1年数か月ぶり、のクロコLive! ここ1か月ほど裏でゴソゴソやってたので、なおさら楽しみにしていたこの日。 今回のメンバーは、お馴染みの岡本郭男さん(Drs)&TAK斉藤さん(B)&河野啓三さん(Kb)に加え、 お初な土方隆行さん(Gt)…と言えば、あの曲のレコーディングに参加されてた方ではないですかー♪ Liveで滅多に聴けないあの曲、これはもしや♪と期待はふくらむばかり、でした。 クロコは爆音+席によってかなーり響き方が違うので、今回も自分的に聴きやすい席を確保。 そしたらやっぱり河野さんが半分死角だった(・・。)ゞ …のでまずは全景をどどーんと。 BGMと入れ替わるような諸岡さんの歌声からLiveがスタート。 "Lovin'"、アコギ1つで渋く歌いあげた1フレーズ。強めのリバーブの余韻が響いたところで 「やるぞー!」のシャウトから全員の音が一気に。ちょっと重めで、歌声と合わさると何ともオトナ。 土方さんのGtは、派手すぎなくて深い音。そしてサビのとこのベースがカッコよくて(*ノノ) ラスト、諸岡さんはくるりとターンを決め…たのはいいけど、ギターのシールドが抜けちゃってました(笑) 歌詞…はともかく、最初からこんなにheat upしちゃっていいの!?と思ったら、案の定「あっつー!!」と早々に上着をオフ。 なのでお似合いの赤いレザーJK、見れたのはこれ1曲という短さでした…。 続いてはHand Clapに乗せてアコギを爪弾き、"風の中のストーリー"へ。 合間合間に聴こえてくる土方さんのギターが気持ちよくって。 河野さんのコーラスも相まって、いつもより柔らかく感じた"風スト"でした。 "Love you〜♪"って歌いつつ、さりげなーくピッて指さす諸岡さんが素敵(*ノノ) 1曲目が熱すぎたのか??諸岡さん、すごい汗。タオルが大活躍(笑) MCでも「暑いから涼しい曲を…」と次の曲にいくかと思いきや、 ここで改めて土方さんをご紹介。サンミュージック繋がりであるのだそうで…。 当時のアルバムから、と"Breezing Blue"…Liveでは約10年ぶりじゃないかな。 岡本さんのカウントで、土方さんのGtを前面に。アレンジはほぼ原曲、な感じ? で、今日(も)諸岡さんの声、やたら響きが艶っぽくてですねー♪ そして間奏のKeyのソロ&終盤からのアレンジ!もう、すっかり聴き惚れ状態。 「完璧なギターですね!」と満面の笑みの諸岡さん。 今日はこれを作詞された有森さんがいらしてるそうで、この曲だけ歌詞カンペを 用意した…けど見えなかった!のだそうですがー。 …さっきも思ったけど、間違えても顔に(舌も)出しちゃダメだってば(笑) MCでは、これがアルバム"All Of My Love"からの1曲ということ+CMソングな話題で繋がり、 中村勘九郎さん(当時)が出演されたCMで、といえば、これまた久しぶりなあの曲なわけですが。 このあたりから(?)話は脱線しはじめ、そして河野さんへの無茶振り…に、クールでフラットな切り返しにあい。 いつもの調子になってきたなー、と何故か安心するファンも約1名。 でも最後には、「俺の夢の隣には、みんながいるから!」と見事にまとめて、"夢の隣に"。 ドラムのカウントから入ったイントロは、歌い出し直前でピアノだけに変わり、それまでじっと一点を見上げていた諸岡さんが どこか柔らかくて優しい響きの声で歌を音に乗せ…大好きなこの曲、もう、どっぷり浸って聴いてました。 でもどーして最後の歌詞、あっちにしちゃうんですかあああ>< や、いいんだけど。アリなんだけど。 原曲聴いたことない人に、あれが本来の歌詞だって思われたら切ない(/_<。) そして、間違えても顔に出しちゃ(以下略) 次の曲はー、と一瞬?詰まって、「お母さんの歌!」と"Mother"へ。 イントロでの土方さんのフレーズがとっても印象的でした。 さらさらと流れる、河野さんのピアノにもうっとり。 そしていつにも増して、諸岡さんの声が強くって…心に響きました。 そのままアコギを鳴らしつつ、35年くらい前に長崎から出てきて…と 呟くように言葉を紡いで"少年"のフェイク。 そこに土方さんが音を絡ませ、バンドが加わり…一気に音が厚くなる フルメンバーだからこそ、のアレンジ。 声と音の強さで、すごい緊張感というか…張りつめた空気。 息苦しささえ感じるほどの熱さ。最初に聴いた頃を思い出してました。 「一部最後の曲を、TAK斉藤に」…このフリはアレですよね。"体より心が"。TAKさん、すっかり鉄板ネタ要員。 ひとたび音が鳴り始めると凄いのに、どうしてMCだとこうなんだろう(・・。)ゞと思いつつ、それが楽しくて仕方ないー。 諸岡さんの声、色っぽい♪そしてそれよりさらに、TAKさんのベースの音がイロっぽー♪ 今日、すごい見やすいとこだったのもあって、気が付くとTAKさんの右手をガン見してました(笑) 諸岡さんはアコギを抱えてるものの、あんまり弾かずに手でも歌いまくっていて、自然に体が揺れますコレ。 最初の熱さを最後まで残したまま、第一部が終了。 第二部は、まずメンバーの皆さまだけがステージへ。 岡本さんのカウントから始まったのは"SHOUT"のイントロ! その音の中を、上下ともお召し替えした諸岡さんが登場。 やっぱり、ハンドマイクで歌ってる方が好きだなー♪ 最後にマイクをぱしっ!ってしたとこ、すっごいカッコよかった! 続く"HOLD ON"の前には、先日のアニメファン主催イベントの話を スタートに、日詰さんのことも話してくれて。 「歌っていうのは、売れても売れなくても人の心に残っていればいい」 諸岡さんのそんな一言が印象に残りました。 自分自身も、書いた楽曲も、本当に愛される人たちに好かれるのなら、それが一番幸せなことだって。 イベントのこと、本当に感謝してます、って言ってました。そこに立ち会えたこと、私も幸せだったなと改めて感じてます。 そんな話を紡ぐ間、河野さんがずっとピアノで音を添えていて。 "HOLD ON"はサビのフレーズから入るアレンジ。イベントの時と同じなんだけど、 …今日は、何だかさらに深い響き。諸岡さんはサビで高く片手を掲げて。 間に入る土方さんのソロ、派手さは控えめなのにすごく熱い。いい音〜! 本当に今日が20年ぶりの再会&初合わせなんですか!と何度思ったか。 MCでは再び、これだけ長い間歌っていられるのは聴いてくれる人たちの…と。 でもね、それってまた聴きたくなる「何か」があるから、なんですよね。 それは諸岡さんの歌に、声に、思いに。そして諸岡さん自身に、ね? そして、CDにしていない曲がたくさんあるので、作戦を考えてます!って やーっと言ってくれた(笑) さー、言ったからには実現させましょ?諸岡さん。 アルバム"Treasure"からの1曲、"Eternity"は、河野さんが2台のKeyで ピアノとストリングスの2音を操り、バンドがフルボリュームで入っているのに その2つの音色がすごく綺麗に響いていました。土方さんのソロも素敵だったー! ラスト、諸岡さんはほとんどマイクなしでフェイク!すごい声量、そして熱量。 あれだけのフル音に全然負けてないの。ほんと、感涙ものでした>< 今度の合間のMCは、岡本さんタイム。…えーと、さっきまでの空気はドコへ(笑) でも、数年前に、岡本さんの「桑名さんの亡くなった年齢を越えた」という一言が響いたという諸岡さん。 うん、それわかる…気がする。ヒヅの年齢越えた時、すごい感じたから>< 何と、土方さんと岡本さんは同い年なのだそうで、ってことはお2人とも61歳…にはとても見えない。 お2人による"60代バトル(By諸岡さん)"。もー、熱い熱い♪ 諸岡さんがトコトコっとステージから下りたなー、と思ったら、そのままステージ前のカウンターに座って見物(笑) バトルはそのまま"アンジェリーナ"のイントロに突入し、諸岡さんも再びステージへ。 振り向きざまのフィンガーホイッスル、カッコよかったー! 皆さん、えらい楽しそう。もちろん聴いているこちらもヽ(゜∀゜)ノ 曲間では、土方さんもトークに参加。20年ぶりに会ったけれど、 音を出せばあっという間にわかりあえるって。そうなんですねー。 そして告知を…と、学院の話や"Cocoroの翼"のことを少し。 1フレーズ、歌ってくれました。この日、フライヤーも配られてて。 皆さん、もうDLされました?ボーカルは諸岡さんですよ♪ そして、アコギ弾きながら1人ずつメンバー紹介&ソロタイム。 河野さん→TAKさん→土方さん…と続いたんですが、 TAKさん、自分のソロの時に河野さんに近寄っていって何やら目くばせ →2人でフレーズを合わせて演奏♪なんてことをしてくれましたー。 ソロは"忘れかけた空"へと繋がり、いつものようにCall&Res。 今日の客席は声がすごい出てたんですよー♪諸岡さんもえっらい楽しそう&嬉しそうな笑顔で、マイク離れて生声で。 その勢いのまま、カウントでバンドも加わってイントロのフレーズへ。のまれそうなほどの音と熱さ! 最後のフェイクも、迸るって表現が似合うくらいの強さ。 続けてHand Crapを煽り、"With"でもう1回Call&Res…だけど、唐突過ぎて客席がほとんど着いていけてない(笑) 諸岡さんはギターをくるりと横に回し、仕切り直しで再びCall。今度はばっちりでした! ほんと、楽しそう。今日どうしたんですかー、って思うくらい。こちらも楽しくて、見てて幸せ。 そしてTAKさんが挟むフレーズがちょいちょいカッコよくて、またまた気が付くとじーっと見てしまってました。 最後の1フレーズを「生きてます!」と歌ではなく言葉で言いかえた諸岡さん。いい笑顔だったな〜♪ 今日は久しぶりに会う方がたくさんいらしているのだそうで、最後はこの曲を…と"ずっと"。 ラストに持ってくるのはちょっとだけ久々? エレピの音と、岡本さんのリズムが心地よくて…諸岡さんの声も何とも優しくて。やっぱりいい曲ですね、これ。 "ラララ…♪"のコーラスは、途中 バンドの音を止めて、アコギだけを爪弾きながらステージから乗り出してみんなの声を誘い。 「幸せな夜に乾杯!」の一言と、土方さんの音の余韻が残る中、第二部が終了。 アンコールは、諸岡さん1人がステージへ。 「いくらでも歌うんですけど…何故かって、歌が好きだから。」 優しい表情で、さらっとそう言う諸岡さん。…うん、ついていきます(笑) 楽譜をメンバーに渡し忘れたのでー、なんて言いつつアコギを爪弾き、 "Heart to Heart"を1人で…。これ、本当に素敵でした>< ほんと、何て声出すんですか。1コーラスだったのが惜しいくらい。 そして弾き続けながら、メロディに乗せてメンバーを1人ずつステージへ。 詞がメンバー紹介になってましたねー。 最後は"ありがとう〜♪"のフレーズで綺麗にまとめ、土方さんがアルバムで弾いてくれた曲を…と"君の愛に"。 Liveで聴くの、いつぶりだろう。あっちゃんのピアノで聴いてた頃だから、もしかしたら20年近くかも? まずピアノだけの音で、そして少しずつ音が重なっていくんだけど、最初のベースの音が特に沁みました…。 "この手で輝かせる…♪"のところで、諸岡さんは手をぐっと握り。 そして、土方さんのGtがさすがの圧巻でした! 諸岡さん、最後に悪戯っぽい笑顔で、ちょっとRODのフレーズ歌ってたような? 改めてメンバーが紹介され、本日のライブが終了。 終わった後もしばらく、ココロの熱さが抜けないくらいの幸せなLiveでした。いい音たくさん、ありがとうございました! ←Back to Live Report Menu |