2022年10月16日
HOT TIME
(札幌)
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1st Stage
<長友じょうせい(infix)>
Winners Forever
2nd Stage
<諸岡ケンジ>
独り
Dead or Love
エール
秘密基地
3rd Stage
<シェリー>
(En)
Day Dream Believer
Cocoroの翼

長いコロナ禍も共存の道に進みつつあり…なのか、旅行支援も再開された2022年の秋。
先日の大阪遠征に続き、今度はヒコーキ乗って行ってきました北の街さっぽろ!
今回は、諸岡さん・シェリーさん、そしてゲストとして長友さんが加わっての3ステージ。
まずは長友さんの1st Stage ラスト曲の
"Winners Forever"にゲストボーカルで参加、
そのままの流れで諸岡さんの2nd Stageへ。
直前までのトークのトーンと、
アップテンポの曲でヒートアップした場内。
一瞬の暗転がその熱気をふっと冷まして、
改めて軽めのMCからライブがスタートです。
1人で、アコギ1本で…っていうのは何年ぶり?
(もしかしたら"ライブ"では初めてかも…)
幕開けの1曲、弾き語りでの"独り"。空気の色を一変させるような、その最初の一音。
まさかこの曲から来るとは…!
途中、ギター止めてアカペラで歌った1フレーズと、
深く強く伸ばされた最後の声に、1曲目から思わず涙><
余韻からハープの音色でつなげて、"Dead or Love"
北海道ならではの選曲、弾き語りで聴ける日が来るなんて…!
スローなテンポと、低めのアコギの音、ギターの胴を叩くリズム。
そして諸岡さんの声の艶が最高で、出色の1曲でしたー!
時折入れてくる崩しの緩急自在が、弾き語りならでは…ナマの醍醐味たっぷり♪
弾き切りのシメも渋くて、これだけでまた歌声に惚れ直しそうでした(*ノノ)
MCでは、「北海道限定のCMの曲で…だから歌おうと思って」とこの曲を選んだ理由を。
10月の北海道とは思えないほど、いいお天気で寒さを感じない今日。
今朝、見上げた空が真っ青だったのだそうで、色々な思いを込めて…と"空"を。
昨日のフライト前に見た空港での夕景や、機内から見えた赤と青のグラデーション、
そして今朝の空の蒼さを見ながら、今回のライブで聴きたい…と思っていた曲なのです。
弾き語りとは思えない強さと深さは、そんな想いをすべて包み込んでいくような音。
今日ここで、この歌を聴けたことの幸せをじんわり噛みしめておりました。

諸岡さんの口からは、昨夜の素敵な出会いのお話が。
長い時間を経て、遠く離れたこの地で、桑名さんが繋いだご縁。
色々な方、色々なものへの感謝の言葉から"今"へ。
静かに爪弾くアコギと、どこまでも優しく響く声。
…それにしても、どうして今日の歌声、こんなに艶っぽいんですか><
配信先行な今回のアルバムは、どこでも聴けるのが利点。
音源はかなり耳に馴染んできているのですが、ライブはやっぱり別物!!
そして"エール"は、今日唯一のオケ使用。
弾き語りVerも聴いてみたかったけれど、やっぱり音が入ると華やかです♪
もちろん、フロアからは大きなHand Clap!
もう、何度でも言っちゃう。今日の声、いつにも増して最高です!
Wow Wow♪のコールに拳を上げて…ほんと、一緒に声が出せないのが残念><
誰もが盛り上がってしまう応援歌ですが、「君の証」という一節に万感なナカノヒト。
時折抱く一抹の寂寥感を埋めてくれる、短いけれど私にとっては"秘密基地"のような一言。
今日もしっかりと力をいただきました!

そしてラストは「今日も自分の中で、大切な宝物になる…」と"秘密基地"
アコギとハープでのイントロ、そして歌い出す直前に、ふっと視線が遠くへ。
ここにいる人にも、いない人にも、もうこちらにはいなくなってしまった人たちにも。
柔らかなギターの音色に乗せた声が、そんなひとりひとりに語りかけているようで…。
何だかヒヅさんを思い出したのは、命日に一緒に空を飛んだからでしょうか。
終盤近く、「〜宝物」の前に入った一瞬のブレイクに、緩んでいた涙腺がさらに><
曲数も時間も限られる中、この6曲で見事に創り出された諸岡さんの「世界」。
凝縮された宝物のような時間でした…。

ここでシェリーさんを呼び入れて、そのままライブは3ステージ目へ。
諸岡さんは"私は泣いています"(りりィ)/"恋"(松山千春)/"愛燦燦"(美空ひばり)の3曲に
ギターとハープ、そしてコーラスで参加した後にステージから退場。
最後は、アンコールに応えて再び長友さん・諸岡さんがステージへ。
シェリーさん、明日がお誕生日!ということで、お祝いのサプライズ。
長友さんのオカリナと諸岡さんのコールで、Happy Birthdayを♪
(どうやら、長友さんもこのサプライズはご存知なかったそうで…(笑))
そしてその後、先日がお誕生日だった長友さんにもサプライズ!
有志の方々が、お2人のイラストの入ったケーキをご用意されていました。
諸岡さん以外には内緒で…ということで、お2人とも驚きつつも素敵な笑顔。
シェリーさん、ケーキを持ってフロアを回ってくださいました♪

そして、3人揃ってのアンコールは"Day Dream Believer"
「夢を見ましょう!」の一言、素敵でした…。
ラストはやっぱりこの曲、"Cocoroの翼"…クロコの再演ですね♪
シェリーさんが手話を、そして長友さんと諸岡さんが歌い繋ぐ"Cocoroの翼"で
フロアの笑顔も最高潮となる中、本日のライブが終了。


普段、ほとんど対バンのない諸岡さん。
それぞれがたった1つの世界観を創り出し、そしてそれぞれが合わさってまた新しい世界が生まれる。
そんな稀有な場に身を置くことができたこと、そしてたくさんの出会いに感謝です…♪
また、この地に来ることができますように…。


蛇足:北海道のゴハンはやっぱり美味しかったー!!

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