2023年12月23日
ZOHM DREAM DINER
(明大前)
MENU
(第一部)
Lovin'
体より心が
SIGNAL
Breezing Blue
Love Me Tender
(第二部)
アンジェリーナ
戻れない夏
Heart to Heart
素顔
マリアンヌ
ただひとつの嘘
忘れかけた空
秘密基地
(En)
ずっと

今回はこちら、ZOHM DREAM DINERが新生5周年!ということで開始前からいそいそと皆で飾り付け♪
千葉時代から数年ぶりに復活、そして早くも定番になりつつある"三人衆"。
諸岡さんを真ん中に、向かって左にTakさん、右に啓三さんのGolden Triangleでライブがスタートです。
幕開けの1曲は"Lovin'"。少しだけスローに抑えたテンポと、
Keyで奏でたイントロのギターフレーズが鮮やか!
サビに差しかかるあたりでひときわ熱量を上げた諸岡さんの歌声に、
みんなで「もっとー!」と声出しでレスポンス。
そこから続けての"体より心が"のアタマのギターもKeyが再現。
イントロからのCall&Resと、少し高めのベースで華やかさも倍増!
2コーラスに入る前の一節、ブラス音に変わったのが強烈に印象的で、
啓三さん、前回よりも音色の幅が格段に広がったような♪
そしてこの構成だと、ベースラインのうねりがよく聴こえて耳福耳福。
Takさんならではの音、堪能させていただきました。
続いては一転してしっとりと"SIGNAL"
そっと音に乗せるような、優しい響きの諸岡さんの声が気持ちいい。
今のところ未音源化で、ライブでしか聴けないこの曲。
しなやかなメロディもですが、詞が好きなんですよね…♪
MCでは、千葉時代のZOHMでの初ライブから9年になるのだそうで
また啓三さんと一緒にできて嬉しい…と、この3人では初となる"今"
優しくつぶやくような歌い出しと、そこに重なる柔らかなピアノ。
絞り込まれた手数の音が歌声をくっきりと浮かび上がらせ、
その響きの深さに思わず目を閉じて聴き入っておりました。
途中、ふわりと入ったストリングス系の音色がとっても綺麗で…。
音と声が重なった後に、一瞬の静寂のようなピアノだけで奏でるラスサビ。
そこで、マイクから少し離れた素の歌声に感涙。ほんと、いつもながらなんて声なのー!
余韻を味わうような拍手の後は、再びのMC。
先日、目標だった「年内にチャンネル登録1,000人」を達成したYouTubeの話題から、
カウントを入れての"Breezing Blue"
今回の啓三さん、前回よりも音色の展開が多彩で、ピッチベンドもいい感じに効いていて、音たちを耳で追うのが楽しい♪
この曲では、原曲の印象的な間奏のブラスセクションを見事に奏でてくださいました。
そこに入るベースライン、これがまた最高にイイんですよね。
艶やかな音の中で、時折フェイクを交えながらの伸びやかな歌声が素敵でした!
そして、先日の九州や札幌などなど、あちこちを回ったライブの話と、
そこでは色々な出会いがあって…と、曲は"Love Me Tender"へ。
大きな手拍子と、すっかりお馴染み?となったハートのハンドサインもばっちり決まって
あちこち笑顔がたっぷりで第一部が終了。

第二部は、またまた(?)仲間とこっそり仕込んだサプライズからスタート!
今月で5周年を迎えたZOHMと、いつも素敵なオーナーの純子さんへのお祝いを♪
諸岡さんの「5周年おめでとう!」のコールから、"夢の隣に"の1フレーズで
"〜の隣に…純子がいるから〜♪"とステージエリアに招き入れて、ご挨拶タイム。
ささやかながら、有志でご用意したお祝いをお渡しさせていただきましたー!
ご協力いただいた諸岡さん、Takさん、啓三さん、フロアの皆さま、ありがとうございました♪
そのまま純子さんも一緒に、"アンジェリーナ"でライブタイムに突入。
アップテンポな曲と純子さんの笑顔で盛り上がったところで、拍手を挟んで"戻れない夏"へ。
こんな風に色合いの異なる曲に繋がるとよくわかる、歌によって変わる声の表情をたどるのもライブならではの楽しみ。
"Heart to Heart"は、イントロを彩る鮮やかなエレピのラインと
しっとりとしたハーモニー強めのベースが綺麗で…。
アコギの弾き語りでも"聴かせる"曲ですが、やっぱり豊かに膨らむ感じ。
そして、サビの歌い上げの声、ぞくぞくするほど絶品でした…!
「次は、寒い歌を…」のMCに、まさか??と思ったら本当にまさかの"素顔"
ライブで聴くのはかなり久しぶり?
今の諸岡さんの声だからこそ、今歌うからこそ醸し出せる響き、その深みに涙。
歌終わりに「今だとちょうどいいかな…」と諸岡さん。
うん、聴きながら同じことを思っておりました。
同じ頃の歌、ということで"マリアンヌ"を少しだけ…と思わせてフルで♪
おそらく予定外のこの曲、Takさんが途中から音を合わせて、そしてサビをフロアに振って、とフリーな感じが楽しい!
そこから「これも今歌ったらちょうどいいんです」と言いながら、アコギで爪弾き始めたフレーズは"ただひとつの嘘"
Bluesyな雰囲気が意外にも?似合っていて、もともと大人っぽい原曲がさらにオトナに。
間奏のソロ、その前のサビで一音だけ入ったKey、そしてぴしりと絶妙に音の決まるベース。
"この手を離すから…"のところで、掠れながら伸びる声が切なくてもう><
そして、イントロからフロアへCall&Resを煽っての"忘れかけた空"には、
今日はいつにも増しての「強さ」を感じました。
高まった熱を少し静めるように、でもその奥にもっともっと熱を秘めた表情のMCは、
初めてのホールでのコンサート、佐世保のステージでのエピソードを話してくれました。
「夢を追っているけど、現実の中で生きている」「今を1つずつ大切に」…と"秘密基地"
ピアノ、ストリングス、そして間奏のギターパート…と、ここでも三面六臂な啓三さん。
呼吸まで聴こえるような静かな間合いと、ひとつひとつを語るように歌う声に聴き惚れつつ、
しっとりとした余韻をひいてライブ本編が終了。

そして、今日のアンコールの1曲は"ずっと"
こちらもしっとりと…と思いきや、途中でTakさんをハモらせようとするやり取りに笑い、
その後はフロアの全員が順番に振られて"ラララ…♪"のフルフレーズを1人ずつ歌う展開に。
声もピッチも個性いろいろ、それにつれてくるくると変わる諸岡さんの表情にもほっこり。
ZOHMならではのあったかい空気感に包まれて、本日のライブは終了。
クリスマスイブ前夜、ひとあし早いクリスマスプレゼントの一夜となりました。
いつも笑顔で、素敵な場を作ってくださる純子さん。
改めて、ZOHM5周年おめでとうございます!

そして、コロナ禍が一段落して、ライブが本格的に戻ってきた1年。
東名阪ツアー、2度の札幌、そして九州と各地を巡った2023年、今日がライブ納めです。
諸岡さん、メンバーの皆さま、そして各地で出会えたご縁に…ありがとうございました!


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