2022年11月12日
Johnny Angel
(小岩)
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1st Act
西田エリ
2nd Act
白石恭子

3rd Act
諸岡ケンジ
手紙

Love Me Tender
忘れかけた空
秘密基地

4th Act
伊丹哲也

Last Act
本田理沙

今回は、【ミュージック・キャンディー】と題されたイベントへ。
久しぶりのJohhny Angelは、多彩な出演者それぞれのファンの皆さんでほぼ満員!
同時にツイキャスでのプレミア配信も用意されていて、画面の向こうで応援されている方もたくさん♪
幕開けは西田エリさん、そして続いて白石恭子さん。
テンポよく、洋楽のカバーやオリジナル曲の数々を
迫力ある歌声と素敵な笑顔で届けてくださいました。

そしてメインアクト3人の先陣、諸岡さんの登場。
住吉中さんとベース&アコギ弾き語りという
ある意味、今回のアルバムの原点…な2人での構成。
1曲目は、少しスローに落とした"手紙"
それでなくとも、ただでさえ耳がいきがちなベースの音。
この編成だとシンプルに音が際立って、さらに気持ちいい♪
終盤の、微かなアコギだけで語りかけるような優しい歌声に
一気に惹きこまれました…。
先日の札幌もそうでしたが、複数の出演者がいるライブだと
それぞれがステージの上で世界観を創り出すのが分かる、という
ソロライブとはまた違った楽しみが味わえるのです。
MCでは、今回のイベントタイトル「ミュージック・キャンディー」の意味を話してくれました。なるほど。
そして、「コロナ禍の中、どうやって生きていくか…と、こんな歌を作りました」と"今"をアコギ1本で。
爪弾く音色に、諸岡さんの声。そこに重なる中さんの歌声もまた…(/_<。)
2コーラス目から加わる、ゆったりとしたベース。
途中、ぐーっと熱量を上げて、ラスサビでまたアコギだけに戻って。
…この緩急の呼吸と、長く余韻をひく歌声。いつもながらお見事!

歌終わり、ハープを装着しつつ、長崎の出身で…と話し出す諸岡さん。
東京に出てきた時のこと、その時の空と今の空がどれだけ違うんだろう?と。
ゆっくりとアコギを鳴らして、サビから入る初めてのアレンジ。
この時の声がですね、表現すると陳腐になってしまうけれど、本当に息をのむほど絶品で。
うわー、と聴き惚れたところに流れ出す、イントロのフレーズ…フレーズが…えらい長い?
そして焦ったように中さんに何やら話しかける諸岡さん。あ、もしかしてコレは。
「一度止めます!歌い出しの歌詞、忘れましたー!」と演奏がストップ。やっぱり><
あそこまで、まるっとぶっ飛ぶのはかなり珍しかったんじゃないでしょうか。
よりによってツイキャスで生配信のあるライブ(これまた珍しい)がある時に(笑
もちろん、しっかりきっちり仕切り直して、改めて"空"を。
いつもと立ち回りの違うイベント、こんなことが起こるのもライブならでは!
現地やツイキャスで参加された皆さまだけが、お2人の間合いや表情を含めてレアなものを目撃したということで…♪
ここまで3曲、すべて新アルバムからの選曲。
リリース告知の後、こちらも新アルバムから"Love Me Tender"
あ、今日はハンドサインのリーダーが会場にいない…ので1人で(笑
フロアではHand Clap、そして理沙さんのファンの皆さまたちが
ペンライトを振ってくださっていたのが今回のイベントならでは♪
アコギ&ベースの弾き語り、歌にストレートに想いが乗っているようで。
この感じがとってもこの曲に似合っていて、聴いてて気持ちよかった!
先日の音倉ではバンドサウンドで、そして今回はベース入りの弾き語りで。
それほど日を置かずに両方聴けたことで、それぞれの良さを実感!
そのまま音を繋いで、"忘れかけた空"のイントロに。
恒例の?歌い語りでは、ステージ横の大きなモニタに映し出されるツイキャスの画面から、リスナーの方のコメントを拾って
"佐世保の海を思い出す〜♪"の1フレーズからキメの音、そして歌へ。
このあたりの即座な対応は、ほぼ毎日のライブ配信の成果の1つかも?
今日のセットリストで唯一、前作 "Treasure"&"Estrange"からの1曲。
楽器2本とは思えないほどの熱さをはらんだ音と声、疾走感。
そして間奏のベースが最高に渋くてイロっぽくてカッコよかったー!
途中、Hand Clapをさらにあおって、あっという間にラストの1曲に。
CDとレコ発の告知から、先ほどとは打って変わってしっとりした音色で
新アルバムのタイトル曲、"秘密基地"を。
少し掠れたアコギの音色に、リバーブ深めの歌声。
抑えたトーンが、かえって広がりを強く感じさせてくれました…。
今日は、出演者が5人という長丁場のイベント。
いつものライブより短い時間ではあるけれど、ぎゅっと濃縮された諸岡さんの世界を聴かせていただきました。
普段は基本的にソロオンリーで、対バンライブはしない諸岡さん。
先日の札幌しかり、今回しかり、ジョイントやイベントはかえって新鮮♪
圧倒的な歌声で、カバー曲の数々はもちろんのこと、
やっぱりオリジナルの盛り上がりが特筆もの!だった伊丹さんのステージ。
そして、トークや動きの可愛さと、歌声の迫力のギャップにびっくり。
笑顔がとーーっても素敵な、初めましての本田理沙さん。
五人五色、多彩多様な音模様をたっぷり堪能させていただきました!
熱も冷めやらぬまま、お楽しみは明日のライブへと続きます♪


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