2007年12月17日
クロコダイル
(原宿)
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Have I Told〜
抱きしめながら
少年
風の中のストーリー
ずっと
Endress Road
Lonely Sniper
忘れかけた空
Eternity
(En)
Lovin'

  渋谷の街はクリスマス一色、な12月に、3年ぶり?のクロコへいそいそ。
  クロコの店内も、ステージの上にはツリーやリースとクリスマス色でした!
  (なのに写真のデータがどっかに吹っ飛んでしまって見つからナイ><)
  …ということで(?)、本日のメンバーは中川雅之(Gt)&大柿昌彦(Key)のお2人。
  中川さんのそばには、AGとEGがセッティングされておりました。

 「今日はごゆっくり〜♪」と、諸岡さんの満面の笑みでの一声でライブがスタート。
  まずは大柿さんのピアノで、"Have I Told You Lately That I Love You"
  クロコダイルはバンドLiveのイメージが強いけれど、アコースティックもいいですねえ♪
  そして今日(も)、諸岡さんの声が絶品!すっごく柔らかくて、優しい響き。
  間には中川さんのGtソロも入りつつ、そのまま曲はボーカルだけのイントロで"抱きしめながら"へ。
  かなりスローテンポで、何だか点滅するツリーのライトとお似合いな音。
  最初の2曲で、しっとり・ふんわりな空気。今日はこんな感じのLiveなんだ〜、と和みつつ聴いてました。

…まあ、いつものとおりMCで色々崩れるのはご愛敬ということで。
久々のクロコです、と前置きしたところから見事にカミ始め、何故か話題は中川さんも巻き込んだ「女好き」ネタ(笑)
初っ端からこの調子でどこまで行くかなーと思っていたら、トーンダウンして自己紹介から長崎の話題へ。
最近、佐世保で起きた事件にも触れつつ、東京にギター1本持って出てきたこと…そういう歌を、と"少年"へと繋がりました。
諸岡さんの弾くアコギとボーカルだけで始まり、そこに中川さんのEGが少しずつ重なって…このアレンジ、初めて聴くかも。
1st Partはアカペラに近くて、間奏で一気にEGのフレーズが入ってきて。すっごい渋くてカッコいい!
Keyは、真面目で外さない音…という印象。曲の底をしっかりと支えていて、うん、いいバランス♪

MCでは再びのカミ話。
何でも霊能者の方に「あなたは話が下手でしょう。それを武器にしたら成功する」と言われたそうで)
その後に東海ラジオのレギュラーの話が来たんだよ!!と熱弁をふるっておられました(笑)
「噛んだら編集で…」と言う諸岡さんに、すかさず「編集したら残んないじゃん!」と突っ込んだ中川さん、ナイスすぎます(笑)
そして、Hand Crap!を煽っての"風の中のストーリー"…若干、音が割れてたのが惜しい><
でも、ずっと笑顔で歌う諸岡さん、素敵でしたー(*^^*)

クリスマスが近いということで、MCでもそんなフリを客席にかましては滑…ま、これもお約束で。
「今日は渋くやろうと思ってたんだけどなー」(…無理ですって)
「どっかで壊れてきちゃうんだよね」(…えーと、最初から?)
…内心でそんな突っ込みを入れつつ、いつも楽しみにしちゃうんですよねえ、諸岡さんのMC(笑)
最近、My Spaceに登録されたのだそうで。Eric ClaptonやStingのアカウントを見つけて、一生懸命メッセージを送ったら
「Eric ClaptonがFriend登録を承認してくれたー!俺はクラプトンと友達だー!」…そりゃよかった。
何か、とーーーっても幸せそうな諸岡さん。友達になったことを記念して?と、名曲"Wonderful Tonight"を1フレーズだけ。
そこに中川さんが音を合わせて、曲はそのまま"ずっと"にスライド。
今日は全体的にスローなアレンジが多いけれど、これもかなりスローでメロウ。いい雰囲気♪
なのに途中のコーラス、みんなで声を合わせてるところに、妙にコブシを効かせるボーカリスト様、約1名。
大柿さんは笑いをこらえてるし、中川さんは「ちゃうちゃう!」ってしながらハードなリフ突っ込んでくるし(笑)
それでも最後、しっとりとしたボーカルで引き取ってまとめたのは流石ー!
今日は対バンあり&アコースティックの1ステージでしたが、次はワンマンでバンドでやります、と告知。
夏ごろには少し大きなところでやろうかなー、だそうで…そちらも楽しみに待ってます!

その間に中川さんはアコギに持ち替え、"Endress Road"。アンコール曲のイメージが強いんですけど、やっぱりこれ大好き。
今日は、2nd Partの一部を英語詞で。サイドから照らす、オレンジ色の夕焼けライトが音に似合ってました。
この歌、もともと英語で作っていたのだとか。いつかフルで聴いてみたいものです。
続いて、大柿さんのソロからの"Lonely Sniper"、そして"忘れかけた空"は、音も声も熱いー!中川さんのソロも熱い!
バンドの迫力とはまた違う、この編成だからこその鋭さ。音の厚みと力強さって、必ずしも比例しないんだなー、と。

そして熱くなった空気を冷ますように、諸岡さんがゆっくりと話してくれたのは"Eternity"について。
自分の歌を通して幸せになってくれた、というHappyなエピソードと、そしてHONZIさんのこと。
…彼女の綺麗な音は、こうしてこれからもずっと、残っていくんですね。
そんな話の後に聴かせてくれた"Eternity"。ライトが絞られたステージに、大柿さんのKeyソロ、そして中川さんの抑えた音。
諸岡さんは弾くとも弾かずとも…というくらいで爪弾きながら、目を閉じて、どこか囁くような歌い出し。
"生きていく意味を…"と歌った時に、右手をトン、と胸にあてた姿がすごく印象的で。
中川さんは間奏で歌い上げるようなEGのリフの後でぴたりと音を止め、続く"もう離しは…"のサビはKeyだけで!
もうね、表現する言葉が出ない。これはやっぱり生で聴いて欲しい、息をのむような響き。
いつまでも余韻が残るような、そんな空気の中でLiveが終了。

そして、対バンありってことで早々に楽器を片付け始めた中川さん…の背中にかかるアンコール。
「え、ホントにやるの?」なんて言いつつ、再びセッティングしての"Lovin'"、すごいリバーブかかってないかこれ(笑)
いつもよりちょっと重めの音とテンポのこの曲で、本日のLiveが今度こそ終了。
さあ、次はバンドだ!ということで、聴くたびに彩りが変わるのを楽しみにまた行っちゃいますよー♪

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