2017年9月14日
SHOCK ON
(川口)
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(第一部)
SHOUT
風の中のストーリー
素顔
Heart to Heart
体より心が
Lovin'
Eternity

(第二部)
People Get Ready
This Old Heart Of Mine
アンジェリーナ
Mother
HOLD ON
With
(En)
Don't Stop!Carry On!


久々の川口。ちょっとだけ遠いので参加を少々迷ったものの、聴きたい気持ちが大勝利。
だってメンバーにKellyさんが加わってる=きっとアレとかコレとかいつもと違うはず!
I knew it♪…というより予想以上にアレとかコレとかソレとかパワーアップしたLiveでした♪
…おかげで、いつにも増して長くなりそうですがご容赦を。

本日のメンバー:河野啓三(Key) /Kelly SIMONZ(Gt) /Tak斉藤(Ba) /岡本郭男(Dr)

お約束どおり、定刻では始まるはずもなく(笑)
いい頃合でメンバーの皆さまがinし、定位置へ。
そして諸岡さんが登場…したと思ったら、マイクも通さず
「皆さん、こんばんはー!!」の第一声、からの暗転。
岡本さんのカウント、そして"SHOUT"でLiveがスタート。
いきなりこの曲からとは〜♪
そして初っ端から、Kellyさんの音がやっぱりかっこいい!
諸岡さんはギターを持たず、マイクをぱし、っと手に。
イントロの吐息も色っぽく(?)、一気に音が重なって。
このメンバーならでは♪で、思わず歌い出しに惹きこま…アレ。
…どうしました諸岡さん、入り損ねとは珍しい。
いやきっとアレンジで…って、顔に出したらダメでしょ(笑)
でも一度歌い出してしまえばすぐに挽回、さすがの迫力!
そしてとにかく楽しそうに歌っていて。
1曲目から客席も盛り上がっていってましたねー!
続いてはアコギをかき鳴らしつつ"風の中のストーリー"のイントロ。
アドリブでトーク歌うのが定番になってきましたね、この曲。今日は格別なノリのよさで♪
諸岡さんのテンションも高いし、客席のテンションもえらい高い!どっちが先なんだこれ(笑)
コーラスは河野さんとKellyさんのお2人で。底を支えるドラムのリズムと、かぶさるベースの響きが気持ちよかったー。
歌い終わって音が止まった時、諸岡さんがひとこと「いい歌ですね」…うん。

MCについては…今日は書いてたらキリがなくなること必至。だってKellyさんがご一緒だもの。
初手から突っ込みが入ってカケアイ漫才状態に突入。(そしてそれは終盤まで続く)
カミカミしようが、話があっちこっち吹っ飛ぼうが、Kellyさんがまとめようとしてもアレだろうが…このへんにしとこ。
それでもいつも、気が付くとちゃんと曲に繋がってるのがすごいんですよねぇ…。

冬の歌、とのフリで、1st Albumから"素顔"
入りのベースとピアノの音がすごく綺麗でうっとり。
時折響く客席のグラスやカトラリーの音までSEのようで…
サビで重なり合う音、河野さんのコーラス、
そして最後に一瞬溜めてからのKeyの音色が何とも言えず。
とてもさっきまであのMCをしていた人とは思えない(←
10月に憂歌団の木村さんとLiveをされる、なんて話題からは
河合塾CMつながりで"Heart to Heart"
イントロのKey、そしてハイハットの響きにじ〜ん。
諸岡さんはアコギをくるり、と小脇へ回し。
最初、ちょっとBandの音が強い…?と思ったのもつかの間、
歌い始めた声でそんな気持ちは払拭。…すごい!
"連れ出すこの手…♪"のフレーズで、すっ、と手をかざした諸岡さんと、最後のギターのハイトーンが印象的でした。

MCはひとしきりメンバーを弄り(そして返り討ちされ)…だんだんステージ上の全体が崩れ出し(笑)
Takさん、一体ドコから出てきたんですかあの扇子は…。
次はこんなイントロで、とアコギを早弾きモドキ(失言)しはじめる諸岡さん。えーと、イントロになってません。
そこへ「これは2人でやると上手くいく」とKellyさん。
諸岡さんにコードを押さえさせ、横からKellyさんがそのギターを爪弾くと、あら不思議。これ、あの曲ですね♪
"体より心が"。サビから入るアレンジ、初めて聴いたかも。すごい渋い!
うん、陳腐な表現だけど、ホントにかっこいい!としか言いようがない。
歌い方も心なしかBluesyで。
ソロ前、諸岡さんがKellyさんを親指でピッ!て指したのがまた♪
最後のフェイクまでバシっと決め、叫んだ勢いのまま"Lovin'"へ。
アコギだけで歌い出し、その声が消えると同時にドラムが流れ込み…。
力強い歌声と絡むGt、そして間奏は河野さんとKellyさんの音の競演!
"もっと〜♪"のフレーズを歌わずに客席のCallを煽って、それに応えて。
諸岡さんのLiveで拳上がるの久々に見ましたねー♪楽しかった!
「かなりいいバンドですね。幸せだなー俺は!」歌い終わってすぐの一言。
続くMCは、Kellyさんをメインに。流暢ですねえ、さすがにっ。
諸岡さん、髪を染めるのやめた理由は…言うのやめとこ、だそうですが。うん、やめといてくださいアレは(笑)
いつ終わるとも知れない(?)MCでしたが、第一部のラスト、"Eternity"へと繋がりました。
Kellyさんがイントロを奏で、河野さんのピアノて歌を紡ぎ…
そしてTakさんのベースと岡本さんのドラムが深い響きを重ねて。
このメンバーだと、諸岡さんは歌に専念してる感じがしますね。
いつものように天を振り仰ぎ、ゆっくりと歌は終盤へ。
…そして最後にフェイク、ホールコンサートのラストシーンみたい。
たっぷりと音の余韻を残して、第一部が終了。

おかしいな、MC部分はほとんど端折ってるのにレポが長い(・・。)ゞ
…なんてことはさておき、インターバルを挟んでの第二部。
そろそろ時間、というところでメンバーの皆さまがステージ袖へ向かう中、
何故か諸岡さん、テーブルでお客さんと話し込んでいて。
メンバーの様子にも気づかず、ついにスタッフの方に呼びに来られる始末。
「え、俺待ち!?」って。そうですとも(笑)
ステージ上では何事かを相談して音を出し始め…たのを、客席に座り直して
見ているボーカリスト、約1名也。それも何とも楽しそうに。
Kellyさんのソロが鳴り響くと、その中をステージへ歩み寄ってマイクへ。
まるで狙っていたかのようなカッコよさ♪まさか…いや、ナイな(笑)
曲は"People Get Ready"、そして「大好きな歌を」と、"This Old Heart Of Mine"
幕開けでカバー曲が続くの、珍しいですね。
1曲目はゆったりしたリズムなのに熱くて…そして、すごい声量!
マイクを包み込むように歌う諸岡さん。ラストの転調が素敵でした♪
"This〜"は、先日の佐世保でも聞かせてくれた曲。
その時はアコースティックでしたが、Bandだとまた違う色になりますね。
途中ではHand Crapを。みんな一緒に楽しんでしまいましたー!
これだけ音が重なって、それでもちゃんと音が立つってスゴイ。

でもMCに入るとねえ、うん。言うまでもなく。
ステージタオルの話題…で、Takさんは安定の手ぬぐい感たっぷり(笑)
で、何故か諸岡さんがグラスを手にしていきなり客席全員と「乾杯!」
今日はさすがに"Libiamo ne' lieti calici"は鳴りませんでしたが
も、とにかく楽しそう!こっちも思わず一緒に笑ってしまうくらい。
彼方に飛ぶMCをKellyさんが上手に流し、諸岡さんとのギターバトル??
…になる訳もなく(笑)、そのまま怒涛のGソロに突入。わー、早っ!そしていい音〜!
そこにドラムが加わり、お馴染みのフレーズが入り…"アンジェリーナ"へ。
諸岡さんのフィンガーホイッスル、かっこよかったです!
この音、迫力。ホールで聴きたいコレ!って思ってたら、続くMCで「これホールでやったら…」って言ってたのでびっくり。
でもほんと、聴きたいですねー。や、宙吊りで登場はしなくていいですけど。
そしてMCという名のおしゃべりタイム…って、どうしてそんなにサイゼリヤに詳しいんですか河野さん(笑)
確か、二部ではあんまりしゃべらないからーって言ってたような気が…やっぱり無理ですよね、うん。
諸岡さんがお母さまの話を始めると、みんなで哀し気なBGMを入れまくり(話の内容と全然かみあってない)
どこまで転がっていくかな、この会話…と思っていたら、最後にはきっちりとまとめて"Mother"へ。
笑い声の続いていた店内の空気が、正に一変。
イントロでは、ホリゾントのライトだけが次々と色を変えていて。
間奏の河野さんのピアノ、アウトロに差しかかる直前の岡本さんのドラム。
最初に聴いた時の音を髣髴とさせるような、壮大な広がりの音色。
…聴き惚れてしまって、最後の音が消えた後、思わず大きく息をひとつ。

"HOLD ON"は、アレンジがすごい忠実だったような。
これを待ちかねていた方もいたようで、客席は再び大盛り上がり♪
コーラスはKellyさんと河野さん、ハイトーンな声が気持ちいい!
しかしこれ、このリズム隊があるから成り立つんだろうなー。
聴いてて、バランスがいいと言うのか…響きが心地いいんですよね。

「僕はホントに歌うことが大好きだなあ。つくづく思いますね。これに一生を捧げたいと思います」
"忘れかけた空"のイントロを爪弾きながら、さらっと諸岡さんが一言。

そのままイントロに乗せてメンバー紹介、そしてCall&Res。
ずっしりと重厚なドラムに、Kellyさんの押し寄せるようなソロ、絡みつくベースと華やかなKeyの音色。
ここからは本当に音と声に圧倒されて…ラストのWith"まで、一気に走り抜けたよう。
最後は、諸岡さんが何度もジャンプ!しまいには客席の間を走って戻って、またジャンプ!でピタリと決め、第二部が終了。
すぐにアンコールがかかり、ステージに戻った諸岡さんは「息が切れた〜!」なんて言ってましたっけ。
すでに終了予定時刻は大幅に過ぎてるものの、勢いとMCは全然止まらない(笑)
そして熱い空気を保ったまま、アンコール曲は「続けるのをやめるな!」って歌、という紹介からの
"Don't Stop!Carry On!"(確かに…)。しかし、これがくるとは意外!
もちろん、盛り上がりは最高潮! "出会えた〜♪"のトコで、客席を指さしてたのがカッコよかったなー♪
最後まで華やかな音で、本日のLiveは終了。
やっぱりこのメンバーだからこそ、のLive。本日も堪能させていただきました。楽しかったー!!
…だいじょぶ、ちゃーんと音楽的に楽しんでますからね!

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