2019年4月11日
クロコダイル
(渋谷)
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(第一部)
体より心が
風の中のストーリー
SIGNAL
Edge
Heart to Heart
Lonely Sniper
WITH
(第二部)
めぐり逢い
Eternity
Breezing Blue
Lovin'
少年
アンジェリーナ
忘れかけた空
(En)
Endless Road

新元号も発表されて、平成最後の?クロコダイル。
始まる前から何やら色々ありつつ(謎)、気づけば店内は満席!
そんな本日のメンバー、蓑輪単志(key)/Tak斉藤(Ba)/岡本郭男(Dr)/土方隆行(Gt)@立ち位置。

笑顔で登場した諸岡さんが着ていたのは、"Treasure"で同級生の方がデザインされたジャケット。
久しぶりに見て、やっぱりディテールすごい凝ってるなー…なんて見惚れてたところに、
BGMと入れ替わりに土方さんの弾くイントロが鳴り響き、"体より心が"でLiveがスタート!
のっけから熱い音と声、マイク外のフェイクもたっぷり。そして何ともいい笑顔〜♪
音を繋いで"風の中のストーリー"…イントロ前、妙に可愛く"いぇい♪"でCall&Res(笑)
今回が初合わせの蓑輪さん(Key)の音色は、メロティによく似合う軽やかさ。
そしてコーラスは土方さん!歌った後、にぱっと笑うのが可愛すぎて(失礼)
思わずニヤけそうになるのを堪えながら聴いてましたー。
軽くMCしながらアコギを爪弾き、そのまますうっと"SIGNAL"の1フレーズへ。
張りすぎず、抜けすぎず。この声の流し方、すごい好き。
岡本さんのカウントからのイントロ、土方さんの一本通った響きが印象的でした。
途中、詞に合わせて指を一瞬、すいっと前に出す諸岡さん。ほんと、仕草がいいんです。
あとは最後のあたりで鳴ってた、Keyの音が何とも綺麗でしたねー。
いつもと少しだけ違う色を感じさせてくれた一曲でした。

MCでは、改めて蓑輪さんのご紹介。
"MIDWAY"でも作曲されていて…と切り出し、今日のリハで発覚した勘違いな話を(笑)
それであのタイミングに電話だったんですかー!(さすがに作詞作曲までは記憶が><)
あちこち話題が飛びつつ、客席にいらしてたJUN-BOHこと河内淳一さんをご紹介。
わー、お顔見るのはROMA CAFEとか軽井沢以来。いずれにせよ20年近くぶり!
関わってらっしゃるという、松戸のライブハウスのフライヤーをいただきました。
そして曲は、ついさっきまで蓑輪さんの作曲だと思っていたという"Edge"
絶妙な間で鳴り出した土方さんのソロに、"Mr.Blues、土方隆行"とコール。
そこに蓑輪さんのピアノが絡み、諸岡さんがフェイクを入れて…オトナすぎる音の重なり合いがかっこいいーー!!
音もフレーズも、原曲とはかなり違う雰囲気。こういうのがさらっと出てくるから、Live通うのやめられないんですよねえ。
岡本さんのカウントで、柔らかなイントロフレーズへ。
これ、Liveで聴くのは何年ぶりだろ。
深い音色のベースライン。うねるような、寄せるようなGt。
アウトロのフェイク、マイクから遠ざかっても響いていく声。
この音と、"今"の諸岡さんの声で聴けて幸せでした。

で、話し始めるとやっぱり色々かっ飛ぶのはお約束というもので。
今日はいつにも増して?イイ感じに吹っ飛んでましたねー。
そんなMCタイムの後は、繊細なKeyの音から"Heart to Heart"
諸岡さんの声は、心なしかいつもより少しだけ、ドライな響き。
途中、延ばされる声の抜けが何とも気持ちよくて…やっぱり絶品。
そして歌の合間のハンドアクション、ここでもカッコよかったです!
なのにどーしてMCになると(以下略)
…ま、諸岡さんはこうじゃなくちゃ。歌ってる時とのギャップがポイントなんです、たぶん(笑)
第一部はあと2曲!ということで、まずは疾走感たっぷりに"Lonely Sniper"
岡本さんのドラムがカッコよくて、気持ちよくて。
盛り上がる佳境で、立ち上がって弾き出した蓑輪さんもこれまたカッコよくて。
もし音源化されるなら、ぜひライブテイクでー!!って思ってる一曲なのです。
諸岡さんはもちろん、メンバーの皆さんもすっごくいい表情されてました!
曲終わりの拍手をそのままアコギでHand Clapに繋いで、"WITH"
サビの1フレーズから歌い出し、最後の詞のところは歌わずに、さらりと言葉で
「…生きていきましょうかね」そしてそのまま鋭くカウント!
この曲のTakさんのベース、大好きなんです。なので必然的に視線が左寄り←。
最後まで笑顔で駆け抜けて、第一部が終了。

第二部では、まず諸岡さんと土方さんが2人でステージへ。
衣裳と一緒にサングラスも替わって、うん。やっぱり目が見えるこっちが好き。
1月の名古屋で聴かせてくれた、西城秀樹さんの
"めぐり逢い"を、しっとり、ゆったりと。
以前より柔らかく聴こえたのは場所が違うから?
ふわりと響くGtの音色に、少しざわついていたフロアの空気がいつの間にか静まって。
それを程よく?崩すMCで、解禁前のはずな話題でひと盛り上がりしたところで
メンバーコールで岡本さん・Takさん・蓑輪さんが順にステージに加わり、
諸岡さんはギターを置いてマイクを手に…始まったのは"Eternity"
語る目線、歌う手。表情や髪のかすかな動き。Liveでしか経験できない、刹那の感情。
…それを捉えておきたくてカメラ向けるんだけど、ファインダー覗いてるのが惜しくて
結局、気づくと聴き惚れ(見惚れ)てたりするのです。
柔らかなKeyの音と、サビ終わりでGtが入る直前のグリッサンド、綺麗でした…。

佐世保で桑名さんとLiveしたのが、ちょうど7年前の同じ頃だったそうで、
故郷や同級生のことを話してくれました。今日も何人かいらしてたんですね。
途中、収拾がつかなくなりそうな気配を何とか立て直し、"Breezing Blue"を。
相変わらずお見事といいますか…一音・一声だけで歌の空気に戻してきますねえ。
ほんとにいい音、そしていい声。そしていい顔されてましたー!
続く"Lovin'"では、それまで話していた声と歌い出しの声の違いに改めてびっくり。
どんな喉してるんだろう。先日聞いた、"誰が聴いても、諸岡ケンジが歌ってる、ってわかる声"って言葉を思い出してました。
ちょっとスローテンポで、ドラムの重さとベースの深み、そこに蓑輪さんの挿し込むフレーズが渋くて、聴いてて気持ちいい。
そして最後にきゅいん、っと響いたGtの音が最高でした!
MCでは、学院の話題に触れながら「子どもたちが夢を持てるような世界でいてほしい」
声高ではないのに、強く響いた一言。そして、…そんな歌です、と"少年"へ。
ギターを爪弾きつつの1人での歌い出しから、息を溜めたようなカウント。
そこから一気に音が重なって、すごい迫力ー!
どこか抑えた、それでいて熱くて深い歌声は、さっきの一言と重なり合うようで
終盤、Gtを中心に演奏が高まった後、ふっと音が引いて歌が入ったところで
鳥肌ぞっくり。思わず息を呑んだ一瞬でした。

拍手がひいた頃合いで、諸岡さんの「土方ターイム!」の一声で土方さんのソロ♪
そこにリズム隊が合わさって、"アンジェリーナ"のイントロに突入!
諸岡さんはギターをマイクに持ち替え、ステージ上を右へ左へと飛び回りながら。
んー、いい笑顔。そして今日のアレンジ、いつもよりGtの音が前に出てくる感じ。
同じようでいて、毎回少しずつ違うモノが聴けるのがLiveの醍醐味、なのです。
歌終わりにギターを持ち直し、そのまま繋いで"忘れかけた空"のイントロでは
歌い語りでメンバーを紹介しながらソロを振っていく諸岡さん。
急に振られた蓑輪さん、「僕!?」って反応をされてましたね(笑)
でも流石。次のフレーズからばっちりとキメて、その後は何と岡本さんのソロー!
そしてCall&Res。満席のフロアから、こちらもResがばっちりと入ったところで、諸岡さんが気合いのカウント。
そこでぱしーん、と音が揃うのが気持ちよすぎて、またまた鳥肌モノ。
2コーラスの初め、抑えた音に諸岡さんの声がまっすぐに通って、
声も音もどんどん熱さを増していくのが伝わってきて。
で、土方さんの音、めっさカッコよかったーーーー!!
アウトロあたりで、諸岡さんのフェイク挟んで鳴ってるのとか、
Gt→Key→Gt、とソロが繋がるとことか、それからそれから。
そんな熱さをたっぷりと残したまま、第二部が終了。
すぐにかかったアンコールでは、まず諸岡さんがステージへ。
1人ずつメンバーを呼び上げて、"Endless Road"
聴くたびにいろいろ思い浮かんでくる1曲なので、
最近、ラストにこれ歌ってくれることが増えて嬉しいです。

もう一度メンバーの皆さんを紹介して、すべてのLiveが終了。
今回も、最高に贅沢な時間を過ごすことができましたー。
諸岡さん、そしてメンバーの皆さまに感謝です!お疲れさまでした&ありがとうございました♪


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