今回は、昨年11月に開催された「金尾よしろう生誕祭」で初めて伺った、ぷかぷか@須賀川に再訪。 レトロ感のある店内と、フレンドリーに迎え入れてくださる方々のいる、何とも素敵な場所なのです。 Opening Actは、ボーカルにツインのアコギ、そしてパーカッションという4人編成のトンキーズさん。
オリジナルに洋楽カバーに…と、バラエティ豊かに聴かせてくれました。Perc.のマスターは、諸岡さんの40周年Tシャツ、黒Ver.を着用♪ そして入れ替わりに登場した諸岡さんは白Ver.に淡い色のジャケットで アコギを手にステージの中央へ。 まずは、スローなテンポが渋さを際立たせる"Dead or Love"から。 ステージに立ってから、ひとことも言葉を発さずに歌から入る流れ、 するりと諸岡さんの音の世界へ移っていく感じがいいですねえ。 1人だけで立つライブでの定番になりつつある、RD名義のこの曲、 弾き語りの何とも言えない間合いと、抑えた音に重なる声のかすれ具合、 その絶妙さはいつも息をのむほど見事で、大好きなんですよね…。 そして、配信以外ではなかなか「1人で歌う」という場面は少ないもので、 これは遠征ならではの楽しみの1つかも? そのまま繋いだ"Heart to Heart"も、少し抑えたテンポに乗せて 1つ1つの言葉を噛みしめるように、メロディを紡いでいく歌声が絶品。 壁一面に掲げられた数々のギターと、木製の床や柱に囲まれた店内は、音の広がりが柔らかいのです。
歌声の最後の余韻を少し高めの音色の爪弾きで繋ぎつつ、ここで初めて「こんばんは!」とご挨拶。 福島に来るのが楽しみでした、と歌い出されたのは"手紙"。 その時その時で、伝わってくる色味が違う…というのがこの曲の印象なのですが、 今夜はほんのりと色が褪せた写真を見ているかのような郷愁感。 ラスサビ前に入った、ほんのひと息の溜めに痺れました…! 拍手のひきを待って、ここで改めてのMCタイム。 トンキーズの皆さんへのお礼から、故郷の佐世保の話題へと繋いで"空"を。 柔らかすぎない、シンプルなアコギの音色、高く低く伸びる歌声。 間奏を奏でながら「来月で40周年になります!」とTシャツを見せる諸岡さん。 田舎から出てきて、という言葉を"片道切符で…"と歌い継いだ声に聴き惚れながら、 ああ、この歌ってこうして"少年"に繋がっているんだ…という感慨と、諸岡さんの表情にココロを揺り動かされておりました。 続くMCでは、がらりとトーンを変えて??水着とか水着とかそして水着とか(笑)の「夏」を想起するキーワードがたくさん。
コレはアレが来るかな?と思ったら、やっぱり"7月の女神"♪先日のライブの時よりも、少しだけスロー&メロウなテンポとその音は、 夏まっさかり、というよりは、過ぎ行く季節を振り返っているような印象。 それが、今の声にとってもよく似合っていて…。 この変幻自在さが、弾き語りライブの一番の醍醐味なのかもしれません。 そこから静かなアコギと、ふわりと語りかけるような歌声で"今"。 こうしてライブで生の音を浴びている時はもちろんのこと、 日常の中で、普段は当たり前すぎて気付かない幸せを実感させてくれる歌。 しっとり、じっくりと聴き入った余韻が引くと同時に、悪戯っぽい笑顔で 突然「ここでですね!」と勢いよくアコギをかき鳴らして、金尾よしろうさんの"筑豊ブルース"を歌い出す諸岡さん。 自然と手拍子が起こったところで、「縁を繋いでくださった方を」という紹介で本日のゲスト、松下年見さんが登場!
そして、Gtのヒロさん・Baのシンちゃん・Drsのタカシさんもステージへ。お2人でのトークの中で、先日の太田さん&麿さんとのBLUEMOODの話題となり、 またまた突然歌い出す諸岡さん(笑) あの時に披露された"悲しい色やね"を、ほぼアカペラでひとくさり。 こちらも8月の再演が楽しみです! そして、ぷかぷかのsosoさんも加わり…となれば"リンゴ追分"がお約束、だそうで♪ 年見さんがボーカルを取り、流れ出す音は何とも渋いBLUES! 音色の枯れ味、艶と影を併せ持つ年見さんの歌声と、sosoさんの情感たっぷりの語り。 ん−、このお店の雰囲気に似合いますねえ♪ 続いては、お客さんもみんなで一緒に!と"You are my Sunshine"を。 誰もが知っている、軽やかなメロディとリズムに揺れて、ステージとフロアに溢れる笑顔と拍手が温かかったです。 年見さん、sosoさんがステージから再び客席へと戻るのと入れ替わりに、今回が初合わせのキーボード、クミコさんが登場!
「須賀川バンドです!」と紹介しつつ、メンバーの皆さんとトークしていく諸岡さん。皆さん、ご近所なのだそうで「バンド名はNeighborsで」なんて仰ってましたね(笑) フルバンドでの1曲目は、小気味よく刻む"Love Me Tender"から。 手拍子に加えて、ばっちり愛を叫んだところで「もっと声をあげていきますよ!」と "Oh Yeah!"のCall&Resを重ねて"体より心が"。 入りのカウントに続く、Keyのいい感じの粗さが歌の雰囲気に似合っておりました。 諸岡さんは、少し走りそうになる音を歌で引き締めながらも熱量をどんどん上げていき、 フィンガーホイッスルにラストのシャウトまで一気に! そのまま音を繋いで、"忘れかけた空"への前振りからメンバーを1人ずつコールしてのソロへ。 歌い語りでは、昨夜のエピソード+謎の?ササカマササカマ〜♪のインプロが(笑) Call&Resを煽り、「Come On!」とフロアにカウントを振る諸岡さん。 それに応えるように、一斉に1・2…の声が上がって、そこから一気にイントロへ。 もちろん、ここは声も腕も上げまくりますとも! 最後はぐーーっと引っ張って、大きな拍手の中でライブ本編が終了となりました。 間髪を入れずに起こるアンコールに、バンドの皆さんが下がったステージには諸岡さんとGtのヒロさんの2人だけが残り、 「ヒロさんがスローハンドということで…この曲を」と、静かな音色で始まったのは"Wonderful Tonight"。
先ほどまでの熱さが、その熱を保ったままふわりと静まっていくさまと揺蕩う音色と歌声、柔らかな表情が何とも心地よかったです。 そして、桑名さんの曲を2人で、と"月のあかり"をこちらもしっとりと。 最後はヒロさんを拍手で送り、諸岡さんが1人ステージに座って 改めてのMCを挟んで"秘密基地"。 諸岡さんは歌いながら目を閉じ、想いに声を詰まらせる場面も。 一瞬の間を置いて起こった大きな拍手に、こちらも感無量でした…。 照れ隠しのように(?)笑顔を見せた諸岡さんのコールで、 年見さん、そして本日ご出演された皆さんがステージに。 ラストは、金尾よしろうさんの"My Friend"をフロアも加わって全員で! たくさんの歌と、繋がりと、縁と。 目に見えない、かけがえのない宝物の連なる一夜が、またひとつ。 諸岡さん、年見さん、そして同じ場に集った皆さま。今回も、最高の時間をありがとうございました! ←Back to Live Report Menu |