本日は岡本さんのリアルバースデー! お誕生日+初めましての稲葉さんということで、いつもよりわくわくそわそわと川口へ。 本日のメンバー:稲葉政裕(Gt)/岡本郭男(Dr)/Tak斉藤(Ba)/河野啓三(Key) @立ち位置順。 入ってみたら、席がまさかの最前列真正面。これは見やすい&聴きやすくて嬉しい! …が、どう頑張っても全景が入らないのでこんな感じで。今度は広角も用意しよかな。 ステージ上、諸岡さんの位置にはエレキが1本。今日はアコギなしなんですね。 定刻を少々過ぎたあたりでメンバーの皆さま、そして黒のコート姿の諸岡さんが登場。 そして第一声、「岡本郭男!!誕生日おめでとうー!!」の叫びからライブがスタート! 1曲目からいきなりの"Lonely Sniper"、イントロのカッティングに重なる稲葉さんのギター。 これが何ともオトナな音で、この後どうなるかが楽しみになるような幕開けでした。 そしてさすがの音圧。歌い出しは音の方が強く聴こえて、ん?って思ったのですが 旋律が移ったら気にならなくなったので、気のせいだったかも。 曲終わりのMCで、初めましての稲葉さんをご紹介。 今日はアコギ持ってこなかった諸岡さん、メンバーに怒られたー!と エレキを下ろしたところに絶妙な間で入るTakさんの突っ込みと、 その後の応答にやっぱり絶妙な間で入るフロアの突っ込み(笑) 岡本さんのカウントから華やかに始まった"SHOUT"のイントロ、 諸岡さんは何故かフロアに下りて、ニコニコと演奏を眺めてて。 歌の入る前に戻ってきた時の動き、コートも相まってカッコよかったですー♪ Liveでの諸岡さんのちょっとした動き、いつもカッコいいなーと思ってるのですが 今日はコートのポケットに時々手を入れてみたり、なんて仕草がツボでした。 間奏のソロは鮮やかだし、諸岡さんの声は艶っぽいし、2曲目なのにすでに熱い! …なのにどーしてMCだとああなるんだろ(誉め言葉) まずは岡本さんのお誕生日な話題。63歳、おめでとうございます!! パワーの加減もできる、と小っちゃく叩いてみせるトコが可愛かったですー。 そして、諸岡さんがEGの爪弾きだけで歌い出したのは"SIGNAL"。 茶々入れるTakさんに吹き出しそうになってたら、諸岡さんも振り向いてた(笑) それでも途切れずに歌い切り、岡本さんのカウントでイントロがスタート。 "君も僕も…♪"の"君"って歌うとこでピック持った右手を少し前に上げたの、一瞬だったけど印象的な動きでしたねー。 あと、2回目の"ガラス細工の…♪"で目を細めてて。サングラス越しだけど、何ともいい目の表情。 ここでギターを下ろし、コートを脱いだ諸岡さん。服1つでも雰囲気変わりますね。 少しだけ昔語りを交えて、あの頃の俺の歌です、と"素顔"を。 静かで優しい河野さんのKeyの音。そこに入るベースがもう絶品で(*ノノ) どこかつぶやくように歌う諸岡さんの声もひときわ柔らかくて。 最後に一息溜めた歌声の響きに、ふわっと乗せられたベース、そしてシンバルの音。 余韻たっぷりで、やっぱLiveはいいなー、と聴いてて幸せでした。 "Heart to Heart"は、河野さんのKeyから。 合わさる稲葉さんのGtは、重すぎず軽すぎずの音と絶妙な歪ませ加減が何とも言えず。 この曲、聴くたびに歌が少しずつ変わっていく気がするんですよね。 今日はいつもより、少しだけWet。Gtの音色も要因かな。 毎度言ってますが、ほんとにいい声。再レコしたい、との言がありましたが是非! 来年には何かいいお知らせが聞けるようなので、楽しみに待ちたいと思います。 続いて、歌い出しが岡本さんへのメッセージだった"風の中のストーリー"。 …私この曲の時、Takさんしか見てなかった気がする(笑) ベースの音が気持ちよくて、ですねえ。まあ仕方ない、ということでご容赦ください。 ほら、その後のMCでもTakさん大フューチャーしてましたし。ね? そして第一部のラストは"Lovin'"。最初の一声から渋い&息の抜けがイロっぽい! 少しスローテンポで、フロアから時々聞こえるカトラリーやグラスの音がSEみたいで。 曲終わりのあたりで、諸岡さんが河野さんにちらっと目くばせしてて、あれ?と思ったら 岡本さんへの"Happy Birthday to you"♪ Dear…で何て呼びかけるか、でモゴモゴしてからもう一回! そこに、キャンドル灯した可愛いバースデープレートも登場ー! フロアも一緒に"おかもっち〜♪"でお祝いさせていただきましたー。 少々のインターバルを挟んでの第二部は"君の愛に"でスタート。 まずピアノがゆったりと響いて、そこに諸岡さんの声が重なって。 これも少しだけ遅め、かな。たゆたうような音の重なりが気持ちいい。 河野さんのコーラス、深いところで揺れるベースの音。 随所に絡む艶やかなギターと、ハイハットの響き。 そして唯一無二、の諸岡さんの声。堪能させていただきました! アウトロあたりのドラムとギターのリフ、聴き惚れモノでした。 マイクを離した生声のフェイクもカッコよかったなー。 …なのにどーしてMCだとああなるんだろ(2回目の誉め言葉) "Breezing Blue"は、イントロのGtの音が印象的でした。 んー、うまく表現できないけれど…オトナな音色、っていう感じ。 原曲に比べて、かなりスロー。 間奏のKeyの細やかなトリル、終盤のハイトーンのGt、それを支えるリズム隊の響き。前曲に続いて聴き惚れモノです。 歌の最後、かすれながら伸びる諸岡さんの声が絶品でした! お馴染み?Takさん(+岡本さん)振り、からの"体より心が"。あのイントロの中、一声入ったシャウトがハマってました。 どの音も前に出過ぎないのに、渋い&熱い&強い!Gtひとつでこんなに印象って変わるんですね。ほんと、Liveの醍醐味ですー♪ そしてそして。ここで今日ならでは、のSpecial、岡本さんのソロタイム! 緩急自在、変拍子も自在…で、圧巻!の一言。カッコよすぎです(*ノノ) 最後の一叩きからバンドの音が重なって、"アンジェリーナ"に見事に繋がり。 今日来れてよかったー!と、ナマモノLiveの醍醐味をここでも味わっておりました。 一転した華やかな音。これの終盤の盛り上がり方、好きなんですよねー♪ 曲終わりには改めての大歓声。岡本さん、ソロは滅多にやらないのだそうで。 さすがリアルバースデー。いいもの聴かせて&見せていただきましたー! 「よーし!」と気合いを入れた諸岡さんが弾き出したのは"忘れかけた空"。 先日掲載された毎日新聞の記事にも、この曲についての話がありましたよね。 イントロでは、メンバーを歌い語りで紹介しつつのKey→Ba→Gtソロ。 Takさん、今日もソロの時に河野さんに寄ってってました。何かほっこり。 ソロが回った後、諸岡さんのカウントで全部の音が合わさるトコが好き。 途中、"強く…♪"と歌った時の、何かを振り切るような手の動きが印象に残ってます。 追い上げるようなGtのフレーズと、パワフルなベース&ドラムのうねり。 ラストからリズムが"With"へと変わって、フロアからはHand Clap♪ 音も声も弾けてて、思わずリズム取っちゃいますよねー、この曲。 で、やっぱりうっかりと? この時、Takさんしか見てなかった気がする(笑) ここでギターを下ろした諸岡さん、時折外国人になりつつ← 先日の長崎県人会での高田社長のエピソードを話してくれました。 音楽で何かいいことができれば…と。 諸岡さん、よく「話すと噛む」って言ってるけど それって、自分の中にある想いに言葉が追い付いてない時なのかも? そんなことを思いつつ聞いてました。 ラストの一曲は、"Eternity"。 曲前の言葉も相まって、声に圧倒されっぱなし。 こんなに抑えめの音なのに、伝わってくるのは熱さ。 最後の声が消えていくまでの響き、そしてマイクから離れてのフェイク。 演奏はもちろん、何より諸岡さんの声に浸りきってました。 アンコールではまず諸岡さん1人がステージへ。 「何を歌おう?」とチューニング。稲葉さんからの小田和正さんの話題など出しつつ、爪弾き出したのは"ずっと"のフレーズ。 来年も再来年も、皆さんが笑顔でいられますように…と、ゆっくりと歌ってくれました。 こんな風に弾き語りで聴くの、久しぶりな気がします。 フロアがららら〜♪と歌う声に乗せ、諸岡さんはギター爪弾きながら、フロアに下りてメンバーを1人ずつコール。 そして朗々と歌いながら登場するTakさん。なので続く河野さんも岡本さんも歌う羽目に(笑) 稲葉さんを呼び入れたところで諸岡さんもステージに戻り、最後のサビへ。ここの河野さんのコーラス、綺麗だったなー。 諸岡さんが挟んだ"メリークリスマス!"の声に、さらりとチャイムやジングルベルのフレーズを絡ませる河野さん。さすが! クリスマスの後はお正月で、よいお年を…なんて話をしている背後で、何やらひそひそするBaとKeyのお2人。 "お正月の歌"と"ずっと"が似てる!とフレーズを流し弾き。あ、言われてみれば確かに、って何で今それを(笑) 間もなく平成が終わるってことで、次は何の年号になるかわからないけど、という今年ならではの一言を交えて なかなかにカッコよくタイトルコール!…したはいいけど、それちょっと曲名が違うーー! ま、タイトル知らない方も多かろうしそのままいっちゃえば…と思ったヒトもここにいたわけですが、 当のご本人が間髪入れず「あ、違う!Endless DreamじゃなくてRoadだった!」って。 よーしもう1回、と気合いを入れなおしてのタイトルコール!今度はばっちり決まったー! …と思ったら、まさかの岡本さんがタイミングを取り損ねて?スネアをすこーん。これもある意味レアな場面が(笑) もっかいもっかい、と3度目の正直なコールで"Endress Road"、今度こそばっちり! この曲聴くとですね、アルカスで黄色いTシャツ着て走り回ってた佐世保の皆さんをいつも思い出します。 ラストのフレーズ、今日は少しアレンジ入れてましたね。 よいお年を!と、メンバーを1人ずつ紹介して本日のLiveが終了。 しかし、DreamとRoadですか。…夢も道も果てないってことですよ、きっとね。 さあ、来年はどんな音を聴かせてくれるんでしょうか。今年も1年、ありがとうございました! ←Back to Live Report Menu |