Member:河野啓三(kb)/TAK斉藤(b)/岡本郭男(drs) 今回が初めてのハコは、諸岡さんが学院長を務める、東京自由学院のすぐ近く。 ぼーっと歩いてたら間違えて学校の前まで行っちゃった…のは内緒。足の記憶ってコワイ。 白い壁と木目のファニチャーで、何だかほっこりする店内。ドリンクチケットが貝殻だった♪ ステージ向かって右奥にアップライトの生ピアノ発見…でも、あの置き方だと今日は使わないよね(・・。)ゞ 定刻少し過ぎ、岡本さんのカウントからLiveがスタート。 あ、ココ音が聴きやすい、っていうのが第一印象。 設備はよくわからないけど、響きのバランスが好きかも。 "戻れない夏"、アレンジがいつもと少し違う? 詞と、きらきらのKeyの音が似合ってて何だか新鮮。 「今日も声の調子が最高ですね!」と始まったMC。 声同様、MCの調子も…ま、いつものテンションで。 2曲目は"夢の隣に"、Liveでは久々? 当時のCMに出演されていた、勘九郎さん(18代目 中村勘三郎さんですね)を偲んで…と。 これもKeyがきれい。ほぼ原曲どおりみたいだけど、音が違うの。 諸岡さんはギターは持ってるものの弾かず、手でも唄ってる感じ。 そしてお約束の…盛大に顔に出しちゃダメだって(笑)。それしなきゃ誰も気づかないから大丈夫← ラスト近くの畳みかけるようなベースとドラム、すっごいハマってました! …でも何で最後に山廃にしちゃうかな(笑) 曲終わりの音が残る中、そのままKeyは神秘的な音色からピアノへ。 まさかの"Mother"。 少しゆっくり、かな?ピアノと声だけの歌い出しから、抑えめのベースとドラム。 響きに圧倒。音の柔らかさと厚さって比例しないんですね。 諸岡さんの声がねぇ、すっごい深く響いてました。 続く"Heart to Heart"もそうだけど、何が違うんだろう。声?歌い方? 河合塾のCMソングだったこの曲。今日は当時のプロデューサーさんがいらしているそう。 ここ最近のLiveの"Heart〜"、絶品なんですよね。 最後の音の余韻に浸りきったところで諸岡さんのアコギ。 加えてHand Clap♪とくれば、"風の中のストーリー"。 始まるまでに楽しく客席と戯れ(?)、諸岡さんのカウントでスタート。 聴きながら思わず笑顔になる曲。 そして座った場所のせいか、今日は気づくとTAKさんの左手を凝視してた私(・・。)ゞ ベーシスト好き(そしてベース弾いてる手が大好物)の本能だろーかコレ。 MCでは、54歳から声が絶好調で…という話題からトシの話をひとしきり。 ぐるぐる話題が回って、声の話に戻ってきたと思ったら"ディストーションボイス"の実演なぞが始まり。 ノドに機械を仕込んでいる、という触れ込みの"ディストーションボイス"で始まるのは"Lovin'"。 イントロのEGのフレーズは河野さんのKeyで! そして、とにかく声の圧がすごい。前に押し出てくる感じ。 昔、お花見の歌いっぱなしに参加させてもらった時も思ったけど、よく潰れませんねノド…。 ここでギターをはずし、第一部ラストの曲は"Eternity"。 アクアブルーのホリゾントを背に、いつものように天を振り仰ぐ諸岡さん。 この歌が流れる映画、見てみたかったですね。 しばしのインターバルの後、"ずっと"で第二部がスタート。 いつもより若干しっとりめ、な音の響き。間奏のKeyが特に♪。 MCでは、学院や中学校での講話のことから桑名さんのエピソードが出て、 "空飛ぶ青春"をほぼ1コーラス、歌ってくれました。懐かしい! 諸岡さん、以前XXXのLiveでスーツ着て登場しましたよね。"登校拒否"でしたっけ。 加えて、新曲も作ってました…とこちらも1フレーズご披露。いつかLiveで聴けるかな? 変則的なKeyから少しずつリズムが加わって、一気に"体より心が"のイントロへ。 ベースが!ベースがかっこいい(*ノノ) と、またまた気づけば視線がTAKさんの左手集中← そしてEGのフレーズを操る河野さん。Keyって凄い人が演ると万能選手になれるんだなぁ、と感動。 「今日はメタルジャックのFANの方が来てるということで…」と、最近あまり出さない譜面台(歌詞)が登場。 何と"Into the Night"でした。わー、これLiveでフルで聴くって何年ぶりだろ。 諸岡さんのアコギ1本で弾き語り、最後は英語詞で。 これ、日詰さんの曲なんですよー(涙)。この時点ですっかり感傷モード突入。 続いてバンドも加わって"HOLD ON"。聴いてる間、当時のステージが脳裏に浮かんでました。 うん、弾いてる千葉ちぁんと客席にいた日詰さんが見えたよ…。 あの時はまだ、まさかここまで諸岡さんについてくとは思ってませんでしたが。縁って不思議なもんです。 そして、ギターをマイクに持ち替え、1stアルバムから…と"素顔"。 やっぱり今日(も)、いい声だなー。柔らかなベース、ぴったり合う音色。 ふんわり やんわりな空気を一瞬で覆す(いつもの)MCと 謎な発声練習の諸岡さん。や、あれ難しいですよー><。舌かみそう。 話の流れ…でもなく、唐突すぎるフリへの岡本さんのリアクション(笑) ドラムから華やかに始まった"アンジェリーナ"、 バンド全開!で疾走感あって気持ちいい! 河野さんが立ってましたー。(いつも座って弾いてるイメージなのですけど) そのまま畳みかけるように諸岡さんのギターで"忘れかけた空"のイントロ。 アドリブの歌から、メンバー紹介とともにKey→Ba→Drsソロ、そしてCall&Response。 カウントの後、全員の音が合わさって鳴り響いたフレーズ、最高にかっこいい! "あきらめることを…"のところ、一音ずつ声を区切るように歌っていたのが印象的でした。 いつもより少し長めのアウトロ、いろんな音が混ざり込んでいて聴いてて楽しいヽ(゜∀゜)ノ 熱い音の余韻を残しながら、第二部が終了。 アンコールでは、まず諸岡さんがステージへ。その後、メンバー紹介で1人ずつ登場。 大丈夫。今日は(たぶん)みんなもっと聴きたくてのアンコールだと思いますよ! 諸岡さんの例の謎な発声練習をいきなり振られても、きっちりKeyで返す河野さん。さすがでした♪ そして曲は、きれいなエレピで始まった"抱きしめながら"。 ラストで少しためた後、声の余韻がふわっと消えたところにドラムが入ってアウトロへ。 声の力、音の力。合わさることで何倍にも広がることが体感できるLive。 今日も、幸せになれた夜でした。 ←Back to Live Report Menu |