2026年8月1日
ぷかぷか
(須賀川)
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(第一部)
Have I Told You Lately
Heart to Heart
悲しい色やね
7月の女神
You're in my Heart
化粧を落として
People Get Ready
Members Only
愛燦燦
化粧を落として
(第二部)
Love Me Tender
体より心が
忘れかけた空
風の中で立て
筑豊ブルース
(En)
秘密基地

栃木に続いて、今日は金尾さんや年見さんとのご縁から始まって、早くも3回目となる須賀川、ぷかぷか。
こちらのライブは、いつもマスターのMCからスタート。
今夜はまずsosoさんがステージに登場して、ご自身の作詞にAIで曲を付けた…という新曲のご披露と
諸岡さんのプロフィールを素敵なナレーションで♪
ステージのモニターに映し出された「満席ってなーに?」の一文に
つい先日のような前回のライブを思い出しました(笑)
そして、皆さんの拍手に迎えられて、諸岡さんがステージへ。
幕開けの1曲は久しぶりの"Have I Told You Lately"
生音に近いアコギと、初手から歌い上げる声はどこか柔らかく響き、
店内をセピア色に染めていくようでした。
間奏に入ったあたりで、そのまま音に乗せてのごあいさつ。
そこへ返されたフロアからの「おかえりー!」の声に応えて、
即興のメロディで歌う?語る?どちらとも聴こえるフレーズを。
モニターを振り返って"満席って何〜♪"なんて1節も織り込みつつ、
「満席のために、また来ます!」とするりと歌に戻っていく呼吸と、
やり取りに笑っていたフロアが、一音で音楽へと引き戻されていく
歌声の情感、初手から魅せてくれますねえ♪
そのままアコギで音を繋ぎながら、「河合塾のCMを」とタイトルコールからの"Heart to Heart"は、
歌い出し前のブレイクに思わず息をのみました。
弾き語りの変幻自在、空気を揺らしていく間合いと響き、
そして1拍・2拍…この刹那の緊張感が堪りません…!
ほぼアカペラで歌われた2コーラスの前半部分、
そしてサビでかすれながら伸びていく声に惚れ惚れです。
最後にしゃらん、と指先で鳴らした音色の余韻から、
ゆっくりとストロークを重ねていくアコギ。
このコード運びってもしかして?と思ったら、やっぱり"悲しい色やね"でした。
予定の曲なのか、この場の流れだったのか…は毎度ながら分からないけれど、
アタマから歌詞が色々とアレソレして、最後はアカペラで歌い切っていきました。
うん、これは多分モロモロどっかいっちゃいましたよね…?(笑)
この緩やかさ、"聴かせ"と"和ませ"の混ざり合いもまた、諸岡さん1人での弾き語りならではの妙味♪
そして、前回のライブで「次回のドレスコードは水着で」なんて話をしていたことを持ち出して、「誰も着てない!」と
ひとしきり盛り上げたところで、話題の元になったシーブリーズのCM曲、
8月になっちゃいましたけど…と"7月の女神"をCM部分、サビからの歌い出しで。
弾き語りだからなのか、声や歌が当時よりも深みを増しているからなのか、
オトナな色味が何とも柔らかくていい感じ。
ラストで入った"Venus in〜♪"のフェイク、心が震えました…!
その流れから、当時、日本のRod Stewartを探していて、と選ばれて歌ったという
"You're in my Heart"を1フレーズ。
HONDAのCM、歌声とともに流れる映像やコピーもカッコいいんですよね♪
この曲、昔のライブではよく最後のサビをリフレインで客席に振っていて、
おかげで耳で覚えたメロと英語詞、今でも何となく歌えてしまいます(笑)
改めて、「デビューして40周年になりました」とMCモードに切り換え。
ここでsosoさんをステージにコールして、"化粧を落として"という曲が…と
冒頭でスマホから流してくれたAI曲を、今度は2人で生演奏!
昨夜、栃木のライブ終了後、遅い時間に須賀川に移動されていた諸岡さんご一行。
到着した深夜?未明?から作り始めたというこの曲、スタートのお2人のセリフの掛け合いに思わず吹き出すフロア。
思いがけない新曲のお披露目、楽しかったです!
そして本日のゲスト、松下年見さんが笑顔でステージへ。
その第一声は、先ほどの掛け合いを真似た「遊んでかな〜い?」(笑)
"須賀川バンド"の面々も登場して、諸岡さん&年見さんのMCタイム。
昨夜の栃木ライブでは初顔合わせからの即興セッションが繰り広げられ、
こちら須賀川では何回かの共演を重ねて、曲目も演奏もバージョンアップ♪
こんな風にそれぞれの「ご当地」が聴けるのも、遠征の楽しみなのです。
曲は"People Get Ready"、原詞と、菊田俊介さんによる日本語詞のダブルで。
まずは諸岡さんがアコギ1本で英語詞でのリードボーカルを取って歌い出し、
1フレーズの後、メンバーに送ったサインをきっかけにバンドが加わって
2コーラスは年見さんが日本語詞で歌い継ぐ…という特別版。
演奏の途中、何度か音のトラブルが発生していたのですが、歌い終わった年見さんは笑顔で「金尾さんが来てるのかも?」と。
先日の九州ではライブ中にバナーが落ちる…なんて場面もありましたし、
もしかしたら本当に覗きにいらしていたのかもしれません♪
ここで諸岡さんが一度下がり、今度は年見さん+バンドの皆さんで"Members Only"
そして"愛燦燦"をしっとりと歌い上げて、第一部が終了です。

ぷかぷかに集まる皆さんは、演奏陣を含めてお馴染みが多く、休憩中もアットホームな雰囲気。
賑やかになってきたところで「もうやりましょう!」と諸岡さんがステージに上がり、
バンドを呼び込んで第二部がスタート…とは言え、なかなか切り替わらないフロアの喧噪。
そんな中を、「騒音をかき消す、俺たちの音ー!」の掛け声から始まった"Love Me Tender"
少しだけゆっくりしたテンポで、それぞれのパートがたどっていくフレーズたち。
ほぼ当日合わせ?のご当地バンド、そのアンバランスなバランスの妙、とでも言うのでしょうか。
それがこの曲にほのかな青さや可愛さをまとわせていて、ある意味新鮮!
さすがに阿吽の呼吸でブレイクを、というわけにはいかず、今夜はみんなで愛を叫ぶ…のない、原曲どおりの展開で♪
そこから手拍子を誘い、シャッフルのリズムでの歌い語り+Call&Resから
カウントを飛ばして"体より心が"
この曲で歌い語りが入る、というのはなかなかレアだったのではないかと。
その内容もかなりユーモアたっぷりでした(笑)
イントロではメインに、歌の間はバックに流れる特徴的なあのフレーズは
細かな音捌きと崩れそうで崩れないファジーな揺れにドキドキ&拍手!
そして「今回は、バンドには今までより要求を上げて…」と話し出す諸岡さん。
途切れずに流れる音の中、もっと演奏が上手くいって、歌が届いたら、と
佐世保での学生時代のバンドのエピソードを聞かせてくれました。
軽く触れるだけのようなアコギで、アカペラに近い歌声での"忘れかけた空"
手拍子も入れたくない、こぶしを挙げるのも何か違う。
今夜のこの曲は、そんなことを感じるほど、奥底に熱を潜ませつつ、いつになく抑えたトーンで深く響く声が印象的でした。
音を鳴らすことと、曲を奏でること。
それは似ているようで違うものなんだな…と感じた場面でもありました。
間奏では「ガラクタバンド、盛り上げていこう!福島ありがとう!」と
再びのCall&Resを煽り、ギターのお2人がそれぞれソロを♪
拍手と歓声が上がったところで、年見さんをステージへと呼び上げて、
"風の中で立て"をフルメンバーで。
「金尾さんは何を歌いたかったんだろう、と考えながら詞を読んでいた」
歌い終えた後の諸岡さんの言っていた、そんな言葉が印象的でした。
伝える側も受け止める側も、それぞれの感性の赴くままに…。
これも、生で味わうライブならではの醍醐味のひとつ、でしょうか。
続いても金尾さんの曲から"筑豊ブルース"。諸岡さんのアコギ&フェイクから、カウントで一気にバンドの重なるアレンジ、
この感じは初めて聴くかも?
渋いBLUESのリズムと声の熱さが、曲にも詞にもとっても似合っておりましたー!
ここで年見さんが降壇して、そのまま客席に♪
「1日1日を大切にしていきたい」「大好きな曲を、一緒にやれることを嬉しく思う」
諸岡さんのそんなMCを挟んで、"今"を、今夜はバンドで。
ココロの雑音を吹き払ってくれる、豊かで深い歌声。
合間に加わるGt&ベースのソロは、どちらもメロウ過ぎない音と個性的なフレーズで
この歌にまた新たな色をまとわせてみてくれました。
そしてラスサビは、あえかなKeyの音色だけに乗せて…。
諸岡さんは何とも柔らかな、いい表情をされていて、目も耳も惹きこまれつつ
最後の声と音の響きがゆっくりと消えていく余韻に浸…ることは惜しくもできませんでしたが、歓声に応えてのアンコールへ。
まずはメンバーの皆さんをご紹介しながら、「最後は2人でやります」とGtのヒロさん以外を拍手でお見送り。
ひと息を置いての"秘密基地"、ゆっくりとたゆたうギターの音色と、言葉を大切にメロディに乗せていく諸岡さん。
その静かな力強さは、シャッターを切る微かな音さえ挟むのを憚られるようで、ただただ、じっと聴き入っておりました。
終盤に響かせた、ほぼアカペラでの歌声。静穏の中で聴くことができたらさぞ…(泣)
そして、あたたかな拍手で本日のライブが閉幕。

終了後は、ぷかぷかさんお馴染みの懇親会。sosoさんのお手製や差し入れなどなど、ご相伴させていただきました!
栃木から須賀川へ。
それぞれの街で、それぞれのご縁と出会いがあって、そこでしか聴けない音があって。
その場にあるすべてがライブの構成要素、ということを改めて感じた2日間。
談笑の飛び交う店内を眺めながら、今夜の1曲目で聴いた"Take away all my sadness…"の一節を幾度も反芻しておりました。
同じようでいて、同じものは二度とない珠玉の時間たち。これからも大切に楽しんでいきたいと思います。
That's what you do,これもまたライブならでは。
諸岡さん、年見さん、演者の皆さま、スタッフの皆さま、そしてお会いできた皆々さま。ありがとうございました!

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