長いコロナ禍も共存の道に進みつつあり…なのか、旅行支援も再開された2022年の秋。 先日の大阪遠征に続き、今度はヒコーキ乗って行ってきました北の街さっぽろ! 今回は、諸岡さん・シェリーさん、そしてゲストとして長友さんが加わっての3ステージ。 まずは長友さんの1st Stage ラスト曲の "Winners Forever"にゲストボーカルで参加、 そのままの流れで諸岡さんの2nd Stageへ。 直前までのトークのトーンと、 アップテンポの曲でヒートアップした場内。 一瞬の暗転がその熱気をふっと冷まして、 改めて軽めのMCからライブがスタートです。 1人で、アコギ1本で…っていうのは何年ぶり? (もしかしたら"ライブ"では初めてかも…) 幕開けの1曲、弾き語りでの"独り"。空気の色を一変させるような、その最初の一音。 まさかこの曲から来るとは…! 途中、ギター止めてアカペラで歌った1フレーズと、 深く強く伸ばされた最後の声に、1曲目から思わず涙>< 余韻からハープの音色でつなげて、"Dead or Love"。 北海道ならではの選曲、弾き語りで聴ける日が来るなんて…! スローなテンポと、低めのアコギの音、ギターの胴を叩くリズム。 そして諸岡さんの声の艶が最高で、出色の1曲でしたー! 時折入れてくる崩しの緩急自在が、弾き語りならでは…ナマの醍醐味たっぷり♪ 弾き切りのシメも渋くて、これだけでまた歌声に惚れ直しそうでした(*ノノ) MCでは、「北海道限定のCMの曲で…だから歌おうと思って」とこの曲を選んだ理由を。 10月の北海道とは思えないほど、いいお天気で寒さを感じない今日。 今朝、見上げた空が真っ青だったのだそうで、色々な思いを込めて…と"空"を。 昨日のフライト前に見た空港での夕景や、機内から見えた赤と青のグラデーション、 そして今朝の空の蒼さを見ながら、今回のライブで聴きたい…と思っていた曲なのです。 弾き語りとは思えない強さと深さは、そんな想いをすべて包み込んでいくような音。 今日ここで、この歌を聴けたことの幸せをじんわり噛みしめておりました。 諸岡さんの口からは、昨夜の素敵な出会いのお話が。 長い時間を経て、遠く離れたこの地で、桑名さんが繋いだご縁。 色々な方、色々なものへの感謝の言葉から"今"へ。 静かに爪弾くアコギと、どこまでも優しく響く声。 …それにしても、どうして今日の歌声、こんなに艶っぽいんですか>< 配信先行な今回のアルバムは、どこでも聴けるのが利点。 音源はかなり耳に馴染んできているのですが、ライブはやっぱり別物!! そして"エール"は、今日唯一のオケ使用。 弾き語りVerも聴いてみたかったけれど、やっぱり音が入ると華やかです♪ もちろん、フロアからは大きなHand Clap! もう、何度でも言っちゃう。今日の声、いつにも増して最高です! Wow Wow♪のコールに拳を上げて…ほんと、一緒に声が出せないのが残念>< 誰もが盛り上がってしまう応援歌ですが、「君の証」という一節に万感なナカノヒト。 時折抱く一抹の寂寥感を埋めてくれる、短いけれど私にとっては"秘密基地"のような一言。 今日もしっかりと力をいただきました! そしてラストは「今日も自分の中で、大切な宝物になる…」と"秘密基地"。 アコギとハープでのイントロ、そして歌い出す直前に、ふっと視線が遠くへ。 ここにいる人にも、いない人にも、もうこちらにはいなくなってしまった人たちにも。 柔らかなギターの音色に乗せた声が、そんなひとりひとりに語りかけているようで…。 何だかヒヅさんを思い出したのは、命日に一緒に空を飛んだからでしょうか。 終盤近く、「〜宝物」の前に入った一瞬のブレイクに、緩んでいた涙腺がさらに>< 曲数も時間も限られる中、この6曲で見事に創り出された諸岡さんの「世界」。 凝縮された宝物のような時間でした…。 ここでシェリーさんを呼び入れて、そのままライブは3ステージ目へ。 諸岡さんは"私は泣いています"(りりィ)/"恋"(松山千春)/"愛燦燦"(美空ひばり)の3曲に ギターとハープ、そしてコーラスで参加した後にステージから退場。 最後は、アンコールに応えて再び長友さん・諸岡さんがステージへ。 シェリーさん、明日がお誕生日!ということで、お祝いのサプライズ。 長友さんのオカリナと諸岡さんのコールで、Happy Birthdayを♪ (どうやら、長友さんもこのサプライズはご存知なかったそうで…(笑)) そしてその後、先日がお誕生日だった長友さんにもサプライズ! 有志の方々が、お2人のイラストの入ったケーキをご用意されていました。 諸岡さん以外には内緒で…ということで、お2人とも驚きつつも素敵な笑顔。 シェリーさん、ケーキを持ってフロアを回ってくださいました♪ そして、3人揃ってのアンコールは"Day Dream Believer"! 「夢を見ましょう!」の一言、素敵でした…。 ラストはやっぱりこの曲、"Cocoroの翼"…クロコの再演ですね♪ シェリーさんが手話を、そして長友さんと諸岡さんが歌い繋ぐ"Cocoroの翼"で フロアの笑顔も最高潮となる中、本日のライブが終了。 普段、ほとんど対バンのない諸岡さん。 それぞれがたった1つの世界観を創り出し、そしてそれぞれが合わさってまた新しい世界が生まれる。 そんな稀有な場に身を置くことができたこと、そしてたくさんの出会いに感謝です…♪ また、この地に来ることができますように…。 蛇足:北海道のゴハンはやっぱり美味しかったー!! ←Back to Live Report Menu |