中のストーリー
Breezing Blue
体より心が
アンジェリーナ
抱きしめながら
(第二部)
めぐり逢い
君の愛に
Heart to Heart
HOLD ON
Lovin'
SHOUT
忘れかけた空
Don't Stop!Carry On!
(En)
Sailing

一夜明けて、ヒジケン・アコースティック?ツアー2日目="令和"2回目のLive@Breath。
覗き込んだステージには、Keyがセッティングされてて、あの曲とかこの曲とか聴けるかも?と大期待。
定刻少し過ぎ、満席の中を諸岡さん&土方さんがステージへ。昨日と衣裳も変わってるー!
ざわめきの中、渋〜く鳴り始めるアコギに土方さんが入って、
初手から手数たっぷりに"Lonely Sniper"
昨日より少しだけHeavyで、歌声もドライで強めな感じ。
リハーサルの間にもどんどん変えちゃうらしいこのお2人。
場所を変えて2日続けて聴く機会なんて滅多にないので、
ここぞとばかりに脳内聴き比べも楽しんじゃいましょうか。
前回も思ったけれど、Breathは音がちょっと硬めに響くので
この重さが似合いますねー♪
終盤の、低めのトーンを交えたフレーズ、カッコよかったです!
ぱしっと音を止め、「こんばんはー!今日はいくぞー!」の一声で
そのまま"風の中のストーリー"のイントロへ。
アコギに乗せた長めの歌い語り、アドリブが冴えてます(笑)
1曲目とは色を変えた、クリアで柔らかい音色。
そして諸岡さんの、何ともいい表情が印象的でした。
で、土方さんのコーラス、語尾の抜け感が進化してますー。
抑えた音と合わさって、"アコースティック"らしい1曲に。
ここでMC…の途中、土方さんが紹介されて、本日の土方タイムがスタート♪
東京からの車中、ずっとコーラスの練習したりして…という話から、話題は車中のBGMに。
「何だと思う?」と振る諸岡さん、正解はまさかの(?)セカオワ By 土方さんチョイス。
それもあって、昨日も今日もリハで諸岡さんから「もうちょっとFukaseっぽく…」なんて
なかなかに難しいコーラスの指示が入ったのだそうで、「今日はそれを完璧に再現!」と
無茶振りされた土方さんの反応、何とも楽しかったです(笑)
名古屋ならではの話題も出て盛り上がりつつ、次の曲は"Breezing Blue"
昨日よりもゆったりとしたテンポ感で、どこかたゆたうように響く諸岡さんの声。
そして、その底を支えながら彩りを添えていく土方さんの音。
サビまでのメロディに絡んでくる音が、たまらなく優しくて気持ちいいんですよー!
くっと伸びてくるのに余韻に儚さを含んだ音で、この曲を歌う時の諸岡さんの声に
よく似合っていて…大好きなんですこれ。
長めにとったアウトロ、最後に一音、高く響いた音色が最高でした!
「リハをやっていても楽しいよね」と土方さん。
「すごく"音楽をやっている"、っていう気分」と諸岡さん。
そんなMCをしながら、2人とも目が少年になってる。普段の会話を垣間見れたような感じ。
そこからうまく?繋いで、"体より心が"…あれ、イントロこんなだったっけ。
ちょっぴりJazzyで、Bass入ってるのかと思うほどの深い音。
どこか気怠げな響きを含んだ歌声も雰囲気たっぷりで、スモーク入ったライトが似合う♪
声も音も抑えているようで、気付けばどんどん熱くなっていて…それでもどこかCOOL。
"Oh Yeah!"のCall&Resもいつになくオトナな感じ。
そしてそこからの土方さんのソロ。カッコよすぎて絶句モノ。
しかもセンター取って、ステージの際まで出てきたー!!
もうね、目も耳も釘付けですよコレ(*ノノ)
余韻の中、続いてさらに熱く"アンジェリーナ"に突入。
勢いを増して、フェイク気味な歌声が曲に大ハマり。
で、どうしたんですか今日!って思うくらい弾きまくりな土方さん。
昨日とはまた違う。で、リハとも全然違う。
どんどん変わっていくのが凄いんですよねえ。
2人ともほんとに楽しそう。もちろん、こっちもめいっぱい楽しい!
さっと目線を合わせてラストを決めたとこ、カッコよかったです!
「土方さんと遊んでる気持ちになってたー!」と、すっごくいい笑顔の諸岡さん♪
一部の最後にバラードを…と"抱きしめながら"
イントロの音…ハーモニクスっていうのかなこれ。高く低く、綺麗なトーンの音に、
直前のMCで合いの手や歓声が上がっていたフロアがふんわりと静まっていき、
いつもより心なしか抑えめで、言葉を音に乗せるような歌い方は、優しい刹那感。
息を抜いて囁くような声と、深く響かせる声の緩急。そこに柔らかく重なる2つの音色。
それがあまりにも綺麗で、ホケっと聴き惚れてました。
どこか痺れたような感覚を味わいながら、1st Stageが終了。

2nd Stageは、まずは諸岡さんが1人でステージに立ち、差し入れをいただいた…と
コンパルさんをご紹介。あのエビフライサンド、美味しいですよねー♪
そして、前回のLiveでのお約束どおり、あんスパのヨコイさんからプレゼントが!
(お帰りの際、皆さんにお配りさせていただきましたー!ありがとうございました!)
ここでセッティングされていたKeyの出番。告知動画で可愛い笑顔を見せてくれた、
名古屋音楽大学3年生、まゆちゃんがスペシャルゲストとして登場。
「皆さんにめぐり逢えた喜びが伝わるように…2人で奏でたい歌があります」と
有森聡美さん作詞、西城秀樹さんのラストシングル"めぐり逢い"を。
Liveでピアノだけで…っていうのは初めてですよね。しっとりと、素直で綺麗な音色に、
ハンドマイクの諸岡さん。ギターを手放している時の手も身体も一緒に歌ってる感じ、やっぱりいいなー。
まゆちゃんのお名前を盛大に間違えてみせつつ、ここで土方さんがステージへ。
アルバム"All Of My Love"で土方さんがレコーディングに参加した1曲、"君の愛に"
ピアノだけでイントロ、そしてリバーブが強めにかかった歌で、いつもと少し違う表情。
ここまでエフェクトかかってるのって珍しいんじゃないかな。
サビあたりからの、抑えたトーンのGt。これがすーっと馴染みのいい響きで気持ちいい。
Keyメインの間奏、歌の直前でGtが1フレーズだけ重なったところ、綺麗でした。
そして終盤、静かで、でも力強いソロと、ゆったりと穏やかに重なるピアノの音色が
曲の空気と諸岡さんの声を最高に引き立ててましたー!
また演ろうね、とステージを降りるまゆちゃんを見送り、俺の好きな歌です、と
"Heart to Heart"…3曲続けてのバラード、ですね。
アコギの爪弾きに諸岡さんがカウントを取り、土方さんがあのイントロで入るのですが
そのカウントまで、メロディの一部のように聴こえて…何だか眩しいくらい。
サビ最後の詞の前にトン、とギター叩いた一瞬のシーンが目に焼き付いてます。
その後の、間奏を挟んだ2nd chorus…この声、反則。
何かもう…色々吹っ飛びました。ありがとう(/_<。)
土方さんとコーラス練習したんですよー、と前振りしての曲紹介、"HOLD ON"
フロアも一緒にー!と煽って声が上がったところで、「じゃあ土方さんのコーラスでいきます!」とカウント。
…が、本番でフロアから声が出ず、そしてまさかの諸岡さんまで歌わないフェイント状態が出現(笑)
おかげで、土方さんだけの歌声&レアな表情が拝めましたー!
カウント仕切り直し、で2人の声からイントロがスタート。
伸びやかな声と音に、オレンジのライトがよく映えていて。
ラスサビの真剣な眼差し、からの笑顔が最高に素敵でしたー♪
拍手終わりに突き刺すような響きのシャウトで"Lovin'"へ。
そこに土方さんが奏でる、鋭い音色のイントロが空気を一閃。
ハイトーンはもちろん、歌の間に鳴る低い音にぞくぞくしてました。
これ、ほんとに楽器2本ですか?と思うほどの厚みと渋み。
曲が終わった時の笑顔とのギャップがまたイイのです。
ここで「土方タイム!」とコールがかかって、貴重品?なMCへ。
今回大化けした"SHOUT"、これが仕上がってくるまでの
イロイロを聞かせてくれました!なるほどそーだったのか…。
何気なく弾き出したフレーズがもうすでに雰囲気たっぷりで
昨日よりもさらにシャープな音と、ますますイロっぽい諸岡さんの声。やっぱりこのアレンジ、カッコいいです!!
ずっとリズム刻むように鳴ってる分、終盤のソロがすっごい効くんですよねー♪
MCでは、学生時代の話題から学院のこと、昨日情報解禁になったTVのことに触れて
"忘れかけた空"、音に乗せて歌い語りのイントロへと繋がりました。
歌い出す前、どこか遠い遠い目をしていた諸岡さん。
こういう表情が見られるから、サングラスは薄い方が好きなんです(笑)
さっきまでのMCに通じるセンテンスが織り込まれた歌い語り。
そこから土方さんに振って、その音色がふっと引いたところに入ってきた声!
静かに抑えたような歌い方なのに、どうしてこんなに力強いんですか…。
思わず前のめり、で聴き入っておりました。
サビのとこで低めに唸るGtと、リバーブ効いた声で煽るCall&Resに熱くなったところで
土方さんのソロー!…ってアレ、Backingしてる諸岡さんのGtの音が消えた(・・。)ゞ
動いたはずみにシールドが抜けたっぽい。そーいや今回はワイヤレスじゃなかったですね。
その間も、消えた音の分まで補いながら…という巧みなソロを繰り出す土方さん。
こんなことが咄嗟に出来ちゃうんだあああ…と、心底感嘆。
や、トラブルはない方がいいんでしょうけど、なかなかないモノ聴けましたー!
本編ラストは疾走感たっぷりのイントロで"Don't Stop!Carry On!"
音に煽られたところに、諸岡さんの「立つでしょ!」の一言でフロアは総立ち。
途中、諸岡さんの手招きでステージに呼び込まれた男性2人。合わせる声に、フロアも一緒に拳をあげての大盛り上がり♪
大きな拍手がアンコールに変わり、諸岡さん、一度下がるかどうか一瞬迷ったようでしたがそのまま続行。
爪弾き出したメロディはまさかの"Sailing"…ココでコレもってきますかー><
この時、故あって後ろの方で聴いてたんですけど、ここからだと声に合わせてゆらゆらと揺れる光とフロアがよく見えてね。
夢の時間が終わっちゃうなー、なんてちょっと切なくもなりつつ…とっぷりたっぷり、浸らせていただきました。

1月に続いて、今年2度目の西尾&名古屋ツアー。今回も本当にたくさんの皆さまにお世話になりました。
(特に色々お気遣いいただいたA様、そして突然お手伝いまでお願いしちゃったAやん…ありがとうございましたー!)
そして、令和最初の"夢"を見させてくれた諸岡さん&土方さんに再びの大感謝、です。
本日もお疲れさまでした&ありがとうございました!

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