2022年8月26日
Com.Cafe音倉
(下北沢)
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(第一部)
-Estrange-
Lovin'
風の中のストーリー
ずっと
さよならを消せなくて
Cocoroの翼
忘れかけた空
(第二部)
-秘密基地-
手紙
Love Me Tender
Endless Road
秘密基地
(En)
エール

「次のライブは、生のグランドピアノがある所でマンスリー!」
諸岡さんのそんな一言と、初めましての組み合わせ。
加えて、製作中のアルバム"秘密基地"からの曲もお披露目ということで、いつも以上に期待わくわくの本日。
下北沢の駅からすぐの、Com.Cafe音倉さんに初めて行ってまいりました。

メンバーは、6月のZOHM DREAM DINERにも登場されたベースの住吉中さん、ピアノに牧野信博さん。
そしてステージに鎮座するグランドピアノ。
客電が落ちてライトが当たると、何とも素敵な空気感に…♪
第一部-Estrange-、まずは"Lovin'"でライブがスタート。
スローに流れ出すアコギの音に、響き渡る諸岡さんの歌声。
底を支えるベースと、挟まれるピアノの音色が最高に気持ちいい><
音数はそれほど多くないのに、響きがとっても深くて豊か…。
少し乾いたアコギの鳴りが効いてて、1曲目から世界観たっぷり!
続く"風の中のストーリー"は、ピアノに乗せた短いMCから。
ライブやCDで何度も聴いている1曲ですが…違う曲みたい。

「秘密基地、開演です」
諸岡さんの言葉と、そこからのカウントで少しテンプアップ。
それでもいつもより、少しゆったりと流れる音と歌声に、
ステージ背後のブルーのライトがよく似合っておりました。
音もさることながら、このステージって色が綺麗!
最後に響いた低いピアノの音、何とも言えず素敵でした…♪

曲終わりの拍手の中、さらりとメンバーの紹介を挟んで、"ずっと"へ。
ピアノとアコギだけの歌い出しに、重なってくる細やかなベースの音がさらに歌を引き立てていく感じ。
この感じ…言葉でうまく表現できないけれど、
バラードに似合う音たち…とでも言えばいいのでしょうか。
ネックに指を滑らせる音まで、歌の空気にピタリと合っていて。
こういうのがあるから、ライブはやめられないのです><
そしてホリゾントの赤と、ライトのブルーに染まって
まるでモノクロのフィルムのようにも見えるステージ。
曲は今日一番の予想外だった、"さよならを消せなくて"
まさか、生ピアノでこの歌が聴ける日が来るとはー!
ラストに響いた、"I Miss You…♪"の一声の余韻、絶品でした…。

今日はあまりしゃべらないつもりだったんだけど、と前置きしてのMC。
平均年齢が60歳を超えるステージは初めて、なんて話題から、
第2部では新しいアルバムの曲をやります、と。
新曲たち、すでにここまでに2年かかっているのだそうで…。
そして、ライブでもお馴染みになってきた"Cocoroの翼"から
拍手がいつしかHand Clapに変わり、"忘れかけた空"へ。
イントロでの中さんのソロ、そして牧野さんのソロ。
牧野さん、ソロの前に立ち上がって一礼…の仕草が可愛らしい♪(失礼)
少し遅めのテンポ、激しくも大きくもない音なのに、ものすごい熱量。
諸岡さんの声も一音ごとに熱と艶を増していくような。
ライブでも定番の1曲ではあるのですが、今日のコレは出色ー!!!
それぞれの音と諸岡さんの声が共鳴しあって、最大限に活きている感じ。
もっともっと!とフェイクする諸岡さん。熱を増す音の力に圧倒されて、渦の中にいるような感覚でした><
そんな熱を場に篭らせたまま、第一部が終了。

しばしの休憩を挟んで、客電が静かに落ち…第二部-秘密基地-が開幕。
暗い中、牧野さんだけがピアノの前へ。そして、指先から紡ぎ出されたソロ…何て繊細な音。
どこまでも綺麗で、でもどこか刹那的な響き。
そこに、諸岡さんがまるでアカペラのように静かに歌い出した"今"
1つ1つをかみしめるように、言葉を丁寧に音に乗せていく、わずかに掠れた声。
そんな諸岡さんの歌声と、おさえた音色たちに思わず涙…。
特に印象的だったのは、"生きて…"の1フレーズ。語尾の声の抜けだけで切なくなるほど。
空気の揺らぎ、かすかな表情の動き。やっぱり、これも生ならではの醍醐味です…。
続いての"手紙"では「歌で手紙を皆さんにお届けします」と。
今回の新曲たちの中でも、特にメロディと詞から情景が映像で浮かんでくる1曲なのです。
音と声の重なり具合が気持ちよくて、とっても優しい響き。
こちらの音倉さん、フロアのどこに立っても
音のバランスがよくて、とーっても聴きやすいんですよね。
秘密基地、というアルバムの門出を…とアコギを爪弾き、
これもライブ初お披露目となる"Love Me Tender"
先行して配信で聴いていたのですが、化けましたねー!
Hand Clapを誘われたフロアからは、アドリブで可愛いハンドサインも♪
歌終わりには、「俺、この歌スキなの!」と満面の笑顔でリフレインする諸岡さん。
"愛してる♪"のハートのハンドサイン、定番にしましょうか(笑)
製作中のアルバムは10曲の構成となるのだそうで、9曲まで出揃ったところで
10曲目、どうしよう…と紆余曲折がいろいろの結果、生まれてきた曲を…と"空"
"手紙"が情景が浮かんでくる歌だとしたら、
こちらは"歌の世界が見える"…とでも言いましょうか。
今、ここにいる場所を透きぬけていくような。
そして、「一生、音楽をやる。終わらない!」と
タイトルコールからの"Endless Road"
初めてこの曲をライブで聴いたのは、もう20年近く前。ぶわーっと思い出があれこれと><
こんなにスローなのに、こんなに強い曲でしたっけ。声の力がすごい。
そしてラスサビ前に入った、ベースの1フレーズが最高でした…!

少しクールダウンするように、優しいピアノの音色に乗せたMC。
諸岡さんが、「一生懸命」という言葉を繰り返し口にされていたのが印象的でした。
ラストの1曲は、アルバムのタイトル曲となる"秘密基地"
ピアノだけで入る歌い出しに、どこか遠くを見つめるような諸岡さんの表情。
先日のライブでいただいたCDに入っていた1曲ですが、それともまた全然違う。
ゆっくりと、指先があたたかくなって、気づけば涙腺もゆるんでいて。
最後の音がひいた余韻の中で、深い息をひとつ。

間髪を入れずに起こるアンコールに応えて登場した諸岡さん、フロアを回りながら1人1人にプレゼントのCDを手渡し♪
アンコールはみんなへの応援歌、"エール"
まだ声を合わせることはできないけれど、自然に拳の上がるフロア。
新しい始まりの夜。
素敵な音をたっぷり聴かせていただきました。ありがとうございました♪

秘密基地、ここから開幕です!


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