2023年10月28日
ZOHM DREAM DINER
(明大前)
MENU
(第一部)
あの日
体より心が
風の中のストーリー
Dead or Love
秘密基地
Breezing Blue
(第二部)
STORM RIDE
ROAD
アンジェリーナ
手紙
泣いてんじゃない
Love Me Tender
忘れかけた空
(En)
凹んでんじゃねえ

すっかりお馴染みとなりました、ここでしか聴けない見られない"ヒジケンリク"♪
ほぼオンタイムの幕開け早々、初めていらしたお客様が諸岡さんと同じ佐世保のご出身、ということで
いきなり予定外な「佐世保の曲を」と"あの日"を1コーラス。
…からのHand Crapを誘って、"体より心が"でスタート!
お互い視線を交わしながら、呼吸ぴったりのヒジリク親子。
途中に入る、ツインギターのユニゾンがとーってもカッコいいのです。
このメンバーだからなのか、ZOHMだからなのか、両方ともなのか。
"ヒジケンリク"の時の諸岡さん、いつも楽しそうなんですよねー♪
初手から一気に空気を塗りかえて、曲は"風の中のストーリー"へ。
貴重な?土方さんのコーラスに、アレンジも少し変わっていたような。
間奏でハモる2人のギター、そこからアコギ1本の音色で繋いで、
サビのフレーズはフロアみんなで声を♪
ほっこりと空気が和んだところで、MCはハロウィンな話題に。
仮装(??)してまーす!と、ロゴTシャツ着用のフロア後方の約3名、
楽しくタオルを振り回していたのでした(笑)

そして空気一閃、低め強めのアコギに重なる土方さんのリフ。
いつもと全く違うアレンジ、でもこれはアレだよな…と思ったら、やっぱり"Dead or Love"でした!
これまでも、そのたびに色々とアレンジが加わってきた"ヒジケン"ですが…ここまで化けますかー!!
かつて、ヒジケンVer.の"SHOUT"を初聴きした、さんがい亭。
あの時以来の衝撃かも。ん−、これカッコいい!
たっぷりのヒジカタ父のソロに、艶っぽさ全開の諸岡さんの声。
そしてDead or Love〜♪と伸ばした声の渋さといったら…!(絶句モノ)
ラストが原曲のフレーズだったのがまたまた最高。
そこでバシっと締まった感じで、こういう起承転結な展開、大好物です♪
何でも、今日のリハでこの形に変わったのだとか…いいもの聴けましたー!
続いては、MCからアルペジオを繋いでの"今"
アコギ1本の弾き語りで歌い出し、サビのあたりから2人の音が加わるのですが
先ほどとは打って変わった、澄みきった柔らかな音色と、曲ごとに彩りを変えていく諸岡さんの声。
空気の揺らぎと、そのかすかな振動。これはやっぱり、ライブならではの楽しみですね。
そして、「このアルバムを持って、九州に行ってきます」と"秘密基地"
まずはアコギだけでゆったりと、しっとりと。
途中から加わる2人のギター、それがラスサビ前に重なるハーモニーがあまりにも綺麗で…。
ツインギターの紡ぎ出す、贅沢な響きと深い余韻を存分に堪能させていただきました。
続いて始まったのは、これもアレンジの効いた"Breezing Blue"
ブラスセクションが印象的な原曲ですが、今日はとにかくアコギの音が映える!
1本の楽器で、これだけ豊かな世界が広がるものなんですね。
そして歌終わりのMCの合間に、ボトルネックを取り出した土方さん。
…ということは、次はあの曲ですね♪
スライドギターの音色がどこか郷愁を誘う、今日の"空"の色。
伸びやかな歌声と、アコギの音色の余韻の中で第一部が終了です。

第二部は、"ヒジケンリク"定番となってきた、父子2人でのステージタイムから♪
心なしか、お2人のMCも回を重ねるごとに滑らかになってこられたような…。
"STORM RIDE"そして"ROAD"のインスト2曲。
それぞれの音色や間合いの違いを聴き比べできる、なんとも贅沢で極上なひととき!
毎度、目も耳も足りなくて困るくらいです(笑)
今回も、たーっぷりと堪能させていただきました♪
そしてここで諸岡さんもステージへ。
ばーん!と"アンジェリーナ"から…あれ、何か入りがアヤシイ><
??と思っていたら、案の定、歌い出したところで一旦ストップしてリトライ。
たまには、こんなことも起こるんですねえ。
仕切り直しての間奏では、諸岡さんが「俺だけ!」と一声かけてアコギだけの演奏に。
そこに重なる土方さんのフレーズ、これがもう間合いも音も絶妙なカッコよさ。
諸岡さんも最高の笑顔で、ソロ回しでは「土方隆行、親ー!!」と叫んでおられました(笑)
アップテンポで畳みかけた後は、MCでクールダウンして"手紙"を。
硬すぎず柔らかすぎず、それでもしっかりとアコギの音が立っていて、
ハーモニクスな土方さんの音色と、弾いて響かせる理久音さんの音。
それぞれが重なった響きはすごく深くて、水の中を漂っているような気分に。
ただただ、ふわふわとその音にココロを委ねて浸っておりました。
そして、ラスサビで盛り上げたところで、ふっとアコギ1本に戻した時の声がもう…!
その声だけで、涙腺が潤んできたほどでした…。
続いての曲は「弾き語りするのに3年かかった」という"泣いてんじゃない"
おとしたテンポに、太く響かせるアコギの音。そして何より、諸岡さんの声の迫力がすごい…!
2コーラス目で、音を止めてアカペラのように歌った一節。
転調直前、トーンをぐっと落とした後の一瞬のブレイク。
そこから一気に重なってくる音と声の熱量と、
ラストの3人のユニゾン〜メインのリフに移ってピタリと静まる、その息をのむほどのタイミング。
これはバンドとも、弾き語りとも違う…"ヒジケンリク"ならでは!
続く"Love Me Tender"では、フロアへHand Crapを誘って。
諸岡さんが時々ひょいっと出すフィンガーハートと、フロアのハートのハンドサインが重なりあい、
いつもたくさんの笑顔が並ぶ、これもライブならではの楽しみがある1曲♪
そして本編ラストは"忘れかけた空"
メンバーコールからのソロ回しが入ったり、途中でアコギなしのバッキングだけになったり…と
変幻自在に形を変えつつ、一気に駆け抜けてアウトロへ。
そこで何やら怪訝な表情を浮かべる諸岡さん。聴いてて私もアレ??と思っていたのですが
どうやらコードが1人だけ違った…という、珍しいアクシデントがあったようで。
そんなこんなも吹き飛ばし、最後まで熱く盛り上げて、何とそのままアンコールに突入!
この流れも予定外だったようで(笑)「いくぞー!」と一声叫んだ諸岡さんに
土方さん父子が綺麗に2人揃って「ハイ!!」と答えていたのが最高でしたー♪
"Keep On!!"とフロアが声を上げれば、諸岡さんが土方さんにコールの無茶振り。
2度、3度…と歌ったところで、「…理久音もいける!?」と今度は理久音さんへ。
えー!!と笑いつつ、しっかりとハイトーンの"Keep On!!"を聴かせてくれました!

最後の最後まで熱を上げっぱなしの今夜の"ヒジケンリク"。
ひとくちTreatお配りしたものの、こんなTrickなら、いくらでも大歓迎!
今夜もありがとうございましたー!

さあ、次は大阪、そしていよいよ九州3days。それぞれの地で、どんなことが待っているでしょうか…♪

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