'86.6.21に"マリアンヌ"でデビュー、の諸岡さん。 今年で30th、本日は29年目最後のLiveということで「行かねば!」と思い立ち。 私としては初川口&初SHOCK ON&初KELLYさん、のハツモノ尽くしでございました。 そして結論:行ってよかったヽ(゜∀゜)ノ ・・・と、これで終わるわけにはいかないので(笑) このお店、縦になが〜くて、席がステージと垂直線(・・。)ゞというつくり。 見えにくいっちゃー見えにくいけど、音に集中できるっちゃーできる、うん。などと思いつつの開演待ち。 本日のメンバーの皆さま。 せっかくなので(?)称号付き! 【超絶Guitar】Kelly SIMONZ 【絶倫Bass】Tak斉藤 【絶望Drum】岡本郭男 【絶品Keyboard】河野啓三 そして【絶唱Vocal】諸岡ケンジ、と。 えーと、これで合ってたかな(笑) まずは諸岡さん以外の4人が登場。 ブルーの光の中、演奏がスタート・・・うわ、音圧すご。 鋭い響きに置いていかれそう。 ココロ構えが甘すぎた><と思わず背筋を伸ばしたところで諸岡さんがステージへ。 1曲めから"体より心が"で来ますか! 今日はこーいう感じなのね、と(いい意味で)覚悟してみたり。 とにかく音が前に前にと出てくる感じ。 続く"ルビコンの橋"は、勢いは変わらずに渋さが倍増。 何かね、この曲最初に聴いた時のことを思い出しました。確か初お披露目はRoma Cafeで、だったかな? それにしても音が重い。これだけの厚さあるなら、ホールで聴いてみたいかも。 そして最初のMC。 「29年目の最後のLiveなので・・・」と、今日は真面目だヽ(゜∀゜)ノ と思ったら(失礼な)・・・そうでもなかった(もっと失礼な) "風の中のストーリー"は、出だしだけ少しアレンジ違い?ゆったり&ゆっくりめ、に聴こえたり。 Takさんのベースが柔らかく響いて気持ちいい。 アコースティックでもバンド編成でも、Liveの定番曲になりましたねコレ♪ その時々で色んな表情があって、いつも楽しみな1曲なのです。 ここで諸岡さん、アコギを手放してMC開始。 ひたすらTakさんをいじり倒・・・せてない。むしろ返り討ち。いつもだけど。 Kellyさんはギターを持ち替えつつ、絶妙な合いの手というかツッコミというか。 今日のカケアイ漫才・・・もといMCのアイカタはこの方になるのでしょうか(笑) そして、↑にも書いた謎の称号はココで出現。 超絶から始まり、絶倫で絶望(謎)と続き、どこまで行くかなーと思ったら 絶品Key、で見事に落としておられ。 滑りまくるのはまあいつものこととして、ナニがあった一体。 そしてハンドマイクのまま、「冬の歌を」と前置きして"素顔" 河野さんの柔らかいピアノに、Takさんの深いベース。 さっきまでの空気はいずこへやら、あっという間に場を作り出す音の力はさすが。原曲のアレンジに結構忠実だったような? この曲の、サビに向かっての諸岡さんの歌い上げ方が大好き。何度聴いてもいい曲だ〜♪ デビューアルバムの中の1曲ですが、むしろ今の声での方が好きかも。 再びアコギを抱え、MCを交えてブリリアのCM曲からの"Pictures Us〜♪"と大京観光のCMを1フレーズ。 途中からさりげなく音を合わせるKellyさん。そのまま、「河合塾のCMで・・・」と"Heart to Heart"。 歌が始まると、バックの音がすっと下がって河野さんのピアノがメインに。 歌が進んでいって、また一気に音が重なってくるのが圧巻!岡本さんの音の盛り上がり方がすごい。 諸岡さんは抱えてたアコギに手だけ添えて歌っていて、その姿が何だか曲にとってもハマってて。 この曲のレコーディングは岡本さんだったそうで、MCで話題にされておりましたが・・・流れがあちこち飛ぶいつもの光景。 うん、諸岡さんの話にオチを求めてはいけない(・・。)ゞ 絶シリーズ、諸岡さんには河野さんにより【絶唱】という称号が捧げられたそうで、 「絶唱するから、シャウトするから"SHOUT"をやるぞ!」って ・・・それを言うなら【絶唱】じゃなくて【絶叫】じゃないの?(笑) 勢いのあるこの曲、今日のフル構成にすごい合う♪ 途中のメンバーソロでは、諸岡さんが客席に降りて見ておられました。楽しそう! 「同じ時間を過ごさせていただいて、ありがとうございます!」と締めた諸岡さん。 最後の曲は、あえての"Desperado"。これもピアノがとってもきれい。 コーラス・・・と思いきや、途中KellyさんがVocalを取り。諸岡さんのコーラスパートって初めて聴くかも? 諸岡さんと入れ替わりつつ、のボーカルワーク、何だか新鮮。 最後はしっとりと音が引いて、第一部が終了。 第二部は、いきなり"One,Two!"カウントからの"With"でスタート。 何故か聴いててぐるぐると色んなLiveを思い出してしまって、 Hand Crapするのも忘れてた(・・。)ゞ そして曲調が一気に変わり、諸岡さんがアコギをしゃらん、と鳴らし "Lovin'"へ。最初のドラムが入るとこ、好きなんですよねー♪ イントロ、フロント3人が中央に並んでて壮観でしたヽ(゜∀゜)ノ そして間奏でKeyがうねるうねる。怒涛の音、でも耳に障らない。 響きは柔らかいのに、ドラムにもギターにも負けてない! こーいうのがLiveの醍醐味、なんですよねー。幸せ。 MCが始まると、相変わらずのカケアイが続き。 内容はともかく(←)なんで河島英五なんだろう(笑) 前回は吉幾三だったけどさ(・・。)ゞ 酒と女と・・・をひとくさり歌い、お酒のCMもやっていて・・・とRDのキリンビールverとか「夢の隣に」とか。久々に聴いたな〜♪ でもどーしていきなり客席との乾杯のご発声が始まっちゃうかな(笑) そしてどーしてさらっとBGMでクラシック(ちゃんとヴェルディのアレだったし)弾けちゃうかな河野さん(笑) 二部でも「絶シリーズ」の話題をひとしきり引っ張りつつ、しっかりと場を戻して"Moonlight Surprise"。 ステージが若干見えづらい位置だからなのか、音の力が強いからなのか、今日は気が付くと浸ってるなぁ。 この時は、25thのLiveのこと思い出しておりました。もうあれから5年経つんですねー。 MCでは、昔のホールコンサートでのことなどを色々コマゴマと。 やっぱり、歌もMCもサポート(?)がいると、倍増しますねえ、いろんな意味で(笑) 「ずっと、これからも、同じ時間を過ごしていけることを願ってこの曲を・・・」と"ずっと"。 いつもと少しだけ違うイントロの音。 河野さんの音に添うように諸岡さんの声が重なる。 そして、途中でフルの音。それだけで曲の表情が変わる・・・のが見えるよう。 何だろう。泣きすぎない音?今まで聴いたことのない空気感が面白い。 恒例のコーラスでは、「みんなの声が小さい!」とKellyさんに振ったら思い切りフェイク! 今日はアリーナも3階席もなく、男性だけ→女性だけ→混声合唱!さんはい♪ 続くMCでは、この曲のアレンジが・・・という話題からKellyさんの【超絶!】ソロへ。 客席に降りて、えらい楽しそうに それを見てる諸岡さん。 なぜかそれについてくるTakさん(笑) ソロのフレーズは、そのまま普通に "アンジェリーナ"のイントロに繋がり、 笑いながらステージに戻っていくお2人♪ うん、ほんとに楽しそうヽ(゜∀゜)ノ で こっちも何だかHappyになってきたり! 間奏で、Takさんがベース持ったまま、いきなり客席後方まで走っていったけどナニがあったんだろう(笑) 「CDにしていない曲を今日もいっぱいやってます。そのうちCDにするのでよろしくお願いします!」と諸岡さん。 その後に、「やっぱり歌っている時が一番いいな!生きてるって感じする!」って言った時の表情が強烈に印象に残っております。 いろんな諸岡さんをひっくるめて好きだけど、そうだね。やっぱり歌ってる時が一番好きかも。(今更ですが) そして、河野さんのピアノを前面に出しつつ、1人ずつメンバー紹介〜ソロへ。 岡本さんを紹介する時、「【絶望】じゃなくて・・・【絶対】必要なドラム!」と。上手いヽ(゜∀゜)ノ 始まったのは、フェイクからのカウントで入る"忘れかけた空" あ、確かに【絶唱】かも・・・と思うような声。いつも思うけど、どこからこんな「強い」声が出るんだろう。 さっきの「声」と「音」の余韻がまだ残る中、ラストは"Endress Road"。 実は、個人的に「30thのテーマだったらコレだなー」と思ってた曲。 まさか本編ラストにこれ聴けるとは♪ 途中でも頂点でもなくて、Endressなんですね。 深い音の余韻の中、メンバーが退場し・・・そしてアンコール。 諸岡さんだけがステージに戻ってブルースハープを取り出し 桑名さんの作ってくれた曲を・・・と"あの日"を歌ってくれました。 歌い終わりに、1人ずつメンバーをステージへ呼び入れていったんですが 曲に合わせて少しだけ鳴らされたベースの音が沁みました・・・。 諸岡さんは再びアコギをハンドマイクに持ち替え、最後の一曲は"Eternity"。 ピアノで入り、サビからバンドの音。 一瞬、ホールコンサートのような錯覚・・・というか既視感。 「次は30年目に会いましょう!」 そんな一言で終わった本日のLive。 29年目の終わり。そして30年目。 いつまでも、これからも、次の音を楽しみにしてます! ←Back to Live Report Menu |