2年ぶりとなる札幌、今回は、来るたびにお世話になっている「どうぶつえん」での2Daysへ。 ただいまー!と扉を開けて、まずは初日、5月8日。
なかなか生で聴く機会のない、諸岡さん1人で弾き語りということで、開始前から(何ならフライト前から)わくわくドキドキで迎えた日。 ライトを落とした店内の一角に、アコギを手に座った諸岡さん。 サビのフレーズに"2年ぶりの…♪"と歌い語りの詞を即興で入れての "手紙"から、第一部のライブがスタート。 弾き語りならではの、音と声の間合いが混然一体となって溶けあう、 他では得難いこの空気が最高に気持ちいい…! そして、ひとりひとりに挨拶するようにアイコンタクトを交わし、 ライブハウスやステージとはまた違う、息遣いまで伝わってくるような このプライベートライブ感は、"どうぶつえん"ならではですね…♪ 柔らかな余韻のあとは、軽めのMCを挟んで"空"。 アカペラを思わせるほど抑えた音に、アコギのボディを叩く響きと まっすぐに伸びる声の広がりが曲に似合っていて、感慨もひとしお。 しっとりと2曲が続いた後は、手拍子を誘って"風の中のストーリー"。 歌いながら途中で立ち上がり、マイクをはずして生声で! まずはサビのひとことをフロアに振って、声が出始めたところで今度はまるっと1フレーズ♪ Call&Resともまた違う、こんなやり取りも弾き語りライブならでは! そして、MCで前回ここに来た時のことに触れながら、ゆっくりと音を奏でて"秘密基地"へ。
幾度となく聴く中で、その時、その時で色を変える…そんな印象のある曲なのですが、今夜はどこか温もりのある響きで、何だか内緒話を聞いているような感覚。 それは、やっぱりこの場所だから…でしょうか。 アコギの音色がふわりと引いて、少し短めのセットリストで第一部が終了。 歓談を挟みつつ、ほどなくしてスタートした第二部。 こちら"どうぶつえん"のしづ子ママさんが諸岡さんの隣に立ち、マイクを♪ フロアを巻き込んだトークで盛り上がったところで、諸岡さんのアコギに乗せて しづ子さんのボーカルで"酒と泪と男と女"。 声の深みと情感、そして歌っている時のしづ子さんの表情や仕草、何とも素敵なのです…。 今回は、2人でやる曲をあらかじめ決めていたそうなのですが…「俺、覚えてきた曲が違ってて」と諸岡さん(笑)
先ほど、リハの時にそれが判明して、そこから合わせた!という"ジョニイへの伝言"。因みに諸岡さんが準備してきていたのは"5番街のマリーへ"だそうで、 確かに"ジョニイへの伝言"とはストーリーの繋がっている相聞歌な2曲、ではあるのでした。 そしてここからは再び、諸岡さんのアコギ1本での弾き語りライブに。 まず歌われたのは、金尾よしろうさんの"風の中で立て"。 少し意外な選曲ではありましたが、弦をはじく音まで聴こえてくる「生」の揺らぎが格別! もう、いつもながら…と言いますか、いつにも増して声のかすれ具合が絶品。 そのまま渋めの音でスローに鳴らしつつ熱量を上げていく"Dead or Love"は、 原曲も華やか&重厚でカッコいいのですが、最近の弾き語りの感じがイイんですよねえ。 声はもちろん、ふっと見せる表情や視線までが語り出す刹那の呼吸感。 そんな贅沢な楽しみ方ができるのも、生ライブの醍醐味のひとつなのです…♪ "アンジェリーナ"に繋いだギターのフレーズ&音も印象的でしたが、 そこからの、どこかブルースな響きのエッジを効かせたアレンジが新鮮。 これ、初めて聴いたかも。 さてさてこれは予定の音なのか、それともこの場で生み出されたものだったのか。 1人での弾き語りならではの変幻自在、たっぷり堪能させていただきました。 その音の余韻から繋いだ"Heart to Heart"は、歌い出しから惹きこまれる声の深さ、響きの豊かさにうっとり。 バンドとはまた違う、ほんのひと息の間合いが本当に絶妙…! 当時よりさらに深みを帯びた声がことに際立って、聴くたびにココロが揺れるのですよ。 歌い終わりに、にっこりと笑顔を見せた諸岡さん。「愛を叫びましょう!」と曲調一転、"Love Me Tender"へ。
札幌でもすっかりお馴染みになった"あいしてる♪"もばっちり決まったところで、手拍子と笑顔が重なる中に、こちらも少し意外な選曲、"エール"を。 軽やかなリズムに加わる手拍子、最後に高く伸びる歌声がいい感じ。 再びの大きな拍手に、「札幌の2Daysができたのは、しづ子さんのおかげ」と 改めての感謝の言葉と、早くも次回は9月に!という嬉しい告知が。 いつかバンドを連れてきたい、と言っていたライブがいよいよ実現します♪ しづ子さんとのご縁は、桑名正博さんが繋いだもの。 第二部のラスト曲は、その桑名さんの名曲"月のあかり"。 カウンターに並ぶ「月のあかり」のボトル、そして壁一面を飾るたくさんの写真。 そんな、しづ子さんや皆さんの紡いだ桑名さんとの思い出に囲まれた中で歌われるこの曲は、いっそう感慨深く…。 大きな拍手は、そのままアンコールへ。 しづ子さんの「初めて聴いた時に涙した、あの歌を」の声に、前回のライブでのエピソードを交えたMCを挟んで"今"。 好きな人と、好きな時を…このフレーズに今の心情を重ね合わせて、じっくりと浸った幸せな時間。 あたたかな拍手に包まれて、初日のライブは終了となりました。 その後、しばし続いた懇親タイムでもExtraの1曲、"あの日"を佐世保弁Ver.の"あん日"で。 聴きながら、最初にこのVer.を歌ってくれたライブの後、桑名さんがBBS(時代…)に残していた言葉を思い起こしておりました。 そんな思い出も反芻しながら、ライブは第二夜へと続きます。 ←Back to Live Report Menu |