2004年11月8日
クロコダイル
(原宿)
MENU
(第一部)
Top to the Mountain
戻れない夏
君にあいたい
ずっと
Lonely Sniper
少年
ルビコンの橋
抱きしめながら

(第二部)
レクイエム
僕らの毎日
さよならを消せなくて
SIGNAL
Lovin'
風の中のストーリー
忘れかけた空
WITH
Endress Road
(En)
Lonely Sniper
estrange…


  久々のクロコでのワンマン♪
  メンバーは岡本郭男(Dr)・梅村仁(Gt)・武藤智(Gt)・佐倉一樹(Key)…とベースが…
  えーと、若干ハタチで青森出身で…って紹介されてたけど名前が聞こえず><

  岡本さんのカウントとドラムに、Gtの華やかな音が加わって
  "Top to the Mountain"で本日のLiveが幕開き。
  …いきなり歌い出しを間違えて1フレーズふっ飛ばし(笑)
  Keyの音に勢いがあって、曲に似合ってて気持ちいい。
  一気に惹きこまれますねー♪
  続く"戻れない夏"も、音も声もキラキラしていて
  でも、どこか優しい表情だったのが印象的。

  そして何故か?ちょっと低めの声で「会いたかったよ…」と一言。
  ナニゴト、と思ったら"君にあいたい"のフリでした。
  ここでキャー♪ってならないとFan失格だったかなー(笑)
  どことなく変則的なハイハットの音と、抑えめのテンポが渋い!
  音源で聴くよりも大人なアレンジで、カッコよかったです。

  MCでは、先月行かれたという上海でのLiveのことなど。
  女性の胡弓奏者とセッションしたり、あちらのアマチュアの方々が諸岡さんの曲を演りたいと
  歌ってくれることになったり…と、色々な出会いがあったのだそうで。
  その流れから、アコギ2本だけで"ずっと"へ。
  この歌って、ギターの弦の擦れる音が似合うんですよね。
  そこに諸岡さんの声が重なって、ゆったりめのテンポも相まって、とっても気持ちよく浸ってました。
  次回ライブの告知などを挟み、"Lonely Sniper"は重くて渋めのGtとドラム。
  Keyソロもカッコよくて、何か赤いライトが映えそうだなー、って思いながら聴いていたのですが…
  やっぱりクロコは、席によって音が違いまして…今日の位置だと、バンドの音がめいっぱい鳴ると
  ボーカルの音が相殺されちゃうんですよ…。うー、これ、正面で聴きたかった><

  曲終わりにかぶさるように、ゆったりとした音色のKey。
  そこに鋭く諸岡さんのカウント、そしてフルに音が入って"少年"のイントロへ。この入り、好きだなー♪
コーラスも3人?だったのかな。力強くって、曲に合ってました!
その勢いのまま繋がる"ルビコンの橋"もすごく熱くてカッコいい!
…でもバンドの音がめいっぱい鳴ると(以下略)

そんなカッコいい音&歌を繰り出す諸岡さんなのですが、
MCになると一転しまして。
今日は「ギター侍って知ってる?」から始まって、
何でもそれを真似しようとして止められたんだとか…
止めてくれてありがとう、メンバーの皆さま(笑)
すでに少々?コワレ気味な諸岡さん、佐倉さんのご結婚の話から
「俺も結婚する!来年!…再来年?」
…毎年のように言ってませんか、ソレ(笑)

そして、またしても曲が始まると空気が再び変わり。ほんと、いつもながらお見事。
フルメンバーのイントロから一転、ピアノの音だけをバックに"抱きしめながら"をしっとりと歌い上げて第一部が終了。
途中から再度バンドの音が戻るのですが、全部ピアノだけで…っていうのも一度聴いてみたい曲です。

第二部は、諸岡さんが第一声から「みんな飲んでますかー!!」と言いながら登場。
ご本人もインターバル中に飲まれたようで、妙に饒舌です(笑)
まずは、諸岡さんと梅村さん、お2人のアコギで"レクイエム"から。
聴きながら、HIZを思い出しちゃいました。この時期、だからかな。
そして1人ずつ紹介しながら他のメンバーが登場。
諸岡さんがそのたびに絡むから、全員揃うまでに時間がかかること(笑)
改めて、今度は3本のギターとKeyで"僕らの毎日"
音がいっぱい重なって、ゆったり・のんびり…と流れていく感じが気持ちいい。
終盤、武藤さんがEGでソロ。それに応じるような梅村さんのソロにドラムが加わって
"さよならを消せなくて"、歌の入る直前にすっと音が消えてKeyだけに。
今日のLive、いつにも増して音に緩急があって絶品揃いー♪これって佐倉さんのアレンジなのかな。
そしてMCもいつにも増して??カッ飛ばしー!(お酒のせいだと思いたい)
続けざまに"SIGNAL" "Lovin'"と勢いのある曲を2つ。
"Lovin'"のアカペラの歌い出し、ちょうどよく重くて最高にカッコよかったです。

「次の曲いきましょーかー!」とHand Crap、ときたら"風の中のストーリー"
手拍子を煽りつつ歌う諸岡さん、何だかすごーく嬉しそうな表情で。華やかなKeyと、軽めのリズムがよく合ってましたー♪
一息つくように、ここで再びMC。
オトダマの話、槙さんの話、車いすバスケの話…そんな中から、小さい頃に飛ばした紙飛行機のように夢を追い続けたい、
そんな気持ちの歌を…と"忘れかけた空"。佐世保で、お兄さまと一緒に作ってきた歌、なのですよね。
この曲を、いつもまっすぐどこかを見つめて歌う諸岡さん。伸びていく声に、時折絞り出すような響きが混ざっていて。
これをLiveで聴いていると時々、もしかしてもどかしいのかな?って思うことがあります。
曲はそのまま繋がり、ドラムソロ→メンバー紹介から一気にベースがかぶさって"With"へ。
諸岡さんの無茶振りも絶好調(?)で、メンバー1人1人がCall&Resで大盛り上がり♪
フル編成ならではの元気な音、楽しかったー!
その熱さを保ったまま、最後はKeyの音を全面に押し出した"Endress Road"で本編が終了。
聴いている側にも勢いだけではない熱を残して、アンコールへと突入…したのですが、「今日、用意していません」って(笑)
当然、えー!となる客席。
「じゃあ、もう1回同じ曲をやります」(えー!)→「イヤなの?」(イヤじゃないけど)→「何がいい?」(おいおい)
という一連の流れがあって(笑)「できる曲はたった一つ!!」と"Lonely Sniper"再び。
もう1回聴けたのはラッキー♪と、やっぱり大盛り上がり。
曲終わりにメンバーが紹介されて、1人ずつ退場。Liveも終了…と思ったら、諸岡さんが1人ギターを手に残り。
最後にもう1曲、今日はアルバムに入っている曲は1つも歌っていないけれど、最後の最後に…この歌を、と
アルバム"All Of My Love"から、"estrange…"をアコギ1本で。
ここまでのバンドのLiveはもちろん最高だったのだけれど、最後のこの1曲…ずるいですよ諸岡さん><
終わってからしばらく茫然。これだからLiveは気が抜けないんですよねー。
帰りの電車の中、そして夢の中にまで諸岡さんの声が頭の中を巡っていた、そんな夜になったのでした。


←Back to Live Report Menu